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独立メモリー・モード

独立メモリー・モードは、高パフォーマンス・メモリー機能を提供します。独立モードでは、メモリー・チャネルに任意の順序でメモリー・モジュールを取り付けることができます。各プロセッサー上の 8 つのチャネルすべてに任意の順序で取り付けることができ、マッチングの要件はありません。個々のチャネルを異なるメモリー・モジュールのタイミングで実行することができますが、すべてのチャネルを同じインターフェース周波数で実行する必要があります。

装着規則

  1. RDIMM と 3DS RDIMM を混用しないでください。

  2. プロセッサーごとに少なくとも 1 つのメモリー・モジュールが必要です。

  3. 各メモリー・タイプのメモリー・モジュールの数を同じにする必要があります。

  4. すべてのプロセッサーでメモリー装着を同じにする必要があります。

  5. x4 および x8 メモリー・モジュールは、同じチャネル内で混用できます。

メモリー・モジュールの容量ガイドライン

独立メモリー・モードでは、最大 2 つのタイプのメモリー容量をシステムに取り付け可能です。

重要

メモリー・モジュール番号は 2 つのグループに分割されます。それぞれ同じ容量のメモリー・モジュールを装着する必要があります。

  • メモリー・モジュール・スロット番号 2、4、5、7、10、12、13、15 のグループ。

  • メモリー・モジュール・スロット番号 1、3、6、8、9、11、14、16 のグループ。

  • 詳しくは、表 2を参照してください。

1 つのプロセッサーと容量が同じメモリー・モジュールを使用

次の表は、1 つのプロセッサーと容量が同じメモリー・モジュールを使用する場合の独立モードのメモリー装着順序を示しています。

表 1. 1 つのプロセッサーで容量が同じメモリー・モジュールを使用する場合の独立モードのメモリー・モジュール装着順序
プロセッサープロセッサー 1
メモリー・モジュール・スロット番号12345678
メモリー・モジュールの総数1 2      
2 2 4    
4* 2 45 7 
612 45 78
8*†12345678

*Sub NUMA Clustering (SNC2) 機能は、DIMM がこの指定された順序で投入された場合にのみ、有効にできます。SNC2 機能は、UEFI 経由で有効にできます。

ソフトウェア・ガード・エクステンションズ (SGX) をサポートする DIMM 構成、ソフトウェア・ガード・エクステンションズ (SGX) を有効にするを参照してこの機能を有効にします。

1 つのプロセッサーと容量が異なるメモリー・モジュールを使用

次の表は、1 つのプロセッサーと容量が異なるメモリー・モジュールを使用する場合の独立モードのメモリー装着順序を示しています。

重要

メモリー・モジュール番号は 2 つのグループに分割されます。それぞれ同じ容量のメモリー・モジュールを装着する必要があります。

  • メモリー・モジュール・スロット番号 2、4、5、7、10、12、13、15 のグループ。

  • メモリー・モジュール・スロット番号 1、3、6、8、9、11、14、16 のグループ。

  • 詳しくは、表 2を参照してください。
表 2. 1 つのプロセッサーで容量が異なるメモリー・モジュールを使用する場合の独立モードのメモリー・モジュール装着順序
プロセッサープロセッサー 1
メモリー・モジュール・スロット番号12345678
メモリー・モジュールの総数2 23    
4 23  67 

2 つのプロセッサーと容量が同じメモリー・モジュールを使用

次の表は、2 つのプロセッサーと容量が同じメモリー・モジュールを使用する場合の独立モードのメモリー装着順序を示しています。

表 3. 2 つのプロセッサーで容量が同じメモリー・モジュールを使用する場合の独立モードのメモリー・モジュール装着順序
プロセッサープロセッサー 1プロセッサー 2
メモリー・モジュール・スロット番号12345678910111213141516
メモリー・モジュールの総数2 2     15 
4 2 4   13 15 
8* 2 45 7 10 1213 15 
1212 45 78910 1213 1516
16*†12345678910111213141516

*Sub NUMA Clustering (SNC2) 機能は、DIMM がこの指定された順序で投入された場合にのみ、有効にできます。SNC2 機能は、UEFI 経由で有効にできます。

ソフトウェア・ガード・エクステンションズ (SGX) をサポートする DIMM 構成、ソフトウェア・ガード・エクステンションズ (SGX) を有効にするを参照してこの機能を有効にします。

2 つのプロセッサーと容量が異なるメモリー・モジュールを使用

次の表は、2 つのプロセッサーと容量が異なるメモリー・モジュールを使用する場合の独立モードのメモリー装着順序を示しています。

重要

メモリー・モジュール番号は 2 つのグループに分割されます。それぞれ同じ容量のメモリー・モジュールを装着する必要があります。

  • メモリー・モジュール・スロット番号 2、4、5、7、10、12、13、15 のグループ。

  • メモリー・モジュール・スロット番号 1、3、6、8、9、11、14、16 のグループ。

  • 詳しくは、表 2を参照してください。
表 4. 2 つのプロセッサーで容量が異なるメモリー・モジュールを使用する場合の独立モードのメモリー・モジュール装着順序
プロセッサープロセッサー 1プロセッサー 2
メモリー・モジュール・スロット番号123456789101112131415c
メモリー・モジュールの総数4 23         1415 
8 23  67 1011  1415