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計算ノードのコントロール、コネクター、および LED

コントロール、コネクター、および LED の詳細については、以下の情報を使用します。

次の図は、コントロール・パネル上のボタン、コネクター、および LED を示しています。


計算ノードのコントロール・パネルのボタン、コネクター、および LED
電源ボタン/LED (緑色)
計算ノードが Lenovo Flex System シャーシ経由で電源に接続されている場合、計算ノードの電源をオン/オフするには、このボタンを押します。
電源ボタンは、計算ノードのローカル電源制御が有効になっている場合にのみ機能します。ローカル電源制御は、CMM power コマンドおよび CMM Web インターフェースを使用して、有効/無効にします。
  • CMM power コマンドについての詳細は、CMM power コマンドを参照してください。
  • CMM Web インターフェースで、シャーシ管理メニューから「計算ノード」を選択します。詳しくは、Lenovo Flex System Chassis Management Module の Web インターフェースを参照してください。CMM Web インターフェース・オンライン・ヘルプに、すべてのフィールドおよびオプションについて説明されています。

計算ノードをシャーシから取り外した後、このボタンを押したままにすると、システム・ボード LED (light path 診断) がアクティブになります。詳細については、計算ノードのコントロール、コネクター、および LED を参照してください。

このボタンは、電源 LED としても機能します。この緑色の LED は、計算ノードの電源ステータスを次のように示します。
  • 高速で点滅: LED は、以下のいずれかの理由によって高速で点滅します。
    • 電源が入っているシャーシに計算ノードが取り付けられました。計算ノードを取り付けると、計算ノード内の Integrated Management Module II (IMM2) が初期化および Chassis Management Module との同期を行っている間、LED が高速で点滅します。計算ノードが初期化に要する時間は、システム構成によって異なります。
    • Chassis Management Module を介して計算ノードに電源許可が割り当てられていません。
    • Lenovo Flex System シャーシに、計算ノードの電源をオンにするための十分な電力がありません。
    • 計算ノード内の IMM2 が、Chassis Management Module と通信していません。

    計算ノードが電源オンできる状態になっている場合、電源 LED の点滅速度が遅くなります。

  • 低速で点滅: 計算ノードは Lenovo Flex System シャーシを介して電源に接続されており、電源をオンにする準備ができています。
  • 継続的に点灯: 計算ノードは Lenovo Flex System シャーシを介して電源に接続されており、電源がオンにされています。

計算ノードの電源がオンの場合、このボタンを押すと計算ノードが正常シャットダウンされ、シャーシから安全に取り外すことができるようになります。この動作には、オペレーティング・システムのシャットダウン (可能な場合) および計算ノードからの電源の切り離しが含まれます。

オペレーティング・システムが稼働している場合、シャットダウンを開始するために約 4 秒間ボタンを押さなければならないことがあります。

重要
4 秒間ボタンを押すことで、強制的にオペレーティング・システムを即時にシャットダウンします。データ損失の可能性があります。
識別 LED (青色)
システム管理者は、リモートでこの青色の LED を点灯させ、計算ノードの位置を視覚的に確認することができます。この LED が点灯しているときは、Lenovo Flex System シャーシ上の識別 LED も点灯します。識別 LED は、CMM led コマンド、CMM Web インターフェースおよび Lenovo XClarity Administrator アプリケーション (インストールされている場合) 、または Flex System Manager 管理ソフトウェア (インストールされている場合) を使用して、点灯させたりオフにしたりすることができます。
チェック・ログ LED (黄色)
この黄色の LED が点灯しているときは、イベント・ログに IMM イベントのログが記録される原因となる状態が発生したことを示しています。

チェック・ログ LED は、CMM led コマンド、CMM Web インターフェースおよび Lenovo XClarity Administrator アプリケーション (インストールされている場合)、または Flex System Manager 管理ソフトウェア (インストールされている場合) を使用してオフにすることができます。

