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マシン・タイプおよびシリアル番号の更新

トレーニングを受けたサービス技術員がシステム・ボードを交換した後、マシン・タイプおよびシリアル番号を更新する必要があります。

マシン・タイプとシリアル番号を更新するには、次の 2 つの方法があります。
  • Lenovo XClarity Provisioning Manager V3 から

    Lenovo XClarity Provisioning Manager V3 からマシン・タイプおよびシリアル番号を更新するには、次の手順を実行します。
    1. サーバーを起動し、F1 を押して Lenovo XClarity Provisioning Manager V3 インターフェースを表示します。

    2. 始動管理者パスワードが必要な場合は、パスワードを入力します。

    3. 「システムの要約」ページで「VPD の更新」をクリックします。

    4. マシン・タイプおよびシリアル番号を更新します。

  • Lenovo XClarity Essentials OneCLI から

    Lenovo XClarity Essentials OneCLI により、Lenovo XClarity Controller でマシン・タイプとシリアル番号が設定されます。以下のいずれかの方法を選択して Lenovo XClarity Controller にアクセスし、マシン・タイプとシリアル番号を設定します。
    • ターゲット・システムから操作 (LAN またはキーボード・コンソール・スタイル (KCS) のアクセスなど)
    • ターゲット・システムへのリモート・アクセス (TCP/IP ベース)
    Lenovo XClarity Essentials OneCLI からマシン・タイプおよびシリアル番号を更新するには、次の手順を実行します。
    1. Lenovo XClarity Essentials OneCLI をダウンロードしてインストールします。

      Lenovo XClarity Essentials OneCLI をダウンロードするには、次のサイトにアクセスします。

      XClarity Essentials OneCLI Web サイト

    2. OneCLI パッケージ (他の必要なファイルも含まれています) をサーバーにコピーし、解凍します。OneCLI と必要なファイルを必ず同じディレクトリーに解凍してください。

    3. Lenovo XClarity Essentials OneCLI を配置した後で、以下のコマンドを入力して DMI を設定します。

      onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoProdName <m/t_model> [access_method]
      onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoSerialNum <s/n> [access_method]

      ここで、それぞれ以下の意味があります。
      <m/t_model>
      サーバーのマシン・タイプおよび型式番号。mtm xxxxyyy と入力してください。ここで、xxxx はマシン・タイプ、yyy はサーバー・モデルの番号です。
      <s/n>
      サーバーのシリアル番号。sn zzzzzzz と入力します。ここで、zzzzzzz はシリアル番号です。
      [access_method]
      以下の方式からユーザーが選択したアクセス方式。
      • オンライン認証 LAN アクセスの場合、次のコマンドを入力します。

        [−−imm xcc_user_id:xcc_password@xcc_internal_ip]

        または

        [−−bmc xcc_user_id:xcc_password@xcc_internal_ip]

        ここで、それぞれ以下の意味があります。
        xcc_internal_ip
        BMC/IMM/XCC 内部 LAN/USB IP アドレス。デフォルト値は 169.254.95.118 です。
        xcc_user_id
        BMC/IMM/XCC アカウント名 (12 アカウントのうちの 1 つ)。デフォルト値は USERID です。
        xcc_password
        BMC/IMM/XCC アカウントのパスワード (12 アカウントのうちの 1 つ)。デフォルト値は PASSW0RD (O ではなくゼロ 0 を使用) です。
        1. BMC、IMM、または XCC の内部 LAN/USB IP アドレス、アカウント名、およびパスワードは、すべてこのコマンドで有効です。

        2. いずれのパラメーターも指定しない場合、OneCLI はデフォルト値を使用します。デフォルト値が使用され、オンライン認証の LAN アクセス方式を使用して OneCLI が Lenovo XClarity Controller にアクセスできない場合は、OneCLI は認定されていない KCS アクセス方式を自動的に使用します。

        ユーザー ID およびパスワードのデフォルト値を使用する例:
        onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoProdName <m/t_model>
        onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoSerialNum <s/n>

      • オンライン KCS アクセス (非認証およびユーザー制限付き) の場合:

        このアクセス方式を使用する場合は、access_method の値を指定する必要はありません。

        KCS アクセス方式では、IPMI/KCS インターフェースを使用します。これには IPMI ドライバーがインストールされている必要があります。

        ユーザー ID およびパスワードのデフォルト値を使用しない例:

        onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoProdName <m/t_model>
        onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoSerialNum <s/n>

      • リモート LAN アクセスの場合、次のコマンドを入力します。

        リモート LAN/WAN アクセス方式を使用し、クライアントから Lenovo XClarity Controller にアクセスする場合、host および xcc_external_ip アドレスは必須パラメーターです。
        [−−imm xcc_user_id:xcc_password@xcc_external_ip]
        または
        [−−bmc xcc_user_id:xcc_password@xcc_external_ip]
        ここで、それぞれ以下の意味があります。
        xcc_external_ip
        BMC/IMM/XCC IP アドレス。デフォルト値はありません。このパラメーターは必須です。
        xcc_user_id
        BMC/IMM/XCC アカウント (12 アカウントのうちの 1 つ)。デフォルト値は USERID です。
        xcc_password
        BMC/IMM/XCC アカウントのパスワード (12 アカウントのうちの 1 つ)。デフォルト値は PASSW0RD (O ではなくゼロ 0 を使用) です。
        BMC、IMM、または XCC の内部 LAN/USB IP アドレス、アカウント名、およびパスワードは、すべてこのコマンドで有効です。
        ユーザー ID およびパスワードのデフォルト値を使用する例:
        onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoProdName <m/t_model> --host <xcc_ip>
        onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoSerialNum <s/n> --host <xcc_ip>

    4. Lenovo XClarity Controller を出荷時のデフォルト値にリセットします。詳しくは BMC の出荷時のデフォルト値へのリセット を参照してください。