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信頼性、可用性、および保守容易性

このトピックでは、サーバーの信頼性、可用性、および保守容易性 (RAS) 機能の概要を記載しています。

コンピューターの設計上で、最も重要な要素は、信頼性 (reliability)、可用性 (availability)、および保守容易性 (serviceability) (RAS) です。RAS 機能によって、サーバーに保管されているデータの保全性を保ち、サーバーが必要なときに使用できるようにし、問題を容易に診断して修理することができます。

ご使用のサーバーには、次の RAS 機能があります。
  • 部品に対して 3 年間、作業に対して 3 年間の限定保証
  • 24 時間サポート・センター
  • 自動エラー再試行およびリカバリー
  • マスク不可割り込み (NMI) 時の自動再起動
  • 電源障害後の自動再起動
  • Integrated Management Module (IMM) の制御下での基本入出力システム・スイッチングのバックアップ
  • ファン、電源、温度、電圧、および電源の冗長性のための組み込み監視
  • 大半のコネクター上のケーブル存在の検出
  • Chipkill メモリー保護
  • Corrected Machine Check Interrupt (CMCI)
  • x4 DRAM テクノロジー DIMM のための SDDC (Single Device Data Correction) (16 GB の DIMM でのみ使用可能)。これにより、ハード障害の後に、最大 2 つの DRAM DIMM のうち単一の x4 DRAM DIMM でデータが使用可能になります。各ランクにある 1 つの x4 DRAM DIMM は、スペース・デバイスとして予約されています。
  • ServeRAID およびイーサネット・アダプターの診断サポート
  • DRAM Single Device Data Correction (SDDC)
  • 動的メモリー・マイグレーション
  • 拡張 DRAM Single Device Data Correction (SDDC+1)
  • 拡張 DRAM Double Device Data Correction (SDDC+1)
  • エラー・コードとメッセージ
  • エラー修正コード (ECC) L3 キャッシュおよびシステム・メモリー
  • 障害 DIMM の識別
  • フル・アレイ・メモリー・ミラーリング (FAMM) 冗長性
  • 速度感知機能付きのホット・スワップ冷却ファン
  • ホット・スワップ・ハードディスク・ドライブ
  • ホット・スワップ冗長電源
  • 内蔵ベースボード管理コントローラー (BMC) サブシステム
  • Integrated Management Module (IMM)
  • LCD システム情報表示パネル
  • DIMM、マイクロプロセッサー、PCIe アダプター、ハードディスク・ドライブ、ソリッド・ステート・ドライブ、電源、ファン、PCIe モジュール、および I/O モジュールの light path LED
  • メモリー・アドレス・パリティー保護
  • メモリー・デマンドおよびパトロール・スクラビング
  • メモリー・エラー修正コードおよびパリティー・テスト
  • メモリー・サイズの縮小 (非ミラーリング・メモリー)。ミラーリングされていない修正不能なエラーをