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システム・ボードのスイッチ、ジャンパー、およびボタン

次の図は、サーバー上のスイッチ、ジャンパー、およびボタンの位置を示しています。

重要
  • スイッチの設定を変更する、あるいはジャンパーを移動する前には、サーバーの電源をオフにしてください。次に、すべての電源コードおよび外部ケーブルを切り離してください。安全について取り付け作業上の注意事項静電気の影響を受けやすいデバイスの取り扱い、および サーバーの電源をオフにするに記載されている情報を確認します。
  • システム・ボード上のスイッチ・ブロックまたはジャンパー・ブロックのうち、本書の図に示されていないものは予約済みです。
  • スイッチ・ブロックの上に透明な保護ステッカーが張られている場合、スイッチにアクセスするためにステッカーを取り除いて廃棄する必要があります。
図 1. システム・ボードのスイッチ、ジャンパー、およびボタン
システム・ボードのスイッチ、ジャンパー、およびボタン

以下の表は、システム・ボード上のジャンパーについて説明しています。

表 1. システム・ボードのジャンパー
ジャンパー番号ジャンパー名ジャンパーの設定
J11CMOS クリア・ジャンパー
  • ピン 1 と 2: 通常 (デフォルト)。
  • ピン 2 と 3: リアルタイム・クロック (RTC) レジストリーをクリアします。
J13UEFI ブート・バックアップ・ジャンパー
  • ピン 1 と 2: 通常 (デフォルト)。プライマリー・サーバー・ファームウェア ROM ページをロードします。
  • ピン 2 と 3: 2 次 (バックアップ) サーバー・ファームウェア ROM ページをロードします。
  • ジャンパーがない場合、サーバーはピンがデフォルトに設定されているものとして対応します。
  • サーバーの電源をオンにする前に UEFI ブート・バックアップ・ ジャンパー (J13)の位置をピン 1 と 2 からピン 2 と 3 に変更すると、どちらのフラッシュ ROM ページがロードされるかを通知するアラートが出されます。サーバーの電源をオンにした後は、ジャンパーのピン位置を変更しないでください。これを行うと、予測不能な問題が発生する可能性があります。
以下の表は 、システム・ボード上にある SW3 スイッチ・ブロックについて説明しています。
表 2. システム・ボードの SW3 スイッチ・ブロック定義
スイッチ番号デフォルト位置説明
1オフ予約済み
2オフ始動パスワードのオーバーライド。このスイッチの位置を変更すると、次回にサーバーの電源を入れたときに始動パスワード検査をバイパスして、Setup Utility を開始するため、始動パスワードを変更または削除できるようになります。始動パスワードのオーバーライド後に、スイッチをデフォルト位置に戻す必要はありません。

管理者パスワードが設定されている場合、このスイッチの位置を変更しても管理者パスワード検査に影響を及ぼすことはありません。

パスワードに関する追加情報については、Setup Utility のメニュー選択項目 の ユーザー・セキュリティーのセクションを参照してください。

3オフ予約済み
4オフ予約済み
以下の表は 、システム・ボード上にある SW11 スイッチ・ブロックについて説明しています。
表 3. システム・ボードの SW11 スイッチ・ブロック定義
スイッチ番号デフォルト位置説明
1オフシステム TPM に対して物理プレゼンスを示します。
2オフ予約済み

次の表は、システム・ボード上にあるボタンの機能について説明しています。

表 4. サーバー上のボタン
ボタン名機能
NMI 強制ボタンこのボタンはサーバーの背面にあります。このボタンを押すと、マイクロプロセッサーにマスク不能割り込みを強制します。ボタンを押すには、ペンまたは真っすぐに伸ばしたペーパー・クリップの先を使用することが必要な場合があります。また、このボタンを使用して、ブルー・スクリーン・メモリー・ダンプを強制することも可能です (このボタンは、Lenovo サポートから指示があった場合にのみ使用してください)。