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E3.S 2T ベイを搭載したサーバー・モデルの前面図

このセクションでは、CXL メモリー・モジュール (CMM) 用の E3.S 2T ベイを備えたサーバー・モデルの前面図について説明します。

E3.S 2T ベイを搭載したサーバー・モデルの前面図​

図 1. E3.S 2T ベイを搭載したサーバー・モデルの前面図
Front view of the sever model with E3.S 1T bays
1 Mini DisplayPort コネクター2 USB 3.2 Gen 1 (5 Gbps) コネクター
3 コネクター USB2.0 XCC 管理付き USB 3.2 Gen 1 (5 Gbps)4 CMM 障害 LED (オレンジ色)
5 CMM 正常性 LED (白色)6 E3.S ベイ
7 引き出し式情報タブ8 LED (緑色) 付き電源ボタン
9 LED (青色) 付きシステム ID ボタン10 システム・エラー LED (黄色)
11 ネットワーク活動 LED (緑色)12 外部診断コネクター
13 ラック・リリース・ラッチ14 2.5 インチ ドライブ・ベイ

1 Mini DisplayPort コネクター​

Mini DisplayPort (MiniDP) コネクターは、高性能モニターおよびダイレクト・ドライブ・モニター (ビデオ・コンバーター付き)、または MiniDP コネクターを使用するデバイスを接続するために使用できます。

2 USB 3.1 Gen 1 (5 Gbps) コネクター​

USB 3.1 Gen 1 (5 Gbps) コネクターを使用して、USB キーボード、USB マウス、USB ストレージ・デバイスなどの USB 対応デバイスを取り付けることができます。

3 コネクター USB2.0 XCC 管理付き USB 3.2 Gen 1 (5 Gbps)​

このコネクターは、ホスト OS への通常の USB 3.2 Gen 1 コネクターとして機能します。USB キーボード、USB マウス、USB ストレージデバイスなどの USB 互換デバイスを取り付けるために使用できます。

また、このコネクターは USB 2.0 Lenovo XClarity Controller 管理ポートとしても機能します。

4 5 E3.S CMM LED​

各 E3.S CMM には、活動 LED とステータス LED が付属しています。

図 2. E3.S CMM LED
E3.S 2T drive LEDs
LEDステータス説明
1 障害 LED (オレンジ色)オフCMM は正常です。
オンCMM に障害があります。
2 正常性 LED (白色)オンCMM の電源はオンになっていますが、アクティブではありません。取り外しは許可されていません。
点滅CMM はアクティブです。取り外しは許可されていません。
オフCMM の電源がオンになっていません。取り外しは許可されています。

6 E3.S ベイ​

ドライブ・ベイは、非ホット・スワップ E3.S CXL メモリー・モジュール (CMM) の取り付けに使用します。CMM を取り付けるときは、ベイ番号の順序に従ってください。サーバーの EMI 保全性と放熱性は、すべての E3.S ベイがふさがっていることで保護されます。空のベイは、ドライブ・ベイ・フィラーまたはドライブ・フィラーで占める必要があります。

7 引き出し式情報タブ​

このタブには、MAC アドレスおよび XCC ネットワーク・アクセス・ラベルなどのネットワーク情報が表示されます。

8 LED (緑色) 付き電源ボタン​

このボタンを押すと、サーバーの電源を手動でオンまたはオフにできます。電源 LED の状態は次のとおりです。
ステータス色説明
オン緑色サーバーはオンで稼働しています。
遅い点滅 (1 秒間に約 1 回の点滅)緑色サーバーの電源がオフになっていて、オンにする準備ができています (スタンバイ状態)。
速い点滅 (1 秒間に約 4 回の点滅)緑色
  • サーバーの電源はオフの状態ですが、XClarity Controller が初期化中であり、サーバーは電源をオンにする準備ができていません。
  • システム・ボード・アセンブリーの電源に障害が起きました。
オフなし電源が入っていないか、パワー・サプライに障害があります。

9 LED (青色) 付きシステム ID ボタン​

システム ID ボタンおよび青色のシステム ID LED は、サーバーを視覚的に見付けるのに使用します。システム ID LED もサーバー背面にあります。システム ID ボタンを押すたびに、両方のシステム ID LED の状態が変更されます。LED は点灯、点滅、消灯にできます。また、Lenovo XClarity Controller またはリモート管理プログラムを使用してシステム ID LED の状態を変更し、他のサーバーの中から該当のサーバーを視覚的に見つけることもできます。

10 システム・エラー LED (黄色)​

システム・エラー LED は、システム・エラーがあるかどうかを判断する際に役立ちます。
ステータス色説明操作
オンオレンジ色サーバーでエラーが検出されました。原因には、次のようなエラーが含まれますが、これに限定されるものではありません。

  • サーバーの温度が、非クリティカルな温度しきい値に達しました。

  • サーバーの電圧が、非クリティカルな電圧しきい値に達しました。

  • ファンが低速で稼働していることが検出されました。

  • ホット・スワップ・ファンが取り外されました。

  • パワー・サプライにクリティカルなエラーがあります。

  • パワー・サプライが電源に接続されていません。

  • プロセッサー・エラー。

  • システム I/O ボードまたはプロセッサー・ボードのエラー。

  • Processor Neptune® Core Module で異常ステータスが検出されました。

  • エラーの正確な原因を判別するには、Lenovo XClarity Controller イベント・ログとシステム・イベント・ログを確認します。

  • 他の LED も点灯していないかを確認します。これは、エラーの原因を示します。システム LED と診断ディスプレイによるトラブルシューティングを参照してください。

  • 必要に応じて、ログを保存します。

注
Processor Neptune® Core Module が取り付けられたサーバー・モデルでは、トップ・カバーを開き、漏水検知センサー・モジュールの LED のステータスを確認する必要があります。詳しい手順については、漏水検知センサー・モジュール LEDを参照してください。
オフなしサーバーがオフか、サーバーがオンで正しく動作しています。なし。

11 ネットワーク活動 LED (緑色)​

OCP モジュールが取り付けられている場合、前面 I/O 部品のネットワーク活動 LED は、ネットワーク接続性と活動の識別に役立ちます。OCP モジュールが取り付けられていない場合、この LED は消灯します。
ステータス色説明
オン緑色サーバーがネットワークに接続されています。
点滅緑色ネットワークに接続されており、ネットワークはアクティブです。
オフなしサーバーがネットワークから切断されています。
注
OCP モジュールが取り付けられている場合にネットワーク活動 LED がオフの場合は、サーバーの背面のネットワーク・ポートを確認して、切断されたポートを判別します。

12 外部診断コネクター​

コネクターは、外部診断ハンドセットに接続するために使用します。詳しくは、外部診断ハンドセットを参照してください。

13 ラック・リリース・ラッチ​

サーバーがラックに取り付けられている場合は、ラックからサーバーを引き出すためにラック・ラッチを使用します。また、ラック・ラッチとねじを使用して、特に振動がある場所でサーバーが滑り出さないようにサーバーをラックに固定できます。

14 2.5 インチ ドライブ・ベイ​

ドライブ・ベイは、ホット・スワップ 2.5 インチ ドライブの取り付けに使用します。ドライブを取り付ける場合は、ドライブ・ベイ番号の順序に従ってください。サーバーの EMI 保全性と放熱性は、すべてのドライブ・ベイがふさがっていることで保護されます。空のドライブ・ベイには、ドライブ・ベイ・フィラーまたはドライブ・フィラーを取り付ける必要があります。