Lightpath 診断

Lightpath 診断は、サーバーの各種外部コンポーネントおよび内部コンポーネント上にある LED のシステムで、これを使用して障害のあるコンポーネントを特定することができます。エラーが発生すると、サーバーの前面にある前面オペレーター・パネルで LED が点灯し、次に障害が起こったコンポーネント上で点灯します。特定の順序で LED を確認することにより、多くの場合、エラーの原因を確認できます。

次の図は、オペレーター情報パネルにあるサーバーの Lightpath 診断 LED を示しています。

図 1. 前面オペレーター・パネル

表 1. Lightpath 診断 LED のステータスと操作

LED	説明	操作
1 電源ボタン/LED (緑色)	オフ: パワー・サプライが正しく取付けられていないか、LED 自体に障害があります。 高速で点滅 (毎秒 4 回): サーバーの電源がオフになっていて、オンにする準備ができていません。電源制御ボタンは無効です。この状態は約 5 秒から 10 秒続きます。 低速で点滅 (1 秒あたり 1 回): サーバーの電源がオフになっており、オンにできる状態です。電源制御ボタンを押すと、サーバーの電源をオンにすることができます。 点灯: サーバーの電源はオンになっています。	電源ボタンを押すと、サーバーの電源を手動でオンまたはオフにできます。
2 ネットワーク活動 LED (緑色)	LED オン: サーバーはイーサネット LAN との間で信号を送受信をしています。	ネットワーク接続のステータスを識別するには、この LED を使用します。
3 識別ボタン/LED (青色)	この LED はプレゼンス検出 LED として使用されます。Lenovo XClarity Controller を使用して、この LED をリモートから点灯させることができます。	この LED は、複数のサーバーの中から該当のサーバーを視覚的に見付けるのに使用します。
4 システム・エラー LED (黄色)	LED がオン: エラーが発生しました。	システム (ファン、DIMM、パワー・サプライなど) で他のエラー LED が点灯していないか確認します。 識別 LED を確認し、ログ LED を確認して、指示に従います。 Lenovo XClarity Controller イベント・ログおよびシステム・エラー・ログで、このエラーに関する情報を確認してください。 必要に応じてログを保存した後、そのログをクリアします。