自動サポートの有効化または無効化 (すべてのアレイ)
このコマンドは、ストレージ・アレイの自動サポート (ASUP) 機能を有効または無効にし、テクニカル・サポート・サイトへのメッセージ送信を可能にします。ASUP機能を有効にすると、サポート関連データを収集してテクニカル・サポートに送信できるように、ASUP対応のストレージ・アレイが自動的に準備されます。このデータはその後、リモートでのトラブルシューティングや問題の分析に使用できます。
対応アレイ
このコマンドは、DE2000H、DE4000H、DE4000F、DE6000H または DE6000F の個々のストレージ・アレイに適用されます。
ロール
このコマンドをストレージ・アレイに対して実行するには、Storage Admin ロールが必要です。
コンテキスト
この機能を有効にしたあとに、必要に応じて自動サポート・オンデマンド機能を有効にし、さらに必要に応じて自動サポート・リモート診断機能を有効にすることができます。3つの機能はこの順序で有効化する必要があります。

構文
set storageArray autoSupport (enable | disable)
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
enable | disable | 自動サポートを有効または無効にできます。OnDemand機能とRemote Diagnostics機能が有効な場合、無効化の操作を行うと、OnDemand機能とRemote Diagnostics機能もオフになります。 |
例
SMcli -n Array1 -c "set storageArray autoSupport enable;"
SMcli completed successfully.
検証
show storageArray autoSupport コマンドを使用して、この機能を有効にしているかどうかを確認します。表示される出力の最初の行に、有効化のステータスが表示されます。
The AutoSupport feature is enabled on this storage array.
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