TPM のバージョンの設定
TPM バージョンを設定するには、物理プレゼンスを検出する必要があります。
Lenovo XClarity Controller インターフェースへのアクセスについては、以下を参照してください。
Lenovo XClarity Controller ポータル・ページにある、ご使用のサーバーと互換性のある XCC に関する資料の「XClarity Controller Web インターフェースの開始と使用」セクション。
Lenovo XClarity Essentials OneCLI をダウンロードしてインストールします。
Lenovo データセンターサポート にアクセスしてご使用のサーバーのサポート・ページに移動します。
「Drivers & Software (ドライバーとソフトウェア)」をクリックします。
ご使用のオペレーティング・システム用の適切なバージョンの Lenovo XClarity Essentials OneCLI を見つけて、パッケージをダウンロードします。
次のコマンドを実行して、TPM バージョンを設定します。
注TPM バージョンを 1.2 から 2.0 に変更、または元に戻すことができます。ただし、バージョン間で切り替えることができるのは最大 128 回です。TPM バージョンをバージョン 2.0 に設定する場合:
OneCli.exe config set TrustedComputingGroup.DeviceOperation "Update to TPM2.0 compliant"
-–bmc userid:password@ip_address
TPM バージョンをバージョン 1.2 に設定する場合:
OneCli.exe config set TrustedComputingGroup.DeviceOperation "Update to TPM1.2 compliant"
-–bmc userid:password@ip_address
ここで、それぞれ以下の意味があります。<userid>:<password> はサーバーの BMC (Lenovo XClarity Controller インターフェース) にアクセスするために使用する資格情報です。デフォルトのユーザー ID は USERID、デフォルトのパスワードは PASSW0RD (大文字の o ではなくゼロ) です。
<ip_address> は BMC の IP アドレスです。
Lenovo XClarity Essentials OneCLI set コマンドについて詳しくは、以下を参照してください。
代わりに、Advanced Settings Utility (ASU) コマンドを使用することができます。
TPM バージョンをバージョン 2.0 に設定する場合:
asu64 set TPMVersion.TPMVersion "Update to TPM2.0 compliant" --host <ip_address>
--user <userid>–password <password> --override
TPM バージョンをバージョン 1.2 に設定する場合:
asu64 set TPMVersion.TPMVersion "Update to TPM1.2 compliant" --host <ip_address>
--user <userid>–password <password> -–override
ここで、それぞれ以下の意味があります。<userid> と <password> はサーバーの BMC (Lenovo XClarity Controller インターフェース) にアクセスするために使用する資格情報です。デフォルトのユーザー ID は USERID、デフォルトのパスワードは PASSW0RD (大文字の o ではなくゼロ) です。
<ip_address> は BMC の IP アドレスです。