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IMM2 アクションの説明

このトピックでは、Web インターフェースから使用可能な IMM2 機能について説明します。

IMM2 ウィンドウの上部までナビゲートして、IMM2 を使用したアクティビティーを実行します。タイトル・バーには、ログインしているユーザー名が示されます。タイトル・バーを使用すると、以下の図に示すように、「Settings」で状況画面のリフレッシュ頻度およびカスタム侵入警告メッセージを構成したり、「Log out」で IMM2 Web インターフェースからログアウトしたりすることができます。タイトル・バーの下のタブを使用して、表 1 にリストされているさまざまな IMM2 機能にアクセスすることができます。

IMM2 アクションについて詳しくは、「Integrated Management Module II ユーザーズ・ガイド」を参照してください。


IMM2 アクション・タイトル・バーのスクリーン・キャプチャー
表 1. IMM2 アクション.

「IMM2 アクション」の表は 3 列の表であり、IMM2 Web インターフェースから使用できる機能を各行に記載しています。列 1 では、タイトル・バーからアクセスできるタブの名前をリストしています。列 2 では、各タブで選択できる具体的な選択項目をリストしています。列 3 は、各選択項目の機能について説明しています。

タブ選択説明
System Status 「System Status」ページでは、システム・ステータス、アクティブ・システム・イベント、およびハードウェア・ヘルス情報を表示することができます。このページには、「Server Management」タブの「System Information」、「Server Power Actions」、および「Remote Control」機能へのクイック・リンクが表示されます。また、最後のオペレーティング・システム障害のスクリーン・キャプチャーのイメージを表示することもできます。
イベントイベント・ログ「Event Log」ページには、現在 IMM2 イベント・ログに保管されているエントリーが表示されます。このログには、報告されたシステム・イベントのテキスト記述 (すべてのリモート・アクセス試行および構成の変更に関する情報を含む) が含まれます。ログ内のすべてのイベントには、IMM2 の日時の設定を使用したタイム・スタンプが付いています。一部のイベントは、アラートも生成します (そのように構成されている場合)。イベント・ログ内のイベントをソートしたりフィルタリングして、その結果をテキスト・ファイルにエクスポートすることができます。
Event Recipients「Event Recipients」ページでは、システム・イベントの通知先を管理することができます。このページを使用して、各受信者を構成したり、すべてのイベント受信者に適用される設定を管理することができます。また、テスト・イベントを生成して、通知機能の操作を確認することもできます。
Service and SupportProblems「Problems」ページでは、サポート・センターでサービス可能な現在未解決の問題を表示することができます。また、各問題の状況も、その解決方法と関連させて表示することができます。
Settings「Settings」ページでは、ご使用のサーバーがサービス・イベントのモニターおよびレポートを行うように構成します。
Download Service Data「Download Service Data」ページでは、Lenovo Support がユーザーを支援するために使用できる情報の圧縮ファイルを作成します。
Server ManagementServer Firmware「Server Firmware」ページには、ファームウェア・レベルが表示され、ユーザーが IMM2 ファームウェア、サーバー・ファームウェア、および DSA ファームウェアを更新することができます。
Remote Control「Remote Control」ページでは、オペレーティング・システム・レベルでサーバーを制御することができます。このページを使用して、リモート・ディスク機能およびリモート・コンソール機能の両方にアクセスすることができます。ご使用のコンピューターからサーバー・コンソールを表示および操作したり、コンピューターのディスク・ドライブ (CD-ROM ドライブやディスケット・ドライブなど) の 1 つをサーバーにマウントすることができます。ディスクをマウントした場合は、そのディスクを使用してサーバーを再起動し、サーバー上のファームウェアを更新できます。マウントされたディスクは、サーバーに接続された USB ディスク・ドライブのように表示されます。
サーバーのプロパティ「Server Properties」ページでは、次のように、ご使用のサーバーの各種プロパティ、状況条件、および設定にアクセスすることができます。「Server Properties」ページから使用可能なオプションは次のとおりです。
  • 「General Settings」タブには、操作およびサポート担当者がシステムを識別するための情報が表示されます。
  • 「LEDs」タブには、すべてのシステム LED のステータスが表示されます。このタブでは、ロケーション LED の状況を変更することもできます。
  • 「Hardware Information」タブには、サーバーの重要プロダクト・データ (VPD) が表示されます。IMM2 は、サーバー情報、サーバー・コンポーネント情報、およびネットワーク・ハードウェア情報を収集します。
  • 「Environmentals」タブには、サーバーとそのコンポーネントの電圧および温度の情報が表示されます。
  • 「Hardware Activity」タブには、システムに追加された、またはシステムから取り外された FRU (現場交換可能ユニット) コンポーネントの履歴が表示されます。
Server Power Actions「Server Power Actions」ページでは、ご使用のサーバーを通じての完全なリモート電源制御 (電源オン、電源オフ、および再起動アクション) を提供します。
Cooling Devices「Cooling Devices」ページでは、サーバーにある冷却ファンの現在の速度および状況を表示します。
Power Modules「Power Modules」ページには、システム内の電力モジュールと、その状況および電源の定格が表示されます。
ローカル・ストレージ「Local Storage」ページには、ストレージ・デバイスの物理構造とストレージ構成が表示されます。
メモリー「Memory」ページには、システムで使用可能なメモリー・モジュールと、その状況、タイプ、および容量が表示されます。モジュール名をクリックすると、そのメモリー・モジュールに関するイベントおよびハードウェアの追加情報が表示されます。デュアル・インライン・メモリー・モジュール (DIMM) の取り外しまたは交換を行った場合、正しいメモリー情報を表示するには、取り外しまたは交換の後で少なくとも一度はサーバーの電源をオンにする必要があります。
