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環境仕様

サーバーの環境仕様の要約です。ご使用のモデルによっては、使用できない機能があったり、一部の仕様が該当しない場合があります。

音響放出ノイズ
このサーバーの公称音響放出ノイズは次のとおりです。
  • 音響出力レベル (LWAd)
    • アイドリング:
      • 最小: 5.4 ベル
      • 標準: 5.4 ベル
      • 最大: 5.5 ベル
    • 作動時:
      • 最小: 5.7 ベル
      • 標準: 6.1 ベル
      • 最大: 7.2 ベル
  • 音圧レベル (LpAm):
    • アイドリング:
      • 最小: 43.6 dBA
      • 標準: 43.5 dBA
      • 最大: 44.5 dBA
    • 作動時:
      • 最小: 45.8 dBA
      • 標準: 50.0 dBA
      • 最大: 61.1 dBA
  • これら音響レベルは、管理された音響環境のもとで、ISO 7779 の規定の手順に従って測定されたもので、ISO 9296 に従って報告されています。
  • 検証された音響サウンド・レベルは、指定された構成に基づいているため、構成と状況によって変化する場合があります。
    • 最小: 1x 80W CPU、2x 16GB RDIMM、1GbE I/O モジュール・ボード、1 x NVMe M.2 ブート・ドライブ、2x SATA SSD、2x NVMe M.2 データ・ドライブ、DC 電源モジュール・ボード (PMB)、防塵フィルターなし、背面から前面のファン方向
    • 標準: 1x 80W CPU、4x 16GB RDIMM、10/25GbE I/O モジュール・ボード、1 x NVMe M.2 ブート・ドライブ、1x NVIDIA A2 GPU、4x NVMe M.2 データ・ドライブ、防塵フィルターなし、DC 電源モジュール・ボード (PMB)、背面から前面のファン方向
    • 最大: 1x 100W CPU、4x 64GB RDIMM、10/25GbE I/O モジュール・ボード、2 x NVMe M.2 ブート・ドライブ、2x NVIDIA A2 GPU、2x NVMe M.2 データ・ドライブ、DC 電源モジュール・ボード (PMB)、防塵フィルターあり、背面から前面のファン方向
  • 政府の規制 (OSHA または European Community Directives で規定されているものなど) は、職場での騒音レベルの公開を管理し、ユーザーとサーバーの取り付けに適用される場合があります。インストールで計測される実際の音圧レベルは、さまざまな要因によって異なります。この要因には、インストール内のラックの台数、部屋の大きさ、素材および構成、他の装置からのノイズ・レベル、部屋の周辺温度および従業員と装置の位置関係が含まれます。さらに、そのような政府の規制の順守は、従業員の暴露期間や従業員が防音保護具を着用しているかなどのさまざまな追加的要因によって異なります。Lenovo は、この分野で認定されている専門家と相談して、適用法に遵守しているかを判断することをお勧めします。
音響モード

ThinkEdge SE360 V2 は、音響パフォーマンスの異なる 3 つの音響モードをサポートします。

  • 無効: サーバーはデフォルトのファン速度で動作します。

  • モード 1: システム・ファンの動作は、サーバー全体のノイズ・レベルを下げるために最適化されます。
    • モード 1 は、35°C 未満の周辺温度をサポートします。

    • モード 1 では、サーバーは 25°C で 50 dBA の音圧レベルで動作します。

    • 負荷が高い場合は、パフォーマンスが低下する可能性があります。

  • モード 2: システム・ファンの動作は、サーバー全体のノイズ・レベルを下げるためにモード 1 よりもさらに最適化されます。
    • モード 2 は、周辺温度が 35°C 未満の場合、4 コアまたは 8 コア・プロセッサーを使用した構成をサポートします。

    • モード 2 では、サーバーは 25°C で 45 dBA の音圧レベルで動作します。

    • 負荷が高い場合は、パフォーマンスが低下する可能性があります。

音響モードを変更するには、Setup Utility に入り、「システム設定」 > 「動作モード」 > 「音響モード」に移動します。

周辺温度管理
  • SE360 V2 のほとんどの構成では、55°C 以下の温度での動作をサポートしています。特定の構成では、-20°C ~ 65°C での動作がサポートされます。拡張動作温度をサポートする構成について詳しくは、環境を参照してください。

  • 以下のコンポーネントは、55°C 以下の温度で動作する可能性があり、パフォーマンスの低下を防ぐために適切な周辺温度が必要です。
    • 以下のいずれかのコンポーネントが取り付けられている場合は、適切に動作させるために周辺温度を 45°C 未満に維持してください。周辺温度が 45°C を超える場合、パフォーマンスが低下したり、スロットル・イベントが発生したりする可能性があります。
      • 16 コア・プロセッサー
      • NVMe M.2 ドライブ
      • NVMe U.3 ドライブ
    • 以下のいずれかのドライブがスロット 7 ~ 10 (M.2 ベイ 6 ~ 9) に取り付けられており、負荷が高い場合は、適切に動作させるために周辺温度を 40°C 未満に維持してください。周辺温度が 40°C を超える場合、パフォーマンスが低下したり、スロットル・イベントが発生したりする可能性があります。
      • NVMe M.2 ドライブ
      • NVMe U.3 ドライブ
    • 300W 外部電源アダプターが取り付けられている場合は、パフォーマンスの低下を防ぐために、周辺温度を 40°C 未満に維持してください。周辺温度が 40°C を超える場合、パフォーマンスが低下したり、スロットル・イベントが発生したりする可能性があります。

  • 以下のコンポーネントは、50°C 以下の温度で動作できます。周辺温度を 45°C 以下に維持し、パフォーマンスが低下しないようにしてください。
    • ThinkSystem NVIDIA A2 16GB PCIe Gen4 Passive GPU
    • ThinkSystem NVIDIA L4 PCIe Gen4 Passive GPU
  • ThinkSystem Qualcomm Cloud AI 100 は、45℃ 以下の温度で動作できます。

環境
ThinkEdge SE360 V2 は、ASHRAE クラス A4 の仕様に準拠しています。動作温度が AHSARE A4 規格を外れている場合、またはファンが故障して周辺温度が 25°C を超えている状態では、システムのパフォーマンスに影響が出る場合があります。ThinkEdge SE360 V2 は、以下の環境でサポートされます。
  • 室温:
    • 作動時
      • ASHARE クラス H1: 5°C から 25°C (41°F から 77°F)。900 m (2,953 フィート) を超える高度では、高度が 500 m (1,640 フィート) 上がるごとに、最大周辺温度が 1°C 減少。
      • ASHARE クラス A2: 10°C から 35°C (50°F から 95°F)。900 m (2,953 フィート) を超える高度では、高度が 300 m (984 フィート) 上がるごとに、最大周辺温度が 1°C 減少。
      • ASHARE クラス A3: 5°C ~ 40°C (41°F ~ 104°F)。900 m (2,953 フィート) を超える高度では、高度が 175 m (574 フィート) 上がるごとに、最大周辺温度が 1°C 減少。
      • ASHARE クラス A4: 5°C ~ 45°C (41°F ~ 113°F)。900 m (2,953 フィート) を超える高度では、高度が 125 m (410 フィート) 上がるごとに、最大周辺温度が 1°C 減少。
    • サーバー電源オフ時: 5°C ~ 45°C (41°F ~ 113°F)
    • 拡張動作温度 (限定構成):
      • サーバー電源オン時: -20°C ~ 65°C (-4°F ~ 149°F)、~ 70°C で 16 時間 (158°F)

      • サーバー電源オフ時: -20°C ~ 65°C (-4°F ~ 149°F)

      拡張動作温度をサポートする構成には、以下が必要です。
      • 12 コア・プロセッサー

      • 背面から前面の通気方向のファン

      • 以下のいずれかの電源入力:

        • デュアル 12-48V 可変 DC 電源入力

        • 単一の 500W (230V/115V) AC 電源入力

      • 取り付けられているすべての DIMM が RDIMM 拡張温度

      • 取り付けられているすべての M.2 ドライブが M.2 SSD (産業用)

      • GPU アダプターまたはイーサネット・アダプターが取り付けられていない

    • 出荷時/ストレージ: -40°C ~ 65°C (-40°F ~ 140°F)
  • 最大高度: 3,050 m (10,000 フィート)

  • 相対湿度 (結露なし):

    • 作動時: 8% ~ 90%、最大露点: 24°C (75.2°F)

    • 配送時/保管時: 8% ~ 90%、最大露点: 27°C (80.6°F)

    • 動作していない (開梱状態) ストレージは、5% ~ 95%、最大乾球温度 38.7°C (101.7°F) 条件に 48 時間耐えることができます。

  • 粒子汚染
    • SE360 V2 は、ノードの背面に取り付けられた防塵フィルターをサポートします。防塵フィルターは、ASHRAE 52.2-2017 に従って最小効率評価値 (MERV) が 5、ASHRAE 52.1-1992 に従って平均捕集効率が 80% になっています。

    • SE360 V2 2U2N エンクロージャー は、前面配送用ブラケットに取り付けられた防塵フィルターのセットをサポートします。防塵フィルター・セットは、ASHRAE 52.2-2017 に従って最小効率評価値 (MERV) が 5、ASHRAE 52.1-1992 に従って平均捕集効率が 80% になっています。

    • SE360 V2 は、ANSI/IEC60529-2020 エンクロージャーによる保護等級 (IP コード) に基づく IP3X 侵入保護に準拠しています

      以下のいずれかの PCIe アダプターを使用した構成は、IP3X 規格に準拠していません。
      • ThinkSystem Qualcomm Cloud AI 100

      • ThinkSystem Intel Flex 140 12GB Gen4 Passive GPU

      • ThinkSystem Intel X710-T4L 10GBase-T 4-Port PCIe Ethernet Adapter

      • ThinkSystem Intel E810-DA2 10/25GbE SFP28 2-Port PCIe Ethernet Adapter

    重要
    浮遊微小粒子や反応性ガスは、単独で、あるいは湿気や気温など他の環境要因と組み合わされることで、サーバーにリスクをもたらす可能性があります。微粒子およびガスの制限に関する情報は、粒子汚染を参照してください。