IBM Director サーバーのインストール (オプション)
IBM® Director は、BladeCenter® システムなどの IBM システム・サーバー・ファミリー全般で使用するように設計された、包括的なシステム・マネージャーです。 IBM Director は、容易に使用できるツールの統合スイートで、お客様に柔軟なシステム管理機能を提供し、システムの使用可能度を最大にし、IT コストを低減するために使用できます。 IT 管理者は、IBM Director を使用して、リモート・システムのハードウェア構成を表示および追跡管理し、マイクロプロセッサー、ディスク、およびメモリーのコンポーネント・パフォーマンスをモニターできます。
IBM Director は、拡張管理モジュール上のイーサネット・ポートを経由して拡張管理モジュールと通信します。 IBM Director を使用して BladeCenter S システムを管理しようとする場合、そのシステムが文書化されたシステム要件を満たしているサーバーにインストールされていること、および拡張管理モジュールが IBM Director サーバーからアクセス可能なネットワーク上にあることを確認してください。
注
IBM Director は、TCP コマンド・モード・ポートを使用して通信します。このポートで可能な最大同時接続数を増加させ、他のアプリケーションとの競合を防止することが必要な場合があります。 この設定は、拡張管理モジュールの Web インターフェース (ネットワーク・プロトコルのページ) で変更できます。
IBM Director は、ストレージ構成マネージャーによって作成したゾーン構成を使用することができます。 ストレージ構成マネージャーを使用して、BladeCenter S システムの 初期ゾーン構成を作成し、IBM Director を使用してその構成を他の BladeCenter S システムに配布することが可能です。
注
ストレージ構成マネージャー についての詳細は、「IBM ストレージ構成マネージャー Planning, Installation, and Configuration Guide」を参照してください。
最新バージョンの IBM Director をダウンロードする場合は、Support for IBM Systems Management Web サイトに進みます。
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