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SNMPv3 USM ユーザーの更新

set snmpUser userName コマンドは、既存の簡易ネットワーク管理プロトコル (SNMP) USM ユーザーを更新します。変更する USM ユーザーは、そのユーザー名を持つユーザーが 1 人のみである場合は、ユーザー名を使用して識別されます。同じユーザー名と異なるエンジン ID を持つユーザーが複数いる場合、ユーザーはユーザー名とエンジン ID を使用して識別されます。

対応アレイ

このコマンドは、DE2000H、DE4000H、DE4000F、DE6000H または DE6000F の個々のストレージ・アレイに適用されます。

ロール

このコマンドをストレージ・アレイに対して実行するには、Storage Admin または Support Admin ロールが必要です。

構文

set snmpUser userName="snmpUserName" [engineId=(local | engineId)]
[newUserName="newSnmpUserName"] [newEngineId=(local | engineId)]
[authProtocol=(none | sha | sha256 | sha512) authPassword="authPassword"]
[privProtocol=(none | aes128) privPassword="privPassword"]

パラメーター

パラメーター説明
userName更新する SNMP USM ユーザーの名前。SNMP USM ユーザー名は二重引用符 (" ") で囲みます。
engineId更新する SNMP USM ユーザーのエンジン ID。同じユーザー名を持つ複数の USM ユーザーがいる場合は、エンジン ID が必要です。値を「local」にして、ローカル SNMP エージェントを権限を持つエージェントにするか、または 16 進数の文字列にしてリモート SNMP エージェントのエンジン ID を指定できます。
newSnmpUserNameSNMP ユーザーに付ける新しい名前。SNMP ユーザー名は二重引用符 (" ") で囲みます。デフォルト値は、ユーザーの以前に定義されたユーザー名です。
newEngineIdユーザーの権限を持つ SNMP エンジンの ID として使用する新しい engineID。値を「local」にして、ローカル SNMP エージェントを権限を持つエージェントにするか、または 16 進数の文字列にしてリモート SNMP エージェントのエンジン ID を指定できます。デフォルト値は、ユーザーに対して以前に定義されたエンジン ID です。
authProtocolユーザーに使用される認証プロトコル (HMAC)。値は、以下のいずれかにすることができます。
  • none - SNMP メッセージの認証なし (デフォルト)
  • sha - SHA-1 認証
  • sha256 - SHA-256 認証
  • sha512 - SHA-512 認証

デフォルト値は、ユーザーに対して以前に定義された認証プロトコルです。

authPasswordユーザーの認証に使用されるパスワード。認証プロトコルが「sha」、「sha256」または「sha512」である場合は、指定する必要があります。
privProtocolユーザーに使用されるプライバシー・プロトコル (暗号化)。値は、以下のいずれかにすることができます。
  • none - SNMP メッセージの暗号化なし (デフォルト)
  • aes128 - AES-18 暗号化

デフォルト値は、ユーザーに対して以前に定義されたプライバシー・プロトコルです。

privPasswordユーザーのプライバシー/暗号化に使用されるパスワード。認証プロトコルが「aes128」である場合は、指定する必要があります。

最小ファームウェア・レベル

11.70.2