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入出力コントローラー (IOC) ダンプの保存

save IOCLogコマンドは、ストレージ・アレイ内のコントローラーからホスト上のファイルにIOCダンプを保存します。

対応アレイ

このコマンドは、DE2000H、DE4000H、DE4000F、DE6000H または DE6000F の個々のストレージ・アレイに適用されます。

ロール

このコマンドをストレージ・アレイに対して実行するには、Storage Admin ロールが必要です。

構文

save IOCLog [file="<var id="GUID-F002116C-5C1C-4538-A9E6-2E3424B0916C__V1166960" className="keyword varname">filename</var>"]

パラメーター

パラメーター説明
file

IOCダンプの保存先となるファイル・パスとファイル名。ファイル名は二重引用符 (" ") で囲みます。次に例を示します。


file="C:\Array Backups\IOCcoredump1.7z"


このコマンドは圧縮ファイルにデータを保存し、ファイルにファイル拡張子 .7z を付加します。ストレージ・アレイ内のコントローラーのIOC関連データを格納するファイルのデフォルト名には、ストレージ・アレイのWWNが使用されます。

注記

このコマンドは、両方のコントローラーからIOCダンプ・ログ・データとIOCダンプ・メタデータを取得します。7zipファイル形式を使用して、取得したデータが指定した名前の単一のファイルに圧縮されてアーカイブされます。この7zipアーカイブ・ファイルの内容は次のとおりです。

  • ファイル名+「IOCLog」+[A|B].gz – コントローラー

    A またはコントローラー B (使用可能な場合) から取得した IOC ログ
  • ファイル名+「IOCLogInfo」+[A|B].txt - コントローラー

    A またはコントローラーBから取得された IOC ログのメタデータ情報コントローラーからIOCログ・データを取得できない場合は、メタデータ.txtファイルにエラーの状態と理由が記録されます。

エラー状態には次のものがあります。

  • コントローラー・プラットフォームとHICがIOCダンプをサポートしていない。

  • コントローラーでIOCダンプ・データが収集されていない。

圧縮されたログは人間が判読できる形式ではありません。テクニカル・サポートに渡して検証してもらう必要があります。