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PXE の問題

「File not found PXE error」のトラブルシューティングを行うには、PXE サービス・ポイントを再作成します。また、「PXE/USB へのリブート」カスタム・アクションを使用して、ターゲット・システムを複数回リブートした後に発生する可能性がある問題を回避することもできます。

このタスクについて

ログ・ファイルに以下のエラーが表示された場合、一般的な PXE の問題のいずれかに関連している可能性があります。「
File not found PXE error #. (ファイルが見つからない PXE エラー #) 
」。解決策について詳しくは、以下の情報を参照してください。

以前は PXE サービスが動作していた場合、ブート・イメージに対する変更が PXE サービスの配布ポイントに配布されていないことが原因で問題が起こった可能性があります。

また、このサーバーに対する有効なアドバタイズメントがない可能性もあります。アドバタイズメントの作成については、タスク・シーケンスの提供で説明しています。

ターゲット・サーバーの MAC アドレスおよび GUID を Configuration Manager データベースに追加する必要もあります。これは、で説明しています。

PXE 起動のデプロイメントを行うには、Preboot Execution Environment (PXE) サービス・ポイント役割 (および NTFS フォーマットされたディスク領域)、DHCP サーバー、Windows Deployment Services (WDS)、およびファイアウォール・ポート構成が必要です。同じサーバー上で DHCP と WDS を使用するには、WDS をポート 67 以外のポート上で listen するように構成する必要があります。詳細については Microsoft System Center – PXE によるオペレーティング・システム・デプロイメントの計画 Web ページ を参照してください。

PXE サービスが最初から正しく動作しない問題がある場合は、Windows Deployment Services (WDS) がインストールされており、環境に対して正しく構成されていることを確認します。それでもエラーが解決しない場合は、以下のアクションを試行してください。
  1. Windows WDS サービスを停止します。
  2. windows\Temp フォルダーを削除または名前変更し、新しい windows\Temp フォルダーを作成します。
  3. WDS を再起動します。

WDS と同じサーバー上に DHCP サーバーがある場合は、DHCP Option 60 が有効になっていることを確認します。場合によっては、DHCP サーバーを再起動する必要があります。

前提条件を満たしている場合、以下の手順を使用して PXE サービス・ポイントを再作成できます。

手順

  1. コンソールから PXE サービス役割を削除します。
  2. Program Files\Microsoft Configuration Manager\Logs\PXEsetup.log で、役割が正常に削除されていることを確認します。
  3. WDS を取り外します。
  4. サイト・サーバー上に WDS がインストールされている場合は、Configuration Manager サイト・サーバーをリブートします。
  5. WDS を再インストールします。ただし、構成は行いません。

    イメージをインポートする必要はありません。ただし、WDS が正しくインストールされていることを確認してください。

  6. DHCP と WDS が Configuration Manager サーバーにインストールされている場合、DHCP Option 60 が有効にされていることを確認し、「Don't listen on port 67 (ポート 67 をリッスンしない)」を選択します。
  7. PXE サービス役割を再インストールします。
  8. PXEsetup.log ファイルで、役割が正常にインストールされたことを確認します。
  9. 新規の役割がインストールされたブート・イメージの PXE 配布ポイントを更新します。

これで、ターゲット・クライアントが Configuration Manager サーバーから PXE ブートできるようになりました。