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ミラー整合性グループの通信のテスト

通信リンクをテストして、ミラー整合性グループに関連付けられているローカル ストレージ アレイとリモート ストレージ アレイ間の通信に関する潜在的な問題を診断できます。

始める前に

テスト対象のミラー整合性グループがローカル ストレージ アレイとリモート ストレージ アレイ上に存在する必要があります。

このタスクについて

次の4つのテストを実行できます。

  • 接続 – 2つのコントローラに通信パスがあることを確認します。接続テストでは、ストレージ アレイ間でメッセージを送信して、リモート ストレージ アレイに対応するミラー整合性グループが存在するかどうかを検証します。また、リモート ストレージ アレイ上のミラー整合性グループ メンバー ボリュームがローカル ストレージ アレイ上のミラー整合性グループ メンバー ボリュームと一致するかどうかも検証します。
  • レイテンシ – SCSIテスト ユニット コマンドを、ミラー整合性グループに関連付けられているリモート ストレージ アレイ上の各ミラー ボリュームに送信して、最小、平均、最大のレイテンシをテストします。
  • 帯域幅 – 2つのアレイ間メッセージをリモート ストレージ アレイに送信して、最小、平均、最大の帯域幅およびテストを実行しているアレイ上のポートのネゴシエーションのリンク速度をテストします。
  • ポート接続 – ローカル ストレージ アレイでのミラーリングに使用されているポートおよびリモート ストレージ アレイでミラーリングされたデータを受信するポートが表示されます。
  1. ストレージ > 非同期ミラーリングの順に選択します。
  2. [ミラー整合性グループ]タブを選択し、テストするミラー整合性グループを選択します。
  3. [通信のテスト]を選択します。
    [通信のテスト]ダイアログ ボックスが表示されます。
  4. 選択したミラー整合性グループに関連付けられているローカル ストレージ アレイとリモート ストレージ アレイ間で実行する1つ以上の通信テストを選択し、[テスト]をクリックします。
  5. [結果]ウィンドウに表示される情報を確認します。

    通信テストのステータス説明
    正常(エラーなし)ミラー整合性グループが正常に通信しています。
    合格(ただし、正常ではない)発生している可能性のあるネットワークまたは接続の問題を確認してから、テストをやり直してください。
    不合格エラーの理由が示されます。問題を修正するには、Recovery Guruを参照してください。
    ポートの接続エラーローカル ストレージ アレイが接続されていない、またはリモート ストレージ アレイに接続できないことが原因である可能性があります。問題を修正するには、Recovery Guruを参照してください。

完了後

通信テストが完了すると、このダイアログ ボックスに正常、パス、失敗のいずれかのステータスが表示されます。

通信テストから失敗ステータスが返された場合は、このダイアログ ボックスを閉じたあとで、ミラー整合性グループ間の通信が復旧するまでテストが続行されます。