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取り付けのガイドライン

取り付けのガイドラインを使用して、IBM® NeXtScale n1200 Enclosure Type 5456 を取り付けます。

重要
コンピュート・ノードの電源が入っているときに、コンピュート・ノード内のコンポーネントへ静電気が放出されると、システムが停止して、結果的にデータが失われるおそれがあります。こうした潜在的な問題が起きないよう、ホット・スワップ装置の取り付けまたは取り外しを行うときは、常に静電気放電用のリスト・ストラップを着用するか、またはその他の接地対策を採用してください。
FRU の取り外しまたは交換を行う前、またはオプション・デバイスを取り付ける前に、以下をお読みください。
  • 安全についての『安全について』と、電源オンされているサーバー内部での作業および静電気に弱い装置の取り扱いのガイドラインをお読みください。 この情報は、安全に作業するのに役立ちます。
  • 取り付けるデバイスがサポートされていることを確認します。 シャーシでサポートされているオプション装置のリストについては、IBM ServerProven Web サイトを参照してください。
  • 新しいコンピュート・ノードを取り付けた場合は、最新のファームウェア更新をダウンロードして適用してください。このステップは、既知の問題すべてに確実に対処し、コンピュート・ノードを最大レベルのパフォーマンスで機能する状態にするために役立ちます。ご使用のコンピュート・ノードのファームウェア更新をダウンロードするには、Fix Central Web サイト にアクセスしてください。
    重要
    一部のクラスター・ソリューションには、特定のコード・レベルまたは 調整コード更新が必要です。デバイスがクラスター・ソリューションの一部である場合は、 コードを更新する前に、コードの最新レベルがクラスター・ソリューションでサポートされていることを確認してください。

    ファームウェアの更新、管理、およびデプロイ用のツールに関する追加情報については、ToolsCenter for System x and BladeCenter (IBM ToolsCenter Web サイト) を参照してください。

  • オプションのハードウェアを取り付ける前に、コンピュート・ノードが正常に作動していることを確認してください。コンピュート・ノードを始動し、オペレーティング・システムがインストール済みのときはオペレーティング・システムが開始することを確認してください。あるいは、オペレーティング・システムは検出されていないがコンピュート・ノードは正常に作動していることを示す 19990305 エラー・コードが表示されることを確認してください。コンピュート・ノードが正常に作動しない場合は、DSA Preboot 診断プログラムの実行に記載の診断の実行方法についての情報を参照してください。
  • 作業場所の整理整とんを心掛けてください。取り外したカバーやその他の部品は、安全な場所に置いてください。
  • 自分 1 人では重すぎると思われる物体を持ち上げようとしないでください。重い物体を持ち上げる必要がある場合は、以下の予防措置に従ってください。
    • 足元が安全で、滑るおそれがないことを確認します。
    • 足の間でオブジェクトの重量が同量になるよう分散します。
    • ゆっくりとした持ち上げる力を使用します。 重い物体を持ち上げるときは、決して身体を急に動かしたり、ひねったりしないでください。
    • 背筋を痛めないよう、脚の筋肉を使用して立ち上がるか、押し上げるようにして持ち上げます。
  • サーバー、モニター、およびその他の装置用に、正しく接地されたコンセントが十分な数だけあることを確認してください。
  • ディスク・ドライブの内容を変更する前に、 重要なデータはすべてバックアップしてください。
  • 小型のマイナス・ドライバーを用意してください。
  • システム・ボードおよび内部コンポーネントのエラー LED を表示するには、コンピュート・ノードを電源に接続しておく必要があります。
  • ホット・スワップ・パワー・サプライ、ホット・スワップ・ファン、またはホット・プラグ USB デバイスを取り付けたり、交換するのに、サーバーの電源をオフにする必要はありません。 ただし、アダプター・ケーブルの取り外しや取り付けが必要なステップを実行する場合は、前もってサーバーの電源をオフにする必要があります。また、ライザー・カードの取り外しや取り付けが必要なステップを実行する場合は、前もってサーバーから給電部を切り離しておく必要があります。
  • シャーシからコンピュート・ノードを取り外す前に、オペレーティング・システムをシャットダウンし、コンピュート・ノードの電源をオフにしてください。 シャーシをシャットダウンする必要はありません。
  • コンポーネント上の青色の表示はタッチ・ポイントを示しています。コンポーネントをサーバーから取り外したり、取り付けたりするとき、またはラッチを開閉したりするときなどに、このタッチ・ポイントをつかみます。
  • コンポーネント上のオレンジ色の表示、またはコンポーネント上やその付近にあるオレンジ色の ラベルは、そのコンポーネントがホット・スワップ可能であることを示しています。ホット・ スワップが可能な場合、サーバーとオペレーティング・システムがホット・スワップ機能を サポートしていれば、サーバーの稼働中でもそのコンポーネントの取り外しや取り付けが行えます。(オレンジ色の表示がホット・スワップ・コンポーネントのタッチ・ポイントを示す場合もあります。) 各ホット・スワップ・コンポーネントの取り外しまたは取り付け前に実行する必要のある追加手順 については、そのコンポーネントの取り外しまたは取り付けの説明を参照してください。
  • サーバーに対する作業が終了したら、安全用のシールド、ガード、ラベル、および接地ワイヤーをすべて再取り付けします。