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LAN over USB インターフェースを使用した IMM2 へのアクセス

ベースボード管理コントローラーとは異なり、IMM2 はインバンド IMM2 通信用に IPMI デバイス・ドライバーや USB デーモンを必要としません。代わりに、LAN over USB インターフェースが、IMM2 へのインバンド通信に使用されます。システム・ボード上の IMM2 ハードウェアは、IMM2 からオペレーティング・システムへの内部イーサネット・インターフェースとして表示されます。LAN over USB は、IMM2 Web インターフェース内で「USB インバンド・インターフェース」とも呼ばれています。

次の表は、IMM2 およびホストの IP アドレスを示しています。
表 1. LAN over USB アドレス
IMM2 IP アドレスIMM2 IP サブネット・マスクホスト・アドレスホスト・サブネットホスト・サブネット・マスクキーボード・コントローラー・スタイル (KCS) アドレス
169.254.95.118255.255.255.0169.254.95.120169.254.95.0/24255.255.255.00x0CC0
  • LAN over USB インターフェースによる競合の可能性
    状況によっては、LAN over USB インターフェースが特定のネットワーク構成、アプリケーション、またはその両方と競合を起こす可能性があります。例えば、Open MPI はサーバーあるいは計算ノード上の使用可能なすべてのネットワーク・インターフェースの使用を試行します。Open MPI は、IMM2 の LAN over USB インターフェースを検出し、クラスター環境において他のシステムとの通信用にこのインターフェースを使用しようとします。LAN over USB インターフェースは内部インターフェースのため、このインターフェースはクラスター環境における他のシステムとの外部通信には使用できません。
  • IMM2 LAN over USB インターフェースとの競合の解決
    以下のアクションのいずれかを使用して、LAN over USB とネットワーク構成およびアプリケーションとの競合を解決します。
  • LAN over USB インターフェースの手動構成
    LAN over USB インターフェースを使用するには、IMM2 を構成する必要があります。必要に応じて、ファームウェア更新パッケージおよび Advanced Settings Utility は、自動的にセットアップの実行を試行します。自動設定が失敗した場合、または LAN over USB を手動で構成することを 希望する場合は、以下のいずれかのプロセスを使用します。