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リザーブ容量の拡張

リザーブ容量(ストレージ オブジェクト上のコピー サービス処理に使用される物理的に割り当てられた容量)を拡張できます。Snapshot処理の場合は、通常はベース ボリュームの40%、非同期ミラーリング処理の場合は、通常はベース ボリュームの20%です。一般的には、ストレージ オブジェクトのリザーブ容量がフルに近付いているという警告が表示されたときに、リザーブ容量を拡張します。

始める前に

  • プールまたはボリューム・グループ内のボリュームは、「最適」の状態になっている必要があります。いかなる変更状態であってもなりません。
  • 容量を増やすために使用するプールまたはボリューム・グループ内に空き容量が必要です。

    どのプールまたはボリューム・グループにも空き容量がない場合、未使用ドライブの形式で未割り当て容量をプールまたはボリューム・グループに追加できます。

このタスクについて

次のストレージ オブジェクトの場合、リザーブ容量は8GiB単位でのみ拡張できます。

  • Snapshot グループ
  • Snapshotボリューム
  • 整合性グループ メンバー ボリューム
  • ミラー ペア ボリューム

プライマリ ボリュームで多数の変更が見込まれる場合や、特定のコピー サービス処理のライフサイクルが非常に長くなる場合は、リザーブ容量の割合を高くします。

読み取り専用スナップショット・ボリュームの予約済み容量を増やすことはできません。読み取り/書き込みが行われるスナップショット・ボリュームにのみ予約済み容量が必要です。
  1. ストレージ > プールとボリューム・グループの順に選択します。
  2. [リザーブ容量]タブを選択します。
  3. リザーブ容量を拡張するストレージ オブジェクトを選択し、[容量の拡張]をクリックします。
    [リザーブ容量の拡張]ダイアログ ボックスが表示されます。
  4. スピン ボックスを使用して容量の割合を調整します。

    選択したストレージ オブジェクトが含まれているプールまたはボリューム グループ上に空き容量が存在せず、ストレージ アレイに未割り当ての容量がある場合は、新しいプールまたはボリューム グループを作成できます。その後、そのプールまたはボリューム グループ上の新しい空き容量を使用して、この処理を再試行できます。

  5. [拡張]をクリックします。

System Managerは次の処理を実行します。

  • ストレージ オブジェクトのリザーブ容量を拡張します。
  • 新たに追加したリザーブ容量を表示します。