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ストレージ アレイの構成の保存

ストレージ アレイの構成情報をスクリプト ファイルに保存すると、追加のストレージ アレイをセットアップするための時間を同じ構成を使用することで節約できます。

始める前に

論理構成の設定を変更する処理がストレージ アレイで行われていないことを確認してください。このような処理の例としては、ボリュームの作成または削除、コントローラ ファームウェアのダウンロード、ホット スペア ドライブの割り当てまたは変更、ボリューム グループへの容量(ドライブ)の追加などがあります。

このタスクについて

ストレージ アレイの構成を保存すると、ストレージ アレイの設定、ボリュームの構成、ホストの構成、またはストレージ アレイに対するホストとボリュームの割り当てを含むコマンドライン インターフェイス(CLI)スクリプトが生成されます。生成されたこのCLIスクリプトを使用して、ハードウェア構成がまったく同じ別のストレージ アレイに構成をレプリケートできます。

ただし、ディザスタ リカバリにはこのCLIスクリプトを使用しないでください。システムを復元するには、代わりに、手動で作成する構成データベースのバックアップ・ファイルを使用するか、テクニカル・サポートに問い合わせて最新の自動サポート・データからこのデータを取得してください。

この処理では以下の設定は保存されません。 

  • バッテリの寿命

  • コントローラの時刻

  • 不揮発性静的ランダム アクセス メモリ(NVSRAM)の設定

  • すべてのプレミアム機能

  • ストレージ アレイのパスワード

  • ハードウェア コンポーネントの動作ステータスおよび状態

  • ボリューム グループの動作ステータス(最適を除く)および状態

  • ミラーリング、ボリューム コピーなどのコピー サービス

重要
アプリケーション エラーのリスク - 論理構成の設定を変更する処理をストレージ アレイで実行中の場合は、このオプションを使用しないでください。このような処理の例としては、ボリュームの作成または削除、コントローラ ファームウェアのダウンロード、ホット スペア ドライブの割り当てまたは変更、ボリューム グループへの容量(ドライブ)の追加などがあります。
  1. 設定 > システムの順に選択します。
  2. [ストレージ アレイ構成の保存]を選択します。
  3. 保存する構成の項目を選択します。
    • ストレージ アレイ設定
    • ボリューム構成
    • ホスト構成
    • ホスト / ボリューム間の割り当て

    [ホスト / ボリューム間の割り当て]項目を選択すると、[ボリューム構成]項目と[ホスト構成]項目もデフォルトで選択されます。[ボリューム構成][ホスト構成]を保存せずに[ホスト / ボリューム間の割り当て]を保存することはできません。
  4. [保存]をクリックします。

    ブラウザーのダウンロード・フォルダーに storage-array-configuration.cfg という名前でファイルが保存されます。

完了後

保存したストレージ・アレイ構成を別のストレージ・アレイにロードするには、.cfg ファイルを適用する -f オプションを指定して ThinkSystem SAN OS コマンド・ライン・インターフェース (SMcli) を使用します。

SAN Manager インターフェースを使用して他のストレージ・アレイにストレージ・アレイ構成をロードすることもできます (「管理」 > 「設定のインポート」を選択します)。