UpdateXpress アプリケーションは、RAID 情報の収集、RAID アレイの作成、ディスク・ステータスの構成、コントローラーの構成のクリアなど、リモート・サーバー用の RAID 構成を行うことができます。
前提条件:UpdateXpress アプリケーションが、サポートされているオペレーティング・システムがインストールされているサーバーで実行されている。サポートされているオペレーティング・システムについて詳しくは、サポートされているオペレーティング・システムを参照してください。
RAID アレイを設定するには、次の手順に従います。
- UpdateXpress アプリケーションを起動します。UpdateXpress アプリケーションの起動を参照してください。
- 「ウェルカム」ウィンドウで「次へ」をクリックします。
- 「ターゲット・サーバー」ウィンドウで、「リモート・サーバーの管理」を選択し、以下の情報を入力して「次へ」をクリックします。関連情報を表示するウィンドウがポップアップ表示されたら、「OK」をクリックします。
IP アドレスまたはホスト名: ターゲット・システムの BMC IP アドレスまたはホスト名です。
ユーザー名: ターゲット・システムの BMC ユーザー名です。
パスワード: ターゲット・システムの BMC パスワードです。
ポート: BMC CIM または RSET ポート番号です。ユーザーが入力しない場合は、デフォルトのポートが使用されます。
ユーザーが BMC サーバーの証明書と SFTP/HTTPS サーバーの鍵フィンガープリントを検査しない場合は、「BMC サーバーの証明書および SFTP/HTTPS サーバーの鍵フィンガープリントをデフォルトで受け入れます」というメッセージの前にあるチェックボックスにチェックを入れ、「次へ」をクリックします。
- 「タスク」ウィンドウで、「リモート RAID 構成」または「ターゲット・サーバーでの更新の実行」、あるいは両方の項目を選択して、「次へ」をクリックします。
- 「RAID 構成」ウィンドウで、UpdateXpress は最初にリモート・サーバーの RAID 情報を収集します。収集が完了すると、RAID 情報がウィンドウに表示されます。
コントローラーの構成をクリアするには、「コントローラーのクリア」をクリックします。
ドライブ・ステータスを単なるディスクの集まりに変更するには、「単なるディスクの集まりにする」をクリックします。
ドライブのステータスを「未構成の正常ドライブ」に変更するには、「正常にする」をクリックします。
- 「RAID 構成」ウィンドウで、コントローラー用のアレイを作成するには、「アレイの作成」をクリックします。
- ウィザード・ウィンドウで、RAID レベルの選択、アレイのスパン、メンバー、ホット・スペアの追加、ボリュームの作成、ディスク・パラメーターの設定を行います。
- 要約情報が表示されたら、「作成」をクリックしてストレージ・アレイの作成を開始します。
- プロセスが完了したら、「収集」または「最新表示」をクリックして RAID 情報を再度収集します。
- 他に必要な操作がない場合は、「次へ」をクリックします。
- 「完了」ウィンドウで、ログをクリックして更新を確認し、「閉じる」をクリックして終了します。