UEFI イベント
UEFI エラー・メッセージは、サーバーの起動時 (POST) またはサーバーの実行中に生成されることがあります。UEFI エラー・メッセージは、サーバー内の Lenovo XClarity Controller イベント・ログに記録されます。
それぞれのイベント・コードごとに、以下のフィールドが表示されます。
- イベント ID
- イベントを一意的に識別する ID。
- イベント記述
- イベントについて表示される、ログに記録されたメッセージの文字列です。
- 説明
- 追加情報でそのイベントが発生した理由を説明します。
- 重大度
- 状態の懸念度が示されます。イベント・ログでは、重大度が先頭文字に省略されています。以下の重大度が表示されます。
「情報」。イベントは監査目的で記録されたもので、通常はユーザー操作または正常に動作する状態の変更です。
「警告」。このイベントは、エラーほど重大ではありませんが、可能であれば、エラーになる前に状態を修正する必要があります。追加の監視や保守が必要な場合もあります。
「エラー」。このイベントは、サービスや正常な機能が損なわれる障害状態またはクリティカルな状態です。
- ユーザー処置
- イベントを解決するために実行すべき処置を示しています。問題が解決するまで、このセクションの手順を順番に実行してください。すべての手順を実行しても問題を解決できない場合、Lenovo サポート にお問い合わせください。
- 重大度別に整理された UEFI イベント
次の表は、重大度別 (情報、エラー、および警告) に整理されたすべての UEFI イベントの一覧です。 - FQXSFDD0001G : ドライバー・ヘルス・プロトコル: 構成が欠落しています。F1 から設定を変更する必要があります。
ドライバー・ヘルス・プロトコル: 構成が欠落しています。F1 から設定を変更する必要があります。 - FQXSFDD0002M : ドライバー・ヘルス・プロトコル:「障害」ステータスのコントローラーが報告されました。
ドライバー・ヘルス・プロトコル:「障害」状態のコントローラーが報告されました。 - FQXSFDD0003I : ドライバー・ヘルス・プロトコル:「リブート」が必要なコントローラーが報告されました。
ドライバー・ヘルス・プロトコル:「リブート」が必要なコントローラーが報告されました。 - FQXSFDD0004M : ドライバー・ヘルス・プロトコル:「システム・シャットダウン」が必要なコントローラーが報告されました。
ドライバー・ヘルス・プロトコル:「システム・シャットダウン」が必要なコントローラーが報告されました。 - FQXSFDD0005M : ドライバー・ヘルス・プロトコル: コントローラーの切断が失敗しました。「リブート」が必要です。
ドライバー・ヘルス・プロトコル: コントローラーの切断に失敗しました。「リブート」が必要です。 - FQXSFDD0006M : ドライバー・ヘルス・プロトコル: 無効なヘルス・ステータスのドライバーが報告されました。
ドライバー・ヘルス・プロトコル: 無効なヘルス・ステータスのドライバーが報告されました。 - FQXSFDD0008I: 自己暗号化ドライブ (SED) のエラー: キーの取得の失敗からリカバリーしました。
自己暗号化ドライブ (SED) のエラー: キーの取得の失敗からリカバリーしました。 - FQXSFDD0008K: 自己暗号化ドライブ (SED) のエラー: キーの取得に失敗しました。
自己暗号化ドライブ (SED) のエラー: キーの取得に失敗しました。 - FQXSFDD0009I: 自己暗号化ドライブ (SED) のエラー: ドライブ [arg1] へのアクセスの失敗からリカバリーしました。
自己暗号化ドライブ (SED) のエラー: ドライブ [arg1] へのアクセスの失敗からリカバリーしました。 - FQXSFDD0009K: 自己暗号化ドライブ (SED) のエラー: ドライブ [arg1] へのアクセスに失敗しました。
自己暗号化ドライブ (SED) のエラー: ドライブ [arg1] へのアクセスに失敗しました。 - FQXSFDD0010I: 自己暗号化ドライブ (SED) のエラー: ドライブ [arg1] のロック解除の失敗からリカバリーしました。
自己暗号化ドライブ (SED) のエラー: ドライブ [arg1] のロック解除の失敗からリカバリーしました。 - FQXSFDD0010K: 自己暗号化ドライブ (SED) のエラー: ドライブ [arg1] のロック解除に失敗しました。
自己暗号化ドライブ (SED) のエラー: ドライブ [arg1] のロック解除に失敗しました。 - FQXSFDD0011I: 自己暗号化ドライブ (SED) のエラー: ドライブ [arg1] のパスワードの設定の失敗からリカバリーしました。
自己暗号化ドライブ (SED) のエラー: ドライブ [arg1] のパスワードの設定の失敗からリカバリーしました。 - FQXSFDD0011K: 自己暗号化ドライブ (SED) のエラー: ドライブ [arg1] のパスワードの設定に失敗しました。
自己暗号化ドライブ (SED) のエラー: ドライブ [arg1] のパスワードの設定に失敗しました。 - FQXSFDD0012I : SATA ハードディスク・ドライブ・エラー: [arg1] がリカバリーされました。
SATA ハードディスク・ドライブ・エラー: [arg1] がリカバリーされました。 - FQXSFDD0012K : SATA ハードディスク・ドライブ・エラー: [arg1]。
SATA ハードディスク・ドライブ・エラー: [arg1]。 - FQXSFIO0022J: 物理 [arg3] 番号 [arg4] で PCIe リンク幅が [arg1] から [arg2] に低下しました。
物理 [arg3] 番号 [arg4] で PCIe リンク幅が [arg1] から [arg2] に低下しました。 - FQXSFIO0023J: 物理 [arg3] 番号 [arg4] で PCIe リンク速度が [arg1] から [arg2] に低下しました。
物理 [arg3] 番号 [arg4] で PCIe リンク速度が [arg1] から [arg2] に低下しました。 - FQXSFMA0001I : DIMM [arg1] 無効がリカバリーされました。[arg2]
DIMM [arg1] 無効がリカバリーされました。[arg2] - FQXSFMA0001M : POST 時にエラーが検出されたため、DIMM [arg1] が無効になりました。[arg2]
POST 時にエラーが検出されたため、DIMM [arg1] が無効になりました。[arg2] - FQXSFMA0002M : DIMM [arg1] アドレス [arg2] で訂正不能メモリー・エラーが検出されました。[arg3]
DIMM [arg1] アドレス [arg2] で訂正不能メモリー・エラーが検出されました。[arg3] - FQXSFMA0004N: システム・メモリーが検出されませんでした。[arg1]
システム・メモリーが検出されませんでした。[arg1] - FQXSFMA0006I : [arg1] DIMM [arg2] が検出されました。DIMM シリアル番号は [arg3] です。
[arg1] DIMM [arg2] が検出されました。DIMM シリアル番号は [arg3] です。 - FQXSFMA0008M : DIMM [arg1] が POST メモリー・テストに失敗しました。[arg2]
DIMM [arg1] が POST メモリー・テストに失敗しました。[arg2] - FQXSFMA0026I: デバイス [arg6] のランク [arg2] サブランク [arg3] バンク [arg4] 行 [arg5] で、DIMM [arg1] の自己復旧 (PPR)、ポスト・パッケージ修復が成功しました。[arg7]
デバイス [arg6] のランク [arg2] サブランク [arg3] バンク [arg4] 行 [arg5] で、DIMM [arg1] の自己復旧 (PPR)、ポスト・パッケージ修復が成功しました。[arg7] - FQXSFMA0027M: デバイス [arg6] のランク [arg2] サブランク [arg3] バンク [arg4] 行 [arg5] で、DIMM [arg1] の自己復旧、ポスト・パッケージの修復 (PPR) が試行され、失敗しました。[arg7]
デバイス [arg6] のランク [arg2] サブランク [arg3] バンク [arg4] 行 [arg5] で、DIMM [arg1] の自己復旧、ポスト・パッケージの修復 (PPR) が試行され、失敗しました。[arg7] - FQXSFMA0029G: デバイス [arg6] のランク [arg2] サブランク [arg3] バンク [arg4] 行 [arg5] で、修復用のスペア行のリソースが不足しているため、DIMM [arg1] の自己修復、ポスト・パッケージ修復 (PPR) の試行が失敗しました。[arg7]
デバイス [arg6] のランク [arg2] サブランク [arg3] バンク [arg4] 行 [arg5] で、修復用のスペア行のリソースが不足しているため、DIMM [arg1] の自己修復、ポスト・パッケージ修復 (PPR) の試行が失敗しました。[arg7] - FQXSFMA0047M: DIMM [arg1] で SPD CRC の検査が失敗しました。[arg2]
DIMM [arg1] で SPD CRC の検査が失敗しました。[arg2] - FQXSFMA0048M: POST 中に PMIC 障害が発生したため DIMM [arg1] が無効になりました。DIMM 識別子は [arg2] です。
POST 中に PMIC 障害が発生したため DIMM [arg1] が無効になりました。DIMM 識別子は [arg2] です。 - FQXSFMA0049M : メモリー・モジュールの電源障害のため、DIMM [arg1] が無効になりました。DIMM [arg2] が検出され、正常な状態です。DIMM [arg3] は検出されませんでした。
メモリー・モジュールの電源障害のため、DIMM [arg1] が無効になりました。DIMM [arg2] が検出され、正常な状態です。DIMM [arg3] は検出されませんでした。 - FQXSFMA0053I : メモリー・モジュールの組み合わせが更新されたため、DIMM [arg1] が再度有効になりました。
メモリー・モジュールの組み合わせが更新されたため、DIMM [arg1] が再度有効になりました。 - FQXSFMA0053M : DIMM [arg1] に障害はありませんが、CPU [arg2] におけるメモリー・モジュールの組み合わせがサポートされていないため無効になりました。
DIMM [arg1] に障害はありませんが、CPU [arg2] におけるメモリー・モジュールの組み合わせがサポートされていないため無効になりました。 - FQXSFMA0064M : メモリー・モジュールの電源障害のため、DIMM [arg1] が無効になりました。DIMM [arg2] が検出され、正常な状態です。
