Light path 診断

Light path 診断は、サーバーの各種外部コンポーネントおよび内部コンポーネント上にある LED のシステムで、これを使用して障害のあるコンポーネントを特定することができます。エラーが発生すると、サーバーの前面にあるオペレーター情報パネルで LED が点灯し、次に障害が起こったコンポーネント上で点灯します。特定の順序で LED を確認することにより、多くの場合、エラーの原因を確認できます。

エラーを示す LED が点灯すると、サーバーが電源に接続されたままであり、パワー・サプライが正しく作動していれば、それらの LED はサーバーの電源がオフになってもそのまま点灯しています。

サーバーの内部の light path 診断 LED を確認する前に、『安全について』(安全について) および静電気の影響を受けやすいデバイスの取り扱いをお読みください。

エラーが発生した場合、次のように続行してください。

サーバー前面のオペレーター情報パネルを見ます (オペレーター情報パネルを参照)。
- チェック・ログ LED が点灯している場合、サーバーの分離されていない障害状態に関する情報が IMM イベント・ログまたはシステム・イベント・ログで入手可能であることを示しています。
- システム・エラー LED が点灯しているときは、エラーが発生したことを示します。
サーバーのカバーを取り外し、サーバーの内部を見て、点灯している LED がないかどうかを確認します。サーバー内のいくつかのコンポーネントには LED があり、点灯して問題の場所を示します。
サーバー・カバーの内側にあるシステム・サービス・ラベルには、オペレーター情報パネルまたは LCD 操作パネル・アセンブリーが示すエラーに対応する、内部コンポーネントの概要が示されています (オペレーター情報パネルまたは LCD 操作パネル・アセンブリーを参照)。多くの場合、エラーを診断するための十分な情報がここから得られます。
注
ハード・ディスクおよびパワー・サプライ上の LED を見るには、サーバーのカバーを取り外す必要はありません。

下図は、システム・ボード上の LED を示しています。

図 1. システム・ボード・エラー LED

8 個の 2.5 型ホット・スワップ・サーバー構成の場合、LCD 操作パネル・アセンブリーも付属しており、システムによって報告されたエラーの現在のリストなどの情報を表示します。LCD 操作パネル・アセンブリーの詳細については、LCD 操作パネル・アセンブリーを参照してください。

注

LCD 操作パネル・アセンブリーは、8 個の 2.5 型ホット・スワップ・サーバー構成にのみ取り付けられます。

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