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PCIe アダプターの取り付け

PCIe アダプターを取り付けるには、この情報を使用します。

このタスクについて

潜在的な危険を回避するために、以下の安全に関する注意書きをお読みになり、それに従ってください。
  • S002
    disconnect all power
    注意
    装置の電源制御ボタンおよびパワー・サプライの電源スイッチは、装置に供給されている電流をオフにするものではありません。デバイスには 2 本以上の電源コードが使われている場合があります。デバイスから完全に電気を取り除くには電源からすべての電源コードを切り離してください。
重要
  • 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインをお読みください。

  • PCIe アダプターに付属の説明書を参照し、その指示に従ってください。また、このセクションの指示にも従ってください。

  • コンポーネントが入っている帯電防止パッケージをサーバーの塗装されていない金属面に接触させてから、コンポーネントをパッケージから取り出し、帯電防止面の上に置きます。

このサーバーには、4 つの PCIe スロットがあります。PCIe アダプターを取り付けるときは、次の優先順位に従います。
  • 以下のアダプターのいずれかを取り付ける場合、まずスロット 2 に取り付けます。
    • ThinkSystem NVIDIA Quadro RTX T1000 8GB PCIe アクティブ GPU
    • ThinkSystem NVIDIA Quadro RTX T400 4GB PCIe アクティブ GPU

      GPU アダプターは、PCIe スロット 2 にのみ取り付けることができます。GPU アダプターが PCIe スロット 2 に取り付けられている場合は、PCIe スロット 3 は空のままにしてください

    • Broadcom 57416 10GBASE-T 2 ポート PCIe イーサネット・アダプター
  • M.2 アダプターを取り付ける場合、まずスロット 4 に取り付けます。
  • そうでない場合は、アダプターのタイプに応じて以下の順序に従います。
    • RAID アダプター (スロット 2* >> 4* >> 3 >> 1)1

      (優先順位順にリスト)

      1. ThinkSystem RAID 9350-16i 4GB フラッシュ PCIe 12Gb アダプター
      2. ThinkSystem RAID 9350-8i 2GB フラッシュ PCIe 12Gb アダプター
      3. ThinkSystem RAID 5350-8i PCIe 12Gb アダプター
      4. ThinkSystem 4350-8i SAS/SATA 12Gb HBA
      5. ThinkSystem 430-8e SAS/SATA 12Gb HBA
      6. ThinkSystem 440-8e SAS/SATA PCIe Gen4 12Gb HBA
        • ThinkSystem 440-8e SAS/SATA PCIe Gen4 12Gb HBA が取り付けられている場合、他のタイプの RAID アダプター/HBA はサポートされません。

        • ThinkSystem 430-8e SAS/SATA 12Gb HBA が取り付けられている場合、次のアダプターはサポートされません。
          • ThinkSystem RAID 9350-16i 4GB フラッシュ PCIe 12Gb アダプター

          • ThinkSystem RAID 9350-8i 2GB フラッシュ PCIe 12Gb アダプター

          • ThinkSystem RAID 5350-8i PCIe 12Gb アダプター

          • ThinkSystem 4350-8i SAS/SATA 12Gb HBA

    • ネットワーク・アダプター (スロット 1 >> 3 >> 4* >> 2*)

      (優先順位順にリスト)

      1. Broadcom 57414 10/25GbE SFP28 2 ポート PCIe イーサネット・アダプター (スロット 1 >> 4 でのみサポートされています)
      2. Intel X710-DA4 4x10Gb SFP+ アダプター
      3. ThinkSystem Intel E810-DA2 10/25GbE SFP28 2 ポート PCIe イーサネット・アダプター
      4. Broadcom 5719 1GbE RJ45 4 ポート PCIe イーサネット・アダプター
      5. ThinkSystem Intel X710-T4L 10GBASE-T 4 ポート PCIe イーサネット・アダプター
      6. ThinkSystem Intel I350-T4 PCIe 1Gb 4 ポート RJ45 イーサネット・アダプター
      7. Intel X550-T2 デュアル・ポート 10GBase-T アダプター
      8. ThinkSystem Intel I350-T2 PCIe 1Gb 2 ポート RJ45 イーサネット・アダプター
      9. Broadcom 5720 1GbE RJ45 2 ポート PCIe イーサネット・アダプター
* スロットが使用可能な場合。

ST250 V2 のスロット 1 とスロット 3 は、オープン・エンド設計です。つまり、スロットは、スロット・コネクターの物理長よりも長いエッジ・コネクターを備えるアダプターに対応します。たとえば、x8 アダプターをサーバーの x4 スロット 3 に取り付けた場合、エッジ・コネクターの半分はスロットに接続されません。この場合もアダプターは機能しますが、パフォーマンスに影響が及びます。

手順

  1. 作業しやすいようにサーバーを側面を下にして置きます。
  2. 該当する PCIe スロットの位置を確認します (サーバーで PCIe スロットのタイプを識別するには、仕様を参照してください)。
  3. PCIe スロットにブラケットが取り付けられている場合は、取り外します。ブラケットは今後の使用に備えて保管しておいてください。
  4. 保持クリップを開き、PCIe アダプターをスロットの上に置きます。
  5. PCIe アダプターを取り付けます。
    1. PCIe アダプターがスロットにしっかり固定されるまで、まっすぐ慎重に押し下げます。
    2. 保持クリップを閉じて、PCIe アダプターを所定の場所にしっかり固定します。
    図 1. PCIe アダプターの取り付け
    Installing a PCIe adapter

このタスクの完了後

PCIe アダプターのタイプによっては、必要なケーブルを接続しなければならない場合があります。

1 スロット 1 は ThinkSystem 430-8e HBA のみをサポートしています。