内蔵診断パネル

内蔵診断パネルは、サーバー前面に取り付けられているので、エラー、システム・ステータス、ファームウェア、ネットワーク、およびヘルスに関する情報に簡単にアクセスできます。内蔵診断パネルには、前面オペレーター・パネル機能も備わっています。

内蔵診断パネルの位置

位置	内蔵診断パネルは、サーバーの前面に接続されています。
コールアウト	`1` パネルをサーバーから引き出すためのハンドル。注システム電源ステータスに関係なく、パネルは挿入または引き出しが可能です。引き出すときは、損傷を避けるために優しく行ってください。

表示パネルの概要

診断デバイスは、LCD ディスプレイと 5 つのナビゲーション・ボタンで構成されます。

	`1` LCD ディスプレイ。
	`2` スクロール・ボタン (上/下/左/右) スクロール・ボタンを押して、システム情報を見つけて選択します。
	`3` 選択ボタン選択ボタンを押してメニューのオプションから選択します。

オプション・フロー・ダイアグラム

LCD パネルのディスプレイにはさまざまなシステム情報が表示されます。スクロール・キーを使用してオプション間を移動します。

モデルによっては、LCD ディスプレイのオプションとエントリーが異なる場合があります。

フル・メニュー・リスト

使用可能なオプションのリストを次に示します。オプションと下位の情報項目間は選択ボタンで切り替えます。オプション間または情報項目間の切り替えは選択ボタンで切り替えます。

モデルによっては、LCD ディスプレイのオプションとエントリーが異なる場合があります。

ホーム・メニュー (システム・ステータス・ダッシュボード)

ホーム・メニュー例

ホーム・メニュー	例
`1` システム名 `2` システム・ステータス `3` アクティブなアラートの数 `4` 温度 `5` 電力使用量 `6` チェックポイント・コード

1 システム名

2 システム・ステータス

3 アクティブなアラートの数

4 温度

5 電力使用量

6 チェックポイント・コード

アクティブなアラート

サブメニュー	例
ホーム画面:アクティブなエラーの数注アクティブなアラートメニューには、アクティブなエラーの数のみが表示されます。エラーが生じない場合、ナビゲーション中にアクティブなアラートメニューが使用できなくなります。	`1 Active Alerts`
詳細画面: エラー・メッセージ ID (タイプ: エラー/警告/情報) 発生時刻エラーの考えられる原因	`Active Alerts: 1 Press ▼ to view alert details FQXSPPU009N(Error) 04/07/2020 02:37:39 PM CPU 1 Status: Configuration Error`

システム VPD 情報

サブメニュー	例
マシン・タイプおよびシリアル番号汎用固有 ID (UUID)	`Machine Type: xxxx Serial Num: xxxxxx Universal Unique ID: xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx`

システム・ファームウェア

サブメニュー例

サブメニュー	例
XCC プライマリーファームウェア・レベル (ステータス) ビルド ID バージョン番号リリース日	`XCC Primary (Active) Build: DVI399T Version: 4.07 Date: 2020-04-07`
XCC バックアップファームウェア・レベル (ステータス) ビルド ID バージョン番号リリース日	`XCC Backup (Active) Build: D8BT05I Version: 1.00 Date: 2019-12-30`
UEFI ファームウェア・レベル (ステータス) ビルド ID バージョン番号リリース日	`UEFI (Inactive) Build: D0E101P Version: 1.00 Date: 2019-12-26`

XCC プライマリー

ファームウェア・レベル (ステータス)
ビルド ID
バージョン番号
リリース日

XCC Primary (Active)
Build: DVI399T
Version: 4.07
Date: 2020-04-07

XCC バックアップ

ファームウェア・レベル (ステータス)
ビルド ID
バージョン番号
リリース日

XCC Backup (Active)
Build: D8BT05I
Version: 1.00
Date: 2019-12-30

UEFI

ファームウェア・レベル (ステータス)
ビルド ID
バージョン番号
リリース日

UEFI (Inactive)
Build: D0E101P
Version: 1.00
Date: 2019-12-26

XCC ネットワーク情報

サブメニュー例

サブメニュー	例
XCC ホスト名 MAC アドレス IPv4 ネットワーク・マスク IPv4 DNS IPv6 リンク・ローカル IP ステートレス IPv6 IP 静的 IPv6 IP 現在の IPv6 ゲートウェイ IPv6 DNS 注現在使用中の MAC アドレスのみが表示されます (拡張または共用)。	`XCC Network Information XCC Hostname: XCC-xxxx-SN MAC Address: xx:xx:xx:xx:xx:xx IPv4 IP: xx.xx.xx.xx IPv4 Network Mask: x.x.x.x IPv4 Default Gateway: x.x.x.x`

XCC ホスト名
MAC アドレス
IPv4 ネットワーク・マスク
IPv4 DNS
IPv6 リンク・ローカル IP
ステートレス IPv6 IP
静的 IPv6 IP
現在の IPv6 ゲートウェイ
IPv6 DNS

注

現在使用中の MAC アドレスのみが表示されます (拡張または共用)。

XCC Network Information
XCC Hostname: XCC-xxxx-SN
MAC Address:
xx:xx:xx:xx:xx:xx
IPv4 IP:
xx.xx.xx.xx
IPv4 Network Mask:
x.x.x.x
IPv4 Default Gateway:
x.x.x.x

システム環境情報

サブメニュー例

サブメニュー	例
周辺温度排気温度 CPU 温度 PSU ステータスファンの回転速度 (RPM)	`Ambient Temp: 24 C Exhaust Temp: 30 C CPU1 Temp: 50 C PSU1: Vin= 213 w Inlet= 26 C FAN1 Front: 21000 RPM FAN2 Front: 21000 RPM FAN3 Front: 21000 RPM FAN4 Front: 21000 RPM`

周辺温度
排気温度
CPU 温度
PSU ステータス
ファンの回転速度 (RPM)

Ambient Temp: 24 C
Exhaust Temp: 30 C
CPU1 Temp: 50 C
PSU1: Vin= 213 w
Inlet= 26 C
FAN1 Front:     21000 RPM
FAN2 Front:     21000 RPM
FAN3 Front:     21000 RPM
FAN4 Front:     21000 RPM

アクティブ・セッション

サブメニュー	例
アクティブ・セッションの数	`Active User Sessions: 1`

アクション

サブメニュー例

サブメニュー	例
いくつかのクイック・アクションが使用可能です。 XCC をデフォルトに戻す XCC リセットの強制 XCC リセットの要求 UEFI メモリー・テストの設定 CMOS クリア仮想再取り付けの要求 XCC 静的 IPv4 アドレス/ネット・マスク/ゲートウェイの変更システム名の変更 FFDC サービス・データの生成/ダウンロード	`Request XCC Reset? This will request the BMC to reboot itself. Hold √ for 3 seconds`

いくつかのクイック・アクションが使用可能です。

XCC をデフォルトに戻す
XCC リセットの強制
XCC リセットの要求
UEFI メモリー・テストの設定
CMOS クリア
仮想再取り付けの要求
XCC 静的 IPv4 アドレス/ネット・マスク/ゲートウェイの変更
システム名の変更
FFDC サービス・データの生成/ダウンロード

Request XCC Reset?
This will request the BMC to reboot itself.
Hold √ for 3 seconds

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