Windows オペレーティング・システムをインストールする場合、「デバイス マネージャ」に不明な RNDIS デバイスがリストされることがあります。Lenovo は、このデバイスを識別するための Windows INF ファイルを提供します。署名されたバージョンの INF ファイルは、Windows 版の IMM2、UEFI、および DSA の更新パッケージのすべてに含まれています。ibm_rndis_server_os.inf を取り付けるには、次の手順で行います。
Windows 用の LAN over USB デバイス・ドライバーをインストールするには、以下のステップを実行してください。
これらの手順は、計算ノードで Windows オペレーティング・システムが稼働しており、ibm_rndis_server_os.inf ファイルがまだインストールされていない場合にのみ実行する必要があります。このファイルをインストールする必要があるのは一度のみです。このファイルは、Windows オペレーティング・システムが LAN over USB の機能を検出および使用するために必要です。
- Windows 版のサーバーまたは計算ノード UEFI コード・パッケージを入手します (詳細については、ファームウェアおよびデバイス・ドライバーの更新 を参照)。
- ファームウェア更新パッケージから、ibm_rndis_server_os.inf および device.cat ファイルを抽出し、そのファイルを \WINDOWS\inf サブディレクトリーにコピーします。
-x path コマンドライン・インターフェース・オプションを使用してファイルを抽出することができます。このオプションの詳細については、更新パッケージに付属の README ファイルを参照してください。
- (Windows 2003 の場合) ibm_rndis_server_os.inf ファイルを右クリックして「インストール」をクリックし、ファイルをインストールします。これにより、同じ名前の PNF ファイルが \WINDOWS\inf に生成されます。
(Windows 2008 の場合) をクリックし、RNDIS デバイスを見つけます。をクリックします。サーバーまたは計算ノードに \Windows\inf ディレクトリー (ibm_rndis_server_os.inf ファイルを検出できるディレクトリー) を指定して、デバイスをインストールします。
- をクリックします。「ネットワーク アダプタ」を右クリックし、「ハードウェア変更のスキャン」を選択します。イーサネット・デバイスが 検出および取り付けられたことを確認する小さなポップアップが表示されます。「新しいハードウェアの検出ウィザード」が自動的に開始します。
- 「Can Windows connect to Windows Update to search for software?」というプロンプトが表示されたら、「いいえ、今回は接続しません」を選択します。「次へ」をクリックして先に進みます。
- 「What do you want the wizard to do?」というプロンプトが表示されたら、「一覧または特定の場所からインストールする (詳細)」を選択します。「次へ」をクリックして先に進みます。
- 「Please choose your search and installation options」というプロンプトが表示されたら、「検索しないで、インストールするドライバを選択する」を選択します。「次へ」をクリックして先に進みます。
- 「Select a hardware type, and then click Next」というプロンプトが表示されたら、「ネットワーク・アダプター」を選択します。「次へ」をクリックして先に進みます。
- 「Completing the Found New Hardware Wizard」というメッセージのプロンプトが表示されたら、「終了」をクリックします。新規のローカル・エリア接続が表示されます。「This connection has limited or no connectivity」というメッセージが表示された場合は、このメッセージを無視してください。
- 「デバイス マネージャ」に戻ります。「ネットワーク アダプタ」の下に、「IBM USB Remote NDIS Network Device」または「Lenovo USB Remote NDIS Network Device」が表示されます。
- Setup Utility を使用して、IP アドレスを表示または設定します。IP アドレスの詳細については、表 1 を参照してください。
- キーボード、モニター、およびマウスをコンソール・ブレークアウト・ケーブルに接続し、コンソール・ブレークアウト・ケーブルを計算ノードに接続します。
- 計算ノードの電源をオンにします (計算ノードの電源オン を参照)。
- プロンプト「Press <F1> Setup」が表示されたら、F1 を押します。管理者パスワードが設定されている場合、すべての Setup Utility メニューにアクセスするには、管理者パスワードを入力しなければなりません。管理者パスワードを入力しないと、Setup Utility の限られたメニューしか使用できません。
- 「System Settings」→「Integrated Management Module」→「Network Configuration」を選択します。
- IP アドレスを確認します。
- Setup Utility を終了します。