VAAIの有効化または無効化
set storageArray vaaiEnabledコマンドは、ストレージ・アレイのVMware vStorage API Array Architecture (VAAI) をオンまたはオフにします。
対応アレイ
このコマンドは、DE2000H、DE4000H、DE4000F、DE6000H または DE6000F の個々のストレージ・アレイに適用されます。
ロール
このコマンドをストレージ・アレイに対して実行するには、Storage Admin ロールが必要です。
コンテキスト
ストレージ・アレイでは最初からVAAIがオンになっています。VAAIを実行しない場合や、VAAIが原因でストレージ・アレイに問題が発生している場合は、このコマンドを使用してVAAIをオフにします。影響を受けるストレージ・アレイは、コマンドの実行元のストレージ・アレイのみです。
構文
set storageArray vaaiEnabled=(TRUE | FALSE)
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
vaaiEnabled | VAAIをオンまたはオフにする設定。VAAI をオンにするには、このパラメーターを TRUE に設定します。VAAI をオフにするには、このパラメーターを FALSE に設定します。デフォルト設定では、VAAIはオンになっています。 |
注記
注
VAAIを使用すると、一部のストレージ・タスクがサーバー・ハードウェアからストレージ・アレイにオフロードされます。ストレージ・タスクをストレージ・アレイにオフロードすると、ホストで実行する必要のあるタスクが削減されるため、ホストのパフォーマンスが向上します。
注
VAAI 設定を表示するには、 show storageArray odxSetting コマンドを使用します。
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