システム・ボード・スイッチ
システム・ボード・スイッチの位置を確認するには、この情報を使用します。
次の図は、システム・ボード上のスイッチ・ブロックの位置を示しています。
注
このセクションで説明されていないシステム・ボード・スイッチやジャンパーはいずれも、予約済みです。
スイッチおよびジャンパーの機能は次のとおりです。
- システム・ボードのすべてのジャンパーは予約済みであり、削除する必要があります。
- スイッチブロック SW3 のすべてのスイッチは予約済みであり、Off 位置にする必要があります。
- スイッチブロック SW5 のすべてのスイッチは予約済みです。スイッチ SW5-1、SW5-3、および SW5-4 は Off 位置にする必要があります。スイッチ SW5-2 は On 位置にします。
次の表では、スイッチ・ブロック SW6 上のスイッチの機能について説明します。
表 1. システム・ボードのスイッチ・ブロック SW6 スイッチ番号 説明 定義 SW6-1 パスワード・オーバーライド デフォルトの位置は Off です。このスイッチを On 位置に変更すると、始動パスワードがオーバーライドされます。 SW6-2 Trusted Platform Module (TPM) 物理プレゼンス デフォルトの位置は Off です。このスイッチを On 位置に変更すると、TPM に対して物理プレゼンスを示します。 SW6-3 リアルタイム・クロック (RTC) リセット デフォルトの位置は Off です。このスイッチを On 位置に変更すると、RTC がリセットされます。瞬間的な切り替えで十分です。CMOS バッテリーの過度の放電を避けるために、このスイッチを On 位置のままにしないでください。 SW6-4 バックアップ IMM2 をブート このスイッチがデフォルトの Off 位置にある場合、計算ノードがプライマリー IMM2 ファームウェアを使用してブートします。このスイッチが On 位置にある場合は、計算ノードはバックアップ IMM2 ファームウェアを使用してブートします。 SW6-5 バックアップ UEFI をブート デフォルトの位置は Off です。このスイッチを On 位置に変更すると、計算ノードは強制的にバックアップ UEFI イメージからブートします。 SW6-6 iBMC 強制更新 デフォルトの位置は Off です。通常のファームウェア更新手順によって BMC が作動不能になった場合、このスイッチを On 位置に変更すると、稼働ファームウェア・イメージをバイパスして、BMC ファームウェア更新を実行します。 注このスイッチは、通常のファームウェア更新手順が失敗して、稼働ファームウェア・イメージが破損した場合にのみ使用してください。このスイッチを使用すると、通常のベースボード管理コントローラーの操作は無効になります。SW6-7 予約済み デフォルトの位置は Off です。 SW6-8 IMM Trusted Platform Module (TPM) 物理プレゼンス デフォルトの位置は Off です。このスイッチを On 位置に変更すると、IMM TPM に対して物理プレゼンスを示します。
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