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750 ワット、-48 ボルトから -60 ボルトの DC 電源の取り付け

750 ワット、-48 ボルトから -60 ボルトの DC 電源を取り付ける際に注意すべき考慮事項と、750 ワット、-48 ボルトから -60 ボルトの DC 電源をサーバーに取り付ける手順については、以下の情報を参照してください。

  • 以下の情報は、4 ソケット・サーバーと 8 ソケット・サーバーの両方に適用されます。
  • 4 つの 750 ワット、-48 DC 電源は、サーバーがサポートする唯一の 750 ワット、-48 ボルトの DC 電源構成です (4 ソケット・ノードごとに)。
  • -48 ボルトから -60 ボルトの DC 入力ソースから給電される 4 つの 750 ワットのホット・スワップ電源は、限定された構成用に N+N 冗長性サポートを提供します。
  • サーバーに電源を取り付けるときに考慮する必要のあるその他の注意および情報については、電源の取り付けを参照してください。

以下の注意書きでは、750 ワット、-48 ボルトから -60 ボルトの DC 電源を取り付ける際に考慮する必要がある事項について説明します。取り付ける電源をサーバーがサポートしていることを確認するには、Lenovo ServerProven Web サイトを参照してください。

注意:
  • 750 ワット、-48 V から -60 V の DC 電源の取り付けと取り外し、および 750 ワット、-48 V から -60 V の DC 電源への接続およびここからの切り離しは、Lenovo 認定サービス技術員以外の訓練を受けたサービス担当員のみに許可されています。
  • Lenovo サービス技術員は、750 ワット、-48 V から -60 V の DC 電源ケーブルの取り付けまたは取り外しを認定もしくは許可されていません。750 ワット、-48 V から -60 V の DC 電源ケーブルの取り付けまたは取り外しは訓練を受けたサービス技術員のみが行うように、お客様の責任でご手配ください。
  • サーバーには最大 4 つの DC 電源 (4 ソケット・ノード当たり) または最大 4 つの AC 電源 (4 ソケット・ノード当たり) を取り付けることができますが、同じサーバー内で DC と AC の電源を混用することはできません。
  • 電源ベイは 2 つの電源ドメインに分割されています (それぞれ 4 ソケット・ノード)。電源ベイ 1 と 3 は電源ドメイン A、電源ベイ 2 と 4 は電源ドメイン B にあります。
  • 750 ワット、-48 V から -60 V の DC 電源を取り付ける際には、感電あるいは電力災害のリスクを減らすために、次の手順に従ってください。
    • 定格 40 アンペアの回路ブレーカーを使用します。
    • 4 mm2 (10 AWG) 60° C 銅線を使用します。
    • 電源ケーブルを正しい長さに切断します。ただし、150 mm より短く切断しないでください。
    • 配線端子ねじを 0.50 から 0.60 ニュートンメートル (4.43 から 5.31 インチ・ポンド) のトルクで締めてください。
安全 8

注意
電源または次のラベルが貼られている部分のカバーは決して取り外さないでください。

このラベルが貼られているコンポーネントの内部には、危険な電圧、強い電流が流れています。これらのコンポーネントの内部に、保守が可能な部品はありません。これらの部品に問題があると思われる場合は、サービス技術員に連絡してください。







以下の説明は、4 ソケット・サーバーと 8 ソケット・サーバーの両方に適用されます。

750 ワット、-48 V から -60 V の DC 電源を取り付けるには、以下のステップを実行します。

750 ワット、-48 V から -60 V の DC 電源の取り付けと取り外し、および 750 ワット、-48 V から -60 V の DC 電源への接続およびここからの切り離しは、Lenovo 認定サービス技術員以外の訓練を受けたサービス担当員のみに許可されています。Lenovo 認定サービス技術員は、750 ワット、-48 V から -60 V の DC 電源ケーブルの取り付けまたは取り外しを認定もしくは許可されていません。750 ワット、-48 V から -60 V の DC 電源ケーブルの取り付けまたは取り外しは訓練を受けたサービス技術員のみが行うように、お客様の責任でご手配ください。
  1. 作業を開始する前に、このセクションの最初にある注意、安全について、および 取り付け作業上の注意事項をお読みください。
  2. サーバーの電源をオフにし (サーバーの電源をオフにするを参照)、接続されたすべての周辺機器の電源をオフにします。サーバーからすべての外部ケーブルを切り離します。
    重要
    静電気の影響を受けやすい部品を取り扱う場合、静電気により損傷を受けないように注意してください。これらの部品の取り扱い方法については、静電気の影響を受けやすいデバイスの取り扱いを参照してください。
  3. DC 電源の回路ブレーカー (複数の場合もあり) の電源をオフにします。
    定格 40 アンペアの回路ブレーカーを使用していることを確認します。
  4. 電源を取り付ける電源ベイから、電源フィラー・パネルを取り外します。フィラーは、後で使用するために保存しておきます。
  5. サーバーの塗装されていない金属面に、電源が入っている帯電防止パッケージを触れさせてから、電源をパッケージから取り出し、静電気防止板の上に置きます。
  6. 新しい電源に DC 電源ケーブルを取り付けます。電源ケーブルのワイヤーが -48 V、アース、および -48 V リターン端子 (以下の図に示します) に確実に接続されていることを確認します。次の点を確認します。
    1. 4 mm2 (10 AWG) 60° C 銅線を使用します。
    2. 電源ケーブルを正しい長さに切断します。ただし、150 mm より短く切断しないでください。
    3. 配線端子ねじを 0.50 から 0.60 ニュートンメートル (4.43 から 5.31 インチ・ポンド) のトルクで締めてください。

    電源のケーブル接続を示す図
  7. 電源ベイの (ベイの壁面に向かって) 左側に電源スペーサーを挿入し、電源ベイの側面のタブに収まってカチッと音がするまでスライドさせます。

    電源の取り付け図
  8. 電源背面にあるハンドルをつかみ、電源を、カチッと音がしてコネクターにしっかりと収まるまでスライドさせ、ベイ (スペーサーの隣) に挿入します。
  9. DC 電源ケーブルのもう一方の端を DC 電源に接続します。
    追加の電源を取り付ける場合は、電源オプションに付属している電源定格ラベルをサーバー背面に貼り付けます。

    電源の定格ラベルの図
  10. DC 電源の回路ブレーカー (複数の場合もあり) の電源をオンにします。
  11. 電源ケーブルが誤って抜けないように、サーバー背面にあるケーブル用の面ファスナーを使用して電源コードを配線します。
  12. すべてのケーブルを周辺デバイスに再び取り付けます。
  13. サーバーを再起動します。サーバーが正常に始動し、新規に取り付けたデバイスを認識すること、およびエラー LED が点灯していないことを確認してください。