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1400 ワットまたは 900 ワットのホット・スワップ電源の取り付け

1400 ワットまたは 900 ワットの AC ホット・スワップ電源をサーバーに取り付ける際に考慮する必要のある取り付け手順と注意については、以下の情報を参照してください。

以下の情報および手順は、4 ソケット・サーバーと 8 ソケット・サーバーの両方に適用されます。
以下のリストは、サーバーにホット・スワップ 1400 ワットまたは 900 ワットの AC ホット・スワップを取り付ける際に考慮すべき情報について、説明しています。
  • 追加の電源または別の電源を取り付ける場合は、新しい電源オプションに付属している電源定格ラベルをサーバー背面に貼り付けます。
  • 110 V 入力ソースから給電される 4 つの 900 ワットまたは 4 つの 1400 ワットのホット・スワップ電源は、(4 ソケット・ノードごとに) 限定された構成用の N+N 冗長性サポートを提供します。
  • 220 V AC 入力ソースから給電される 4 つの 1400 ワットのホット・スワップ電源は、(4 ソケット・ノードごとに) 完全構成用の N+N 冗長性サポートを提供します。
  • 電源ベイは 2 つの電源ドメインに分けられています。電源ベイ 1 と 3 は電源ドメイン A、電源ベイ 2 と 4 は電源ドメイン B にあります。
  • 取り付ける電源をサーバーがサポートしていることを確認するには、Lenovo ServerProven Web サイトを参照してください。
  • サーバーに電源を取り付けるときに考慮する必要のあるその他の注意および情報については、電源の取り付けを参照してください。
  • 次の表に、サポートされている電源構成での装着順序をリストします。これらの構成は、8 ソケット・サーバーのそれぞれの 4 ソケット・ノードに適用されます。
    表 1. 各 4 ソケット・ノードのサポートされる電源構成の装着順序.

    各 4 ソケット・ノードのサポートされる電源構成の取り付け順序

    電源構成注:
    1 つの電源電源をベイ 3 に取り付けます。この構成は、電源の冗長性をサポートしません。ベイ 1、2、および 4 には、電源フィラーを取り付ける必要があります。
    2 つの電源電源をベイ 2 および 3 に取り付けて、フィードの冗長性のために各電源を別々の電源フィードに接続します。両方の電源のタイプが同じでなければなりません (つまり、同じワット数、AC 電源または DC 電源)。ベイ 1 および 4 には、電源フィラーを取り付ける必要があります。
    4 つの電源電源 1、2、3、および 4 の入力タイプが同じでなければなりません (つまり、すべてが AC 電源、またはすべてが DC 電源)。
  • サーバーで 900 ワットと 1400 ワットの電源を混用する場合、下記にリストされているように電源を取り付ける必要があります。
    表 2. 4 電源構成で 900 ワットと 1400 ワットの AC 電源を混用する場合の装着順序 (4 ソケット・ノードごとに).

    4 電源構成で 900 ワットと 1400 ワットの AC 電源を混用する場合の装着順序 (4 ソケット・ノードごとに)

    2 個の電源入力フィードを使用する場合は、電源 1 および 3 を入力フィード A に接続して、電源 2 および 4 を入力フィード B に接続します。
    電源の装着順序電源のワット数
    ベイ 1 および 4900 ワット
    ベイ 2 および 31400 ワット
    または
    ベイ 1 および 41400 ワット
    ベイ 2 および 3900 ワット
  • 次の表に、220 V AC と 110 V AC の両方でサポートされる AC 電源構成をリストします。:
    表 3. 各 4 ソケット・ノードのサポートされる AC 電源構成 (220 V AC および 110 V AC の両方).

    各 4 ソケット・ノードのサポートされる AC 電源構成 (220 V AC と 110 V AC の両方) を示す、2 つの列とヘッダーから成る表

    電源数電源のワット数
    1900 ワット
    11400 ワット
    2900 ワット
    21400 ワット
    4900 ワット 2 つと 1400 ワット 2 つ
    4900 ワット
    41400 ワット
安全 5

注意
デバイスの電源制御ボタンおよび電源の電源スイッチは、デバイスに供給されている電流をオフにするものではありません。デバイスには 2 本以上の電源コードが使われている場合があります。デバイスから完全に電気を取り除くには電源からすべての電源コードを切り離してください。


安全 8

注意
電源または次のラベルが貼られている部分のカバーは決して取り外さないでください。

このラベルが貼られているコンポーネントの内部には、危険な電圧、強い電流が流れています。これらのコンポーネントの内部には、保守が可能な部品はありません。これらの部品に問題があると思われる場合は、サービス技術員に連絡してくだ さい。

ホット・スワップ電源を取り付けるには、以下のステップを実行してください。

  1. 作業を開始する前に、安全について、および 取り付け作業上の注意事項をお読みください。
  2. サーバーの塗装されていない金属面に、電源が入っている帯電防止パッケージを触れさせてから、電源をパッケージから取り出し、静電気防止板の上に置きます。
  3. 電源を空のベイに取り付ける場合は、電源ベイから電源フィラー・パネルを取り外します。
  4. 電源を取り付けるには、以下のいずれかの手順を使用します。
    1. 1400 ワット電源を取り付けるには、次の手順に従ってください。
      1. 電源後部のハンドルをつかみ、電源の前方にスライドして、しっかり収まるまで電源ベイに入れます。電源が電源コネクターにしっかりと接続されていることを確認します。

        1400 ワット電源の取り付け図
      2. 5 に進みます。
    2. 900 ワット電源を取り付けるには、次の手順に従ってください。
      1. 電源ベイの (ベイの壁面に向かって) 左側に電源スペーサーを挿入し、カチッと音がしてベイの側面のタブに収まるまでスライドさせます。

        900 ワット電源の取り付け図
      2. 電源背面にあるハンドルをつかみ、電源を前方にスライドさせて、カチッと音がするまで電源ベイ (スペーサーの隣) に挿入します。電源が電源コネクターにしっかりと接続されていることを確認します。
      3. 5 に進みます。
  5. 電源コードが誤って抜けないように、サーバー背面にあるケーブル用の面ファスナーを使用して電源コードを配線します。
  6. 新しい電源の電源コードを、電源の電源コード・コネクターに接続します。
  7. 電源コードのもう一方の端を、正しく接地されたコンセントに接続します。
  8. 電源の AC 電源 LED が点灯していることを確認します。これは、十分な電力が電源コードを介して電源に供給されていることを示します。通常の動作時には、AC と DC の両方の電源 LED が点灯します。その他の LED の組み合わせについては、電源 LEDを参照してください。エラー LED が点灯していないことを確認します。
  9. サーバーを再起動します。サーバーが正常に始動し、新規に取り付けたデバイスを認識すること、およびエラー LED が点灯していないことを確認します。