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ミッドプレーンの再取り付け

(トレーニングを受けたサービス技術員のみ) 以下の手順を使用して、ミッドプレーンを NeXtScale n1200 Enclosureに取り付けます。

手順

ミッドプレーンを取り付けるには、次の手順に従ってください。

  1. ミッドプレーンを、シャーシ内のガイド・ピンと慎重に位置合わせします。
    図 1. シャーシへのミッドプレーンの取り付け
    シャーシへのミッドプレーンの取り付けを示す図
  2. ミッドプレーンをスライドさせ、シャーシに途中まで差し込みます。ミッドプレーンの真ん中にドライバーまたは棒を置き、両手を自由にします。
    図 2. シャーシへのミッドプレーンの取り付け
    シャーシへのミッドプレーンの取り付けを示す図
    重要
    • 取り付け中は、ミッドプレーンをシャーシ・シェル内部上面に向かって立てて持ち、ミッドプレーンを垂直の状態に保つ必要があります。ミッドプレーンを正しく挿入しなければ、ガイド・ピンがミッドプレーン・コネクターに接触し、コネクター・ピンを損傷する可能性があります。
    • シャーシにミッドプレーンを取り付ける際に、ミッドプレーンのコネクターをつかまないでください。 コネクターに触れると、コネクター・ピンを損傷する可能性があります。
    • ミッドプレーンをシャーシにスライドさせて挿入する際には、ファン/電源コントローラー・ケーブルが進路の妨げにならないようにしてください。
  3. ファン電源コネクターとファン信号コネクターへの 2 本のケーブルをミッドプレーンに接続します。
  4. ミッドプレーンを停止するまでスライドさせ、シャーシ内に完全に差し込みます。
  5. ミッドプレーンをシャーシに固定する 3 個の拘束ねじを締めます。
  6. トップ・カバーを内側に回転させます。
  7. トップ・カバーの 3 個の拘束ねじを締めます。
    図 3. トップ・カバーの内側への回転
    トップ・カバーの内側への回転を示す図

次のタスク

シャーシを再組み立てして、カードに保管されている重要プロダクト・データ (VPD) をプログラミングします。次の手順を実行してください。
  1. シャーシの背面から取り外したコンポーネントを再取り付けします。
  2. シャーシの背面のモジュールから取り外したケーブルをすべて接続します。
  3. シャーシを電源に接続します (第 2 章の『シャーシの電源への接続』を参照)。
  4. 新しいミッドプレーンのシリアル番号をメモします。例: Y030UN34B063
  5. この数値ストリングを、ASCII から対応する16 進値 (0-9 = 30-39、A-Z = 41-5A) に変換します。例: Y030UN34B063 becomes 59303330554E333442303633
  6. 提供されたバッチ・ファイルをノートパッドで開き、コマンド ipmitool.exe -H 192.168.0.100 -U USERID -P PASSW0RD -I lanplus raw 0x6 0x52 0x1 0xa2 0x00 0x01 0x06 0xAA 0xBB 0xCC 0xDD 0xEE 0xFF 0x00 を見付けます。
  7. 0x01 0x060x00 の間にある 6 個の値 (0xAA、0xBB、0xCC、0xDD、0xEE、0xFF) を、ipmi コマンド形式で、新しいミッドプレーンのシリアル番号の最初の 6 文字を16 進値に変換したもので置き換えます。 例えば、... 0x01 0x06 0xAA 0xBB 0xCC 0xDD 0xEE 0xFF 0x00... 0x01 0x06 0x59 0x30 0x33 0x30 0x55 0x4E 0x00 に置き換えます。
  8. その次の行で、コマンド ipmitool.exe -H 192.168.0.100 -U USERID -P PASSW0RD -I lanplus raw 0x6 0x52 0x1 0xa2 0x00 0x00 0xfc 0xGG 0xHH 0xII 0xJJ を見付け、0xGG 0xHH 0xII 0xJJ を、ipmi コマンド形式で、新しいミッドプレーンのシリアル番号の次の 4 文字を16 進値に変換したもので置き換えます。 例えば、…0x00 0xfc 0xGG 0xHH 0xII 0xJJ… 0x00 0xfc 0x33 0x34 0x42 0x30 に置き換えます。
  9. その次の行で、コマンド ipmitool.exe -H 192.168.0.100 -U USERID -P PASSW0RD -I lanplus raw 0x6 0x52 0x1 0xa2 0x00 0x01 0x00 0xKK 0xLL 0x00 を見付け、0xKK 0xLL を、ipmi コマンド形式で、新しいミッドプレーンのシリアル番号の最後の 2 文字を16 進値に変換したもので置き換えます。 例えば、…0x01 0x00 0xKK 0xLL 0x00… 0x01 0x00 0x36 0x33 0x00 に置き換えます。
  10. バッチ・スクリプトを実行します。
  11. ノードをミッドプレーン・コネクターに装着するために、コンピュート・ノード上のリリース・ハンドルを閉じます。
  12. シャットダウンしたコンピュート・ノードをすべて再始動します。詳細な説明については、コンピュート・ノードに付属の資料を参照してください。
  13. ファン/電源コントローラーの電源が IMM2 によって自動的にオンにされます。