メインコンテンツまでスキップ

BladeCenter 共用リソースの選択

一部の BladeCenter® リソースは、一時点で 1 つのブレード・サーバーが使用するものとして選択できます。これにはメディア・トレイまたはキーボード、ビデオ、マウス (KVM) が該当します。

電源モジュール、冷却、システム管理、およびネットワーク I/O モジュールなどの BladeCenter リソースは、いつでもほとんどのブレード・サーバーから使用可能で、ユーザーが介入する必要はありません。ブレード・サーバーに対してこれらのリソースを、以下の方法で選択できます。

重要
DVD ドライブまたは接続されている USB デバイス上でトランザクションが実行されている間は、メディア・トレイの所有権を別のブレード・サーバーに切り替えないでください。そのデータが破壊される可能性があります。DVD ドライブのアクティビティー・ライトが点灯していないことを確認します。
  • ほとんどのブレード・サーバーには、前面に 2 つの選択ボタン (メディア・トレイ選択ボタン および KVM 選択ボタン) が付いています。
  • 拡張管理モジュール Web インターフェースを使用してブレード・サーバー上の選択ボタンを使用可能または使用不可にし、メディア・トレイまたは KVM の所有権を変更 できます (「Blade Tasks」 > 「Remote Control」」の順で選択)。

    拡張管理モジュールに接続されたモニターには、KVM のその時点の所有者であるブレード・サーバーからのビデオ出力が表示されます。

    • KVM を特定のブレード・サーバーに切り替えるときは、該当ブレード・サーバー上の KVM 選択ボタン を押します。
    • メディア・トレイの所有権を特定のブレード・サーバーに切り替えるときは、該当するブレード・サーバー上の メディア・トレイ選択ボタン を押します。

    BladeCenter S Type 7779 および 8886 は、リソースを要求しているブレード・サーバーにそのリソースを割り当てます。

  • 拡張管理モジュールに直接接続されたキーボード上で、以下の順序でキーボードのキーを押して、ブレード・サーバー間の KVM 制御を切り替えることができます。
    • NumLock NumLock ブレード・サーバーの番号 Enter

    ここで、ブレード・サーバーの番号 は、ブレード・サーバーが取り付けられているブレード・ベイの 2 桁の番号を表します。 28L3644 (37L0888) キーボードなどのように、上記のキー順序で入力する時に「Shift キー」を押したままにする必要があるキーボードもあります。

切り替え先ブレード・サーバーのオペレーティング・システムがメディア・トレイまたは KVM を認識するのに最大 20 秒を要する可能性があります。 あるブレード・サーバー上に、メディア・トレイまたは KVM の現在の所有者でない状態で Microsoft® Windows® 2000 をインストールする場合、このオペレーティング・システムのインストール後に初めてブレード・サーバーが所有権を要求すると、このオペレーティング・システムが装置を認識するまでに最大 1 分間かかる可能性があります (これは 1 回限りの現象です)。
ブレード・サーバーがメディア・トレイを認識および使用するには、ブレード・サーバーのオペレーティング・システムが USB をサポートしている必要があります。 BladeCenter S システムは、これらの装置との内部通信用に USB を使用します。