メモリー・モジュールの電源障害のため、DIMM [arg1] が無効になりました。DIMM [arg2] が検出され、正常な状態です。 - FQXSFMA0076M: DIMM [arg1] はサポートされていません。DIMM 識別子は [arg2] です。
DIMM [arg1] はサポートされていません。DIMM 識別子は [arg2] です。 - FQXSFMA0077N: DIMM [arg1] の SPD へのアクセス中に SMBus 障害が発生しました。[arg2]。
DIMM [arg1] の SPD へのアクセス中に SMBus 障害が発生しました。[arg2]。 - FQXSFMA0078N: システム・ファームウェアでメモリー初期化中に致命的エラー [arg1] が発生しました。
システム・ファームウェアでメモリー初期化中に致命的エラー [arg1] が発生しました。 - FQXSFMA0085G: 非対称メモリー構成のため、インバンド ECC が機能していません。
非対称メモリー構成のため、インバンド ECC が機能していません。 - FQXSFMA0085I: 非対称メモリー構成では、インバンドECCは無効になっています。
非対称メモリー構成では、インバンドECCは無効になっています。 - FQXSFPU0023G : セキュア・ブートのイメージ検証失敗の警告。
セキュア・ブートのイメージ検証失敗の警告。 - FQXSFPU0030N : UEFI イメージでファームウェア障害が検出されました。
UEFI イメージでファームウェア障害が検出されました。 - FQXSFPU0031N: POST 試行回数が F1 セットアップで構成された値に達しました。システムはデフォルト UEFI 設定でブートしました。ユーザー指定の設定は保持され、再起動前に変更しない限り、次回以降のブートで使用されます。
POST 試行回数が F1 セットアップで構成された値に達しました。システムはデフォルト UEFI 設定でブートしました。ユーザー指定の設定は保持され、再起動前に変更しない限り、次回以降のブートで使用されます。 - FQXSFPU0034L : TPM を正しく初期化できませんでした。
TPM を正しく初期化できませんでした。 - FQXSFPU0063N: CPU [arg1] コア [arg2] が無効にされました。
CPU [arg1] コア [arg2] が無効にされました。 - FQXSFPU4051G : 未定義の TPM_POLICY が見つかりました
未定義の TPM_POLICY が見つかりました - FQXSFPU4052G : TPM_POLICY がロックされていません
TPM_POLICY がロックされていません。 - FQXSFPU4053G : システム TPM_POLICY がプレーナーと一致しません。
システム TPM_POLICY がプレーナーと一致しません。 - FQXSFPU4059I: ユーザーが、AHCI 接続 SATA ドライブのロックの凍結をスキップするように要求しました。システム UEFI は要求を受け入れ、OS 再起動前に実行します。
ユーザーが、AHCI 接続 SATA ドライブのロックの凍結をスキップするように要求しました。システム UEFI は要求を受け入れ、OS 再起動前に実行します。 - FQXSFPU4060I: AHCI 接続 SATA ドライブのロックの凍結をスキップしました。
AHCI 接続 SATA ドライブのロックの凍結をスキップしました。 - FQXSFPU4061I: AHCI 接続 SATA ドライブのデフォルトのロック動作を復元しました。
AHCI 接続 SATA ドライブのデフォルトのロック動作を復元しました。 - FQXSFPU4062I : DCI インターフェースで CPU デバッグが非アクティブ化されました。
DCI インターフェースで CPU デバッグが非アクティブ化されました。 - FQXSFPU4062M : DCI インターフェースで CPU デバッグがアクティブ化されました。
DCI インターフェースで CPU デバッグがアクティブ化されました。 - FQXSFPU4080I : ホスト始動パスワードが変更されました。
ホスト始動パスワードが変更されました。 - FQXSFPU4081I : ホスト始動パスワードがクリアされました。
ホスト始動パスワードがクリアされました。 - FQXSFPU4082I : ホスト管理パスワードが変更されました。
ホスト管理パスワードが変更されました。 - FQXSFPU4083I : ホスト管理パスワードがクリアされました。
ホスト管理パスワードがクリアされました。 - FQXSFPU4084I : ホスト・ブート順序が変更されました。
ホスト・ブート順序が変更されました。 - FQXSFSR0001M : [arg1] GPT の破損が検出されました。DiskGUID: [arg2]
[arg1] GPT の破損が検出されました。DiskGUID: [arg2] - FQXSFSR0002I : [arg1] GPT の破損がリカバリーされました。DiskGUID: [arg2]
[arg1] GPT の破損がリカバリーされました。DiskGUID: [arg2] - FQXSFSR0003G : ブート試行回数を超過しました。起動可能デバイスが見つかりません。
ブート試行回数を超過しました。起動可能デバイスが見つかりません。
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