マルチノード・システムの構成
このトピックでは、マルチノード・システムの構成について説明します。
マルチノード・サーバーは、単一の論理サーバーとして構成することも、2 つのスタンドアロン・パーティションに区分することもできます。
単一の論理サーバーとして、サーバーはすべてのスケーラブル・パーティションからのリソースを使用できます。
スタンドアロン・サーバーでは、各スケーラブル・パーティションは、独立したオペレーティング・システムのインストールをサポートします。さらに、各スケーラブル・パーティションは、独立したシステムとして独自の個別リソースを使用します。スタンドアロン・サーバーは、別のスタンドアロン・サーバー上のオペレーティング・システムをブートすることはできません。
以下は、8U x3950 X6 構成をサポートするために必要な最小コンポーネントのリストです。
- E7-8xxx v2 マイクロプロセッサーを搭載した コンピュート・ブック 4 つ (各ノードに 2 つ)。マイクロプロセッサーは、同じキャッシュ・サイズ、タイプ、およびクロック・スピードでなければなりません。
- 8 ソケット・シャーシ
- 標準 I/O ブック 2 つ
- ストレージ・ブック 2 つ
- 電源、最小 4 つ (各ノードに電源 2 つ)
マルチノード・システムを作成する前に、マルチノード構成内のすべてのノードに以下のソフトウェアおよびハードウェアが含まれていることを確認してください。
- 現行レベルの UEFI ファームウェアと IMM ファームウェア (すべてのノードが同じレベルでなければなりません)
- キャッシュ・サイズ、タイプ、およびクロック・スピードが同一のマイクロプロセッサー
最新のファームウェア・レベルを確認し、ファームウェア更新をダウンロードするには、Fix Central Web サイト にアクセスしてください。
IMM2 Web インターフェースまたは IMM2 Telnet インターフェースを使用して、スケーラブル・パーティションを管理できます。
マルチノード・システムを管理するには、IMM2 Web ユーザー・インターフェースの「Server Management」タブの下にある「Scalable Complex」オプションを使用できます。「Scalable Complex」オプションを使用すると、ノードを個別のパーティションとして、つまり独立したノードとして区分することが可能になります。
次の図は、IMM2 Web ユーザー・インターフェースのホーム・ページの「Server Management」タブの下にあるオプションを示しています。
![IMM2 Web ユーザー・インターフェースのホーム・ページ上の「Server Management」タブの図](nn1hu158.jpg)
「Scalable Complex」オプションを選択すると、次の図のような「Scalable Complex」ページが表示されます。
![「Scalable Complex」ページの図](nn1hu157.jpg)
「Scalable Complex」ホーム・ページには、利用可能なすべてのノードの使用可能な状態が表示されます。
IMM2 Web インターフェースにログオンするには、IMM Web インターフェースへのログオンを参照してください。
IMM2、IMM2 Web インターフェース、および IMM2 telnet インターフェースを使用したサーバーの管理およびパーティションの詳細については、Integrated Management Module の使用 および Integrated Management Module II ユーザーズ・ガイドの「Integrated Management Module II ユーザーズ・ガイド」を参照してください。