プロセッサー「CPUs」ページには、システム内のマイクロプロセッサーと、その状況およびクロック・スピードが表示されます。マイクロプロセッサー名をクリックすると、そのマイクロプロセッサーに関するイベントおよび追加のハードウェア情報が表示されます。
アダプター「Adapters」ページには、サーバーに取り付けられているアダプターのハードウェア、ファームウェア、およびネットワーク・アダプターに関する情報が表示されます。
Server Timeouts「Server Timeouts」ページでは、サーバー・ハングの発生を検出してリカバリーするためのサーバー始動タイムアウトを管理することができます。
PXE Network Boot「PXE Network Boot」ページでは、次回の再起動で Preboot Execution Environment (PXE)/動的ホスト構成プロトコル (DHCP) ネットワーク始動を試行するために、ホスト・サーバーの始動 (ブート) シーケンスを変更することができます。ホスト始動シーケンスは、ホストが Privileged Access Protection (PAP) で保護されていない場合にのみ更新されます。
Latest OS Failure Screen「Latest OS Failure Screen」ページには、サーバー上で発生した最新のオペレーティング・システム障害の画面イメージ (ある場合) が表示されます。ご使用の IMM2 でオペレーティング・システム障害の画面をキャプチャーするには、オペレーティング・システム・ウォッチドッグが有効に設定されている必要があります。
電源管理「Server Power Management」ページを使用して、電源関係のポリシーとハードウェアを管理でき、サーバーによって使用された電力量のヒストリーがこのページに表示されます。
Scalable Complex「Scalable Complex」ページでは、スケーラブル・マルチノード・システムを表示および管理することができます。
IMM 管理IMM Properties「IMM Properties」ページでは、次のように、ご使用の IMM2 の各種プロパティ、および設定にアクセスすることができます。「IMM Properties」ページから使用可能なオプションは次のとおりです。
  • 「Firmware」タブでは、「Server Management」の「Server Firmware」セクションへのリンクが提供されます。また、このタブからは、IMM2 バックアップ・ファームウェアの自動プロモーションを有効にすることもできます。
  • 「IMM Date and Time Settings」タブでは、IMM2 の日時設定を表示および構成することができます。
  • 「Serial Port」タブでは、IMM2 のシリアル・ポート設定を構成します。これらの設定には、シリアル・ポート・リダイレクト機能で使用されるシリアル・ポートのボー・レート、およびシリアル・リダイレクト・モードと CLI モードの切り替えを行うためのキー・シーケンスなどがあります。
ユーザー「Users」ページでは、IMM2 ログイン・プロファイルおよびグローバル・ログイン設定を構成します。また、現在 IMM2 にログインしているユーザー・アカウントを表示することもできます。グローバル・ログイン設定には、Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) サーバー認証の有効化、Web 非アクティブ・タイムアウトの設定、およびアカウント・セキュリティー設定のカスタマイズなどがあります。
ネットワーク「Network Protocol Properties」ページでは、ご使用の IMM2 のネットワーク・プロパティ、ステータス、および設定にアクセスすることができます。
  • 「Ethernet」タブでは、IMM2 がイーサネットを使用して通信する方法を管理します。
  • 「SNMP」タブでは、SNMPv1 および SNMPv3 エージェントを構成します。
  • 「DNS」タブには、IMM2 が対話する DNS サーバーが表示されます。
  • 「DDNS」タブでは、IMM2 用の動的 DNS を有効または無効に設定したり構成したりします。
  • 「SMTP」タブでは、E メール経由でのアラートの送信に使用する SMTP サーバー情報を構成します。
  • 「LDAP」タブでは、1 つ以上の LDAP サーバーで使用するユーザー認証を構成します。
  • 「Telnet」タブでは、IMM2 への Telnet アクセスを管理します。
  • 「USB」タブでは、サーバーと IMM2 の間のインバンド通信に使用する USB インターフェースを制御します。これらの設定は、USB リモート制御機能 (キーボード、マウス、大容量ストレージ) には影響しません。
  • 「Port Assignments」タブでは、IMM2 上での一部のサービスに使用するポート番号を変更することができます。
セキュリティー「IMM Security」ページでは、次のように、ご使用の IMM2 のセキュリティー・プロパティ、ステータス、および設定にアクセスすることができます。
  • 「HTTPS Server」タブでは、HTTPS サーバーを有効または無効に設定したり、HTTPS サーバーの認証を管理することができます。
  • 「CIM Over HTTPS」タブでは、CIM over HTTPS を有効または無効に設定したり、CIM over HTTPS の認証を管理することができます。
  • 「LDAP Client」タブでは、LDAP セキュリティーを有効または無効に設定したり、LDAP セキュリティーの認証を管理することができます。
  • 「SSH Server」タブでは、SSH サーバーを有効または無効に設定したり、SSH サーバーの認証を管理することができます。
  • 「Cryptography Management」タブでは、IMM2 のファームウェアを SP 800-131A の要件に準拠するように構成できます。
IMM 構成「IMM Configuration」ページには、現行の IMM2 構成設定の要約が表示されます。
IMM を再起動「Restart IMM2」ページでは、IMM をリセットすることができます。
Reset IMM to factory defaults...

「Reset IMM to factory defaults...」ページでは、IMM2 の構成を出荷時のデフォルト値にリセットすることができます。

重要
Reset IMM to factory defaults...」をクリックすると、IMM2 に対して行った変更はすべて失われます。
Activation Key Management「Activation Key Management」ページでは、オプションの IMM2 またはサーバーの Features on Demand (FoD) 機能のアクティベーション・キーを管理することができます。