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System x 用 N2215 SAS/SATA ホスト・バス・アダプターの取り付け

N2215 SAS/SATA ホスト・バス・アダプターを取り付ける方法については、以下の情報を参照してください。

System x 向けの N2215 SAS/SATA ホスト・バス・アダプターをオプションで購入することができます。このソリッド・ステート・ドライブ・コントローラーは RAID をサポートしていませんが、RAID のサポートを必要としないアプリケーションで最適化されたパフォーマンスの提供に役立ちます。構成情報については、アダプターに付属の資料を参照してください。

重要
一部のクラスター・ソリューションには、特定のコード・レベルまたは調整されたコード更新が必要です。デバイスがクラスター・ソリューションの一部である場合は、コードを更新する前に、コードの最新レベルがクラスター・ソリューションでサポートされていることを確認してください。
  • このアダプターは、ストレージ・ブック内の PCIe スロットにのみ取り付ける必要があります。コネクターの場所については、ストレージ・ブックを参照してください。
  • アダプターの取り付けの詳細および注意事項については、アダプターの取り付けを参照してください。
  • アダプターおよびドライブ・バックプレーンへの SAS 信号ケーブルの接続に関する一般規則に従い、アダプターのポート 0 からドライブ・バックプレーンのポート 0、アダプターのポート 1 からドライブ・バックプレーンのポート 1 (サーバーに取り付けたドライブ・バックプレーンのタイプによって異なります) に接続します。

アダプターを取り付けるには、次の手順に従ってください。

  1. 作業を開始する前に、安全について、および 取り付け作業上の注意事項をお読みください。
  2. サーバーの電源をオフにし (サーバーの電源をオフにするを参照)、接続されたすべての周辺機器の電源をオフにします。すべての電源コードを外してから、すべての外部ケーブルをサーバーから外します。
  3. サーバーからストレージ・ブックを取り外します (ストレージ・ブックの取り外しを参照)。
  4. PCIe 保持レバーを開き、アダプターを取り付けようとしているスロットから拡張スロット・カバーを取り外します。
  5. アダプターの入った帯電防止パッケージを、サーバーの外側の塗装されていない面に接触させます。その後で、アダプターの上端または上部の隅をつかんで、アダプターをパッケージから取り出します。
  6. 切り欠きがストレージ・ブックのボード上のコネクターの位置に正しく合うように、アダプターの位置を合わせます。
  7. アダプターをコネクターに挿入します。その際、アダプター上のエッジ・コネクターをストレージ・ブックのボード上のコネクターの位置に合わせます。アダプター上のコネクターの端をコネクターにしっかり 押し込みます。アダプターが ストレージ・ブックのボード上のコネクターにカチッと音を立ててしっかり収まったか確認してください。

    注意: サーバーの電源を入れる前に、アダプターがコネクターに正しく取り付けられていることを確認します。アダプターを正しく取り付けないと、ストレージ・ブックのボードまたはアダプターが損傷するおそれがあります。

  8. 該当する場合は、すべてのケーブルをアダプターに接続します。
    アダプターおよびドライブ・バックプレーンへの SAS 信号ケーブルの接続に関する一般規則に従い、アダプターのポート 0 からドライブ・バックプレーンのポート 0、およびアダプターのポート 1 からドライブ・バックプレーンのポート 1 (サーバーに取り付けたドライブ・バックプレーンのタイプに応じて) に接続します。
  9. PCIe 保持レバーを閉じます。
  10. ストレージ・ブック を再取り付けします。
  11. アダプターに必要な構成タスクをすべて実行します。

他に取り付けまたは取り外すデバイスがある場合、ここで実行します。そうでない場合は、取り付けの完了に進みます。