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2.5 型ホット・スワップ・ドライブの取り付け

2.5 型ホット・スワップ・ドライブを取り付けるには、このセクションの手順に従ってください。

このタスクについて

重要
  • 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインおよび 安全検査のチェックリストをお読みください。
  • コンポーネントが入っている帯電防止パッケージを、サーバーの塗装されていない金属面に接触させます。次に、それをパッケージから取り出し、帯電防止板の上に置きます。
  • ドライブをサーバーから取り外す前に、特に RAID アレイの一部である場合は、必ずドライブ上のデータを保管したことを確認します。
  • ドライブ・コネクターを損傷しないように、ドライブを取り付けるか取り外すときは必ず、サーバーのトップ・カバーが定位置にあり、完全に閉じていることを確認します。
  • システムを適切に冷却するために、各ベイにドライブまたはドライブ・ベイ・フィラーを取り付けない状態で、2 分以上サーバーを動作させないでください。
  • ドライブ、ドライブ・コントローラー (システム・ボード・アセンブリーに組み込まれたコントローラーを含む)、ドライブ・バックプレーン、またはドライブ・ケーブルに変更を加える前に、ドライブに保管されているすべての重要なデータのバックアップを取ってください。
  • RAID アレイのいずれかのコンポーネント (ドライブ、RAID カードなど) を取り外す前には、すべての RAID 構成情報をバックアップしてください。
以下に、サーバーがサポートするドライブのタイプの説明と、ドライブを取り付けるときに考慮すべき事項を示します。サポートされるドライブのリストについては、Lenovo ServerProven Web サイト を参照してください。
  • この章の説明のほかに、ドライブに付属の資料に記載されている説明に従ってください。
  • ソリューションの電磁気干渉 (EMI) 保全性および冷却は、すべてのベイと PCI および PCIe スロットをカバーするか、または占拠することによって保護されます。ドライブまたは PCIe アダプターを取り付けるときは、後でデバイスを取り外す場合に備えて、ベイまたは PCIe アダプター・スロット・カバーの EMC シールドとフィラー・パネルを保管しておきます。
  • サーバーにサポートされているオプション・デバイスの完全なリストについては、Lenovo ServerProven Web サイトを参照してください。
  • 4-DW GPU モデルは、対応するドライブ・ベイ番号が採番されている最大 8 台の 2.5 型ホット・スワップ SAS/SATA/NVMe ドライブをサポートします。
    図 1. 4-DW GPU モデル の 2.5 型ドライブ・ベイの番号
    2.5-inch drive bay numbering in 4-DW GPU モデル
ファームウェアとドライバーのダウンロード: コンポーネントの交換後、ファームウェアまたはドライバーの更新が必要になる場合があります。

手順

  1. ドライブ・ベイにフィラーが搭載されている場合、フィラーのリリース・レバーを引いて、フィラーをベイから引き抜きます。
  2. 2.5 型ホット・スワップ・ドライブを取り付けます。
    1. ドライブ・ハンドルがオープンの位置になっていることを確認します。次に、ドライブをベイ内のガイド・レールに合わせて、固定されるまでドライブをベイに静かにスライドさせます。
    2. ハンドル・ラッチが、カチッと音が鳴るまでドライブ・ハンドルを回転させ、完全に閉じた位置にします。
      図 2. 2.5 型ホット・スワップ・ドライブの取り付け
      2.5-inch hot-swap drive installation

終了後

  1. ドライブの状況 LED をチェックして、ドライブが正しく作動しているか確認します。
    • ドライブの黄色のドライブ・ステータス LED が点灯したままの場合は、ドライブに障害があり、交換する必要があります。
    • 緑色のドライブ活動 LED が点滅している場合、そのドライブはアクセスされています。
  2. ThinkSystem RAID アダプターを使用して、サーバーが、RAID 操作用に構成されている場合は、ドライブを取り付けた後に、ディスク・アレイを再構成しなければならない場合があります。RAID 操作の詳細と、ThinkSystem RAID アダプターの使用に関する詳細な指示に関する追加情報は、ThinkSystem RAID アダプターの資料を参照してください。
  3. トライモード用の U.3 NVMe ドライブ付き 2.5 型ドライブ・バックプレーンを取り付け済みである場合。XCC Web GUI を使用して、バックプレーン上の選択したドライブ・スロットで U.3 x1 モードを有効にします。U.3 NVMe ドライブが NVMe 接続で検出できるが、トライモードで検出できないを参照してください。

デモ・ビデオ

YouTube で手順を参照