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電源に関する考慮事項

電源に関する計画を立てる場合は、取り付ける電源モジュールの数 (2 または 4) と、それらを 110 V AC の給電部に接続するか 220 V AC 給電部に接続するかを決定する必要があります。さらに、インプリメントする電源管理ポリシーのタイプも決定する必要があります。

BladeCenter S システムの電源モジュールは、お客様の電源設備配分ネットワークからのライン入力として低電圧範囲 (公称 110 V AC) または高電圧範囲 (公称 220 V AC) のどちらにも対応します。

最小で 2 個の電源モジュールを、電源モジュール・ベイ 1 と 2 に取り付ける必要があります。これらの電源モジュールは次のコンポーネントに電力を供給します。
  • ブレード・サーバー・ベイ 1 から 6
  • I/O モジュール・ベイ 1 から 4
  • 拡張管理モジュールのモジュール・ベイ
  • シリアル・パススルー・モジュールのモジュール・ベイ
  • ストレージ・モジュールのベイ 1
  • ファン・モジュール・ベイ 1 から 4

ストレージ・モジュールをベイ 2 に取り付ける場合は、電源モジュール・ベイ 3 と 4 に 2 個の追加の電源モジュールも取り付ける必要があります。さらに、取り付けたブレード・サーバーの構成により、追加の電源モジュールの取り付けが必要な場合があります。

この情報に加えて、電源の計画を補助するものとして、IBM System x and BladeCenter Power Configurator が使用できます。

  • 給電部要件
    BladeCenter S システムは、110 V AC または 220 V AC で稼働することができます。BladeCenter S シャーシの 4 個のパワー・サプライのそれぞれが、どちらのタイプの給電部にも対応します。
  • 電力使用量のガイドライン
    BladeCenter S システムは、さまざまな数の個別のコンポーネントを使用して構成することができます。 コンポーネントを BladeCenter S システムに追加するたびに、電力使用量が増加します。
  • 電源管理ポリシー
    拡張管理モジュールから、BladeCenter S システムに使用する電源管理ポリシーを設定することができます。
  • 電力割り振りのガイドライン
    BladeCenter S システムが使用できる電力は、取り付けられている電源モジュールの数、使用されている電力、および選択された電源管理ポリシーが基になります。
  • 電源接続ダイアグラム
    これらの電源接続ダイアグラムは、110 V AC または 220 V AC 給電部のどちらを使用するかを基にした接続方法の例です。
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