システム・ボードのスイッチとジャンパー
このトピックは、システム・ボードにあるジャンパーおよびスイッチの位置を確認し、その機能についての理解を深める役に立ちます。
重要
- スイッチの設定の変更またはジャンパーの移動を行うときは、その前にサーバーの電源をオフにしてください。次に、電源コードとすべての外部ケーブルを切り離します。安全について、サーバー・コンポーネントの取り外しまたは取り付け前に、および サーバーの電源をオフにするに記載されている情報を確認します。
- システム・ボード上のスイッチ・ブロックまたはジャンパー・ブロックのうち、本書の図に示されていないものは予約済みです。
- スイッチ・ブロックに透明な保護ステッカーが張られている場合、スイッチにアクセスするためにステッカーを取り除いて廃棄する必要があります。
図 1. システム・ボードのスイッチおよびジャンパー
1 CMOS クリア・ジャンパー | 2 UEFI ブート・バックアップ・ジャンパー (JP24) |
3 TPM 物理プレゼンス・ジャンパー (JP39) | 4 共有 NIC ジャンパー |
5 SW1 スイッチ・ブロック |
以下の表は、システム・ボード上のジャンパーについて説明しています。
ジャンパー名 | 説明 |
---|---|
CMOS クリア・ジャンパー |
|
UEFI ブート・バックアップ・ジャンパー |
|
TPM 物理プレゼンス・ジャンパー |
|
共有 NIC ジャンパー |
|
ジャンパーがない場合、サーバーはピンがデフォルトに設定されているものとして対応します。
注
サーバーの電源をオンにする前に UEFI ブート・バックアップ・ジャンパーの位置をピン 1 と 2 からピン 2 と 3 に変更すると、どちらのフラッシュ ROM ページがロードされるかを通知するアラートが出されます。サーバーの電源をオンにした後は、ジャンパーのピン位置を変更しないでください。これを行うと、予測不能な問題が発生する可能性があります。
スイッチ番号 | デフォルト位置 | 説明 |
---|---|---|
1, 3, 4, 5, 6, 7, 8 | オフ | 予約済み |
2 | オフ | 始動パスワードのオーバーライド。このスイッチの位置を変更すると、次回にサーバーの電源を入れたときに始動パスワード検査をバイパスして、Setup Utility を開始するため、始動パスワードを変更または削除できるようになります。始動パスワードのオーバーライド後に、スイッチをデフォルト位置に戻す必要はありません。 管理者パスワードが設定されている場合、このスイッチの位置を変更しても管理者パスワード検査に影響を及ぼすことはありません。 パスワードに関する追加情報については、パスワードを参照してください。 |
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