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メモリー・ミラーリング・モード

メモリー・ミラーリング・モードは、合計システム・メモリー容量を半分に減少しながら完全なメモリー冗長性を提供します。メモリー・チャネルはペアでグループ化され、ペアのチャネルはそれぞれ同じデータを受信します。障害が起こると、メモリー・コントローラーは、1 次チャネルのメモリー・チャネルから、バックアップ・チャネルのメモリー・チャネルに切り替えます。メモリー・ミラーリングのメモリー・モジュール取り順序は、サーバーに取り付けられているプロセッサーおよびメモリー・モジュールの数によって異なります。

装着規則

  • ミラーリングは、2 つのチャネル間で構成できます。

  • 1 次チャネルと 2 次チャネルの合計メモリー・サイズは同じでなければなりません。同一のメモリー・モジュールを取り付ける必要があります。

  • ミラーリング・チャネル・モードでは、メモリー・モジュール・ペアは、サイズ、タイプ、およびランク数が同一でなければなりません。

  • DRAM メモリー・モジュール・ミラーリング・モードは、永続性メモリー・アプリ・ダイレクト・モードではサポートされません。

プロセッサー 1 個の場合

次の表は、プロセッサーが 1 つの場合のミラーリング・モードのメモリー装着順序を示しています。

表 1. プロセッサーが 1 つの場合のミラーリング・モード・メモリー・モジュール装着順序
プロセッサープロセッサー 1
メモリー・モジュール・スロット番号12345678
メモリー・モジュール合計812345678

プロセッサー 2 個の場合

次の表は、プロセッサーが 2 つの場合のミラーリング・モードのメモリー装着順序を示しています。

表 2. プロセッサーが 2 つの場合のミラーリング・モード・メモリー・モジュール装着順序
プロセッサープロセッサー 1プロセッサー 2
メモリー・モジュール・スロット番号12345678910111213141516
メモリー・モジュール合計1612345678910111213141516