  1. 別の方法として、CMM_INDICATES_ITE_ERROR_N コマンドを使用して、チェック・ログ LED を点灯させることができます。詳しくは、Flex System Chassis Management Module: Command-Line Interface リファレンス・ガイドを参照してください。
  2. CMM イベント・ログを参照して、この状態の原因を判別できます。詳しくは、計算ノードを再起動しないイベント・ログの表示を参照してください。
障害 LED (黄色)
この黄色の LED が点灯しているときは、計算ノードでシステム・エラーが発生したことを示しています。さらに、シャーシのシステム LED パネル上の障害 LED が点灯します。CMM イベント・ログおよび light path 診断 LED を調べて、この状態の原因を判別できます。詳しくは、計算ノードを再起動しないイベント・ログの表示を参照してください。計算ノード上の LED の詳細については、Light path 診断 LED を参照してください。
障害 LED は、エラーが修正された場合にのみオフになります。
障害 LED がオフになった後、IMM イベント・ログも消去する必要があります。Setup Utility を使用して IMM イベント・ログを消去します。
I/O 拡張ユニット障害 LED (黄色)
この黄色の LED が点灯しているときは、計算ノードに取り付けられている I/O 拡張ユニットにエラーが発生したことを示しています。さらに、計算ノード障害 LED とシャーシのシステム LED パネル上の障害 LED が点灯します。CMM イベント・ログおよび light path 診断 LED を調べて、この状態の原因を判別できます。詳しくは、計算ノードを再起動しないイベント・ログの表示を参照してください。計算ノード上の LED の詳細については、Light path 診断 LED を参照してください。

障害 LED は、エラーが修正された場合にのみオフになります。

障害 LED がオフになった後、IMM イベント・ログも消去する必要があります。Setup Utility を使用して IMM イベント・ログを消去します。
ハードディスク・ドライブ活動 LED (緑色)
緑色の LED が、すべてのホット・スワップ・ドライブ上にあります。この緑色の LED が点灯しているときは、関連するハード・ディスクまたはソリッド・ステート・ドライブが活動していることを示しています。
  • この LED が点滅しているときは、ドライブがアクティブでデータの読み取りまたは書き込みをしていることを示します。

  • SAS および SATA ドライブの場合、この LED は、ドライブの電源がオンになっていてもドライブがアクティブでないときにはオフになります。

  • NVMe (PCIe SSD) のソリッド・ステート・ドライブの場合、この LED は、ドライブの電源がオンになっていてもドライブがアクティブでないときには点灯します。

ハードディスク活動 LED は、取り付けられているドライブ・タイプによっては、ハードディスク前面の別の位置に存在する場合があります。
ハードディスク・ドライブ状況 LED (黄色)
この黄色の LED の状態は、関連するハード・ディスクまたはソリッド・ステート・ドライブのエラー状態または RAID 状況を示しています。
  • この黄色の LED が点灯し続けているときは、関連するドライブにエラーが発生したことを示しています。LED は、そのエラーが解決された後にのみオフになります。CMM イベント・ログを参照して、この状態の原因を判別できます。詳しくは、計算ノードを再起動しないイベント・ログの表示を参照してください。
  • この黄色の LED が低速で点滅しているときは、関連するドライブが再ビルド中であることを示しています。
  • この黄色の LED が高速で点滅しているときは、関連するドライブを見付けているところであることを示しています。
ハードディスク状況 LED は、取り付けられているドライブ・タイプによっては、ハードディスク前面の別の位置に存在する場合があります。
KVM コネクター
このコネクターには、コンソール・ブレークアウト・ケーブルを接続します (詳細については、コンソール・ブレークアウト・ケーブル を参照)。
重要
コンソール・ブレークアウト・ケーブルは、計算ノードに付属のものだけを使用してください。他のタイプのコンソール・ブレークアウト・ケーブルを接続しようとすると、コンソール・ブレークアウト・ケーブルおよび計算ノードが損傷する可能性があります。
ベスト・プラクティスとして、コンソール・ブレークアウト・ケーブルは、各 Lenovo Flex System シャーシ内で一度に 1 つの計算ノードのみに接続することが推奨されます。
USB コネクター
この USB 3.0 コネクターには、USB デバイスを接続します。
ベスト・プラクティスとして、USB デバイスは、各 Lenovo Flex System シャーシ内で一度に 1 つの計算ノードのみの前面に接続することが推奨されます。