静電気に弱い装置の取り扱い
以下の情報を使用して、静電気の影響を受けやすい部品を取り扱ってください。
重要
静電気によって、コンピュート・ノードや他の電子装置が損傷を受ける場合があります。損傷を避けるために、静電気の影響を受けやすい部品は、取り付ける準備ができるまで帯電防止パッケージに入れておいてください。
静電気の放電による損傷の可能性を減らすため、次の注意事項を守ってください。
- 静電気放電 (ESD) コネクターが装備されているシャーシで作業する場合、特にモジュール、オプション装置、またはコンピュート・ノードを取り扱う場合は、リスト・ストラップを使用してください。リスト・ストラップを正常に機能させるには、リスト・ストラップの両端をしっかりと接触させる (一方は作業者の皮膚に接触させ、他方はシャーシの前または後ろにある ESD コネクターに接続する) 必要があります。
- 動きを制限する。 動くと、周囲に静電気が蓄積されることがあります。
- 接地システムの使用が推奨されます。 例えば、静電気放電用のリスト・ストラップがあれば、それを着用してください。電源がオンになっているサーバー内で作業するときは、常に静電気放電用のリスト・ストラップを着用するか、またはその他の接地対策を採用してください。
- 部品は、縁またはフレームを持って慎重に取り扱ってください。
- はんだの接合部、ピン、または露出した回路には触れないでください。
- 部品を他の人が手で触ったり、損傷を加える可能性のあるような場所に放置しておかないでください。
- 部品を帯電防止パッケージに入れたまま、シャーシの塗装されていない 金属部分、あるいは部品を取り付けるラック内の接地されたラック・コンポーネントで、塗装されていない 金属面があれば、そこに少なくとも 2 秒間接触させてください。これにより、パッケージとユーザーの身体から静電気が放出されます。
- パッケージから装置を取り外して、下に置かずに、直接コンピュート・ノードに取り付けてください。部品を下に置く必要がある場合は、部品を帯電防止パッケージに戻してください。コンピュート・ノードのカバー、または金属面の上に部品を置かないでください。
- 寒い天候のときは、部品の取り扱いには特に気を付けてください。暖房で室内の湿度が下がり、静電気が増えるためです。
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