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ハードディスク・ドライブの問題

ハードディスク・ドライブに関連した問題を解決するには、この情報を使用します。

サーバーがハードディスク・ドライブを認識しない

問題が解決するまで、以下のステップを実行します。
  1. 関連する黄色のハードディスク・ドライブ状況 LED を確認します。LED が点灯している場合、ドライブに障害があることを示します。

  2. LED が点灯している場合、ベイからドライブを外し、45 秒間待ちます。その後ドライブ・アセンブリーがハードディスク・ドライブ・バックプレーンに接続していることを確認して、ドライブを再度取り付けます。

  3. 関連する緑色のハードディスク・ドライブ活動 LED および黄色の状況 LED を確認します。

    • 緑色の活動 LED が点滅していて、黄色の状況 LED が点灯していない場合、コントローラーがドライブを認識し、正常に作動していることを示します。ハードディスク・ドライブに対して診断テストを実行します。サーバーを起動し、画面の指示に従ってキーを押すと、デフォルトで LXPM が表示されます。(詳細については、Lenovo XClarity Provisioning Manager ポータル・ページ にある、ご使用のサーバーと互換性のある LXPM に関する資料の「起動」セクションを参照してください)。このインターフェースからハードディスク・ドライブ診断を実行できます。「診断」ページから、「診断の実行」 > 「HDD test/ディスク・ドライブ・テスト」の順にクリックします。

    • 緑色の活動 LED が点滅していて、黄色の状況 LED がゆっくり点滅している場合、コントローラーがドライブを認識し、再作成していることを示します。

    • いずれの LED も点灯または点滅していない場合は、ハードディスク・ドライブ・バックプレーンを確認します。

    • 緑色の活動 LED が点滅していて、黄色の状況 LED が点灯している場合、ドライブを交換します。LED の活動状況が変わらない場合、ステップ「ハードディスク・ドライブの問題」に進んでください。LED の活動に変化がある場合は、ステップ 1 に戻ります。

  4. ハードディスク・ドライブ・バックプレーンが正しく取り付けられていることを確認します。正しく取り付けられている場合、バックプレーンを曲げたり、動かすことなく、ドライブ・アセンブリーをバックプレーンに正常に接続することができます。

  5. バックプレーン電源ケーブルを取り付け直し、ステップ 1 から 3 までを繰り返します。

  6. バックプレーン信号ケーブルを取り付け直し、ステップ 1 から 3 までを繰り返します。

  7. バックプレーン信号ケーブルまたはバックプレーンに問題がある可能性があります。

    • 影響を受けたバックプレーン信号ケーブルを交換します。

    • 影響を受けたバックプレーンを交換します。

  8. ハードディスク・ドライブに対して診断テストを実行します。サーバーを起動し、画面の指示に従ってキーを押すと、デフォルトで LXPM が表示されます。(詳細については、Lenovo XClarity Provisioning Manager ポータル・ページ にある、ご使用のサーバーと互換性のある LXPM に関する資料の「起動」セクションを参照してください)。このインターフェースからハードディスク・ドライブ診断を実行できます。「診断」ページから、「診断の実行」 > 「HDD test/ディスク・ドライブ・テスト」の順にクリックします。

    これらのテストに基づいて以下を実行します。
    • アダプターがテストに合格したがドライブが認識されない場合は、バックプレーン信号ケーブルを交換してテストを再度実行します。

    • バックプレーンを交換します。

    • アダプターがテストに失敗する場合は、バックプレーン信号ケーブルをアダプターから切り離してから再度テストを実行します。

    • アダプターがこのテストに失敗する場合は、アダプターを交換します。

複数のハード・ディスクに障害が起こった

問題が解決するまで、以下のステップを実行します。
  • ThinkSystem System Manager イベント・ログを調べて、パワー・サプライに関連する他のイベントを確認し、それらのイベントを解決します。

  • ハードディスク・ドライブとサーバーのデバイス・ドライバーおよびファームウェアが最新レベルになっていることを確認します。

重要
一部のクラスター・ソリューションには、特定のコード・レベルまたは調整されたコード更新が必要です。デバイスがクラスター・ソリューションの一部である場合は、コードをアップデートする前に、最新レベルのコードがクラスター・ソリューションでサポートされていることを確認してください。

複数のハード・ディスクがオフライン

問題が解決するまで、以下のステップを実行します。
  • ThinkSystem System Manager イベント・ログを調べて、パワー・サプライに関連する他のイベントを確認し、それらのイベントを解決します。

  • ストレージ・サブシステム・ログを調べて、ストレージ・サブシステムに関連するイベントを確認し、それらのイベントを解決します。

交換したハードディスク・ドライブが再ビルドされない

問題が解決するまで、以下のステップを実行します。
  1. ハードディスク・ドライブがアダプターに認識されているか (緑色のハードディスク・ドライブ活動 LED が点滅しているか) 確認します。

  2. SAS/SATA RAID アダプターの資料を検討して、正しい構成パラメーターおよび設定値か判別します。

緑色のハードディスク・ドライブ活動 LED が、関連するドライブの実際の状態を表示しない

問題が解決するまで、以下のステップを実行します。
  1. ドライブを使用しているときに緑色のハードディスク・ドライブ活動 LED が点滅しない場合は、ハードディスク・ドライブに対して診断テストを実行してください。サーバーを起動し、画面の指示に従ってキーを押すと、デフォルトで LXPM が表示されます。(詳細については、Lenovo XClarity Provisioning Manager ポータル・ページ にある、ご使用のサーバーと互換性のある LXPM に関する資料の「起動」セクションを参照してください)。このインターフェースからハードディスク・ドライブ診断を実行できます。「診断」ページから、「診断の実行」 > 「HDD test/ディスク・ドライブ・テスト」の順にクリックします。

  2. ドライブがテストをパスする場合、バックプレーンを交換します。

  3. ドライブがテストを失敗する場合、ドライブを交換します。

黄色のハードディスク・ドライブ状況 LED が、関連するドライブの実際の状態を表示しない

問題が解決するまで、以下のステップを実行します。
  1. サーバーの電源をオフにします。

  2. SAS/SATA アダプターを取り付け直します。

  3. バックプレーン信号ケーブルおよびバックプレーン電源ケーブルを取り付け直します。

  4. ハードディスク・ドライブを取り付け直します。

  5. サーバーの電源を入れ、ハードディスク・ドライブ LED の活動を確認します。

*LXPM のバージョンによっては、「HDD test」または「ディスク・ドライブ・テスト」と表示される場合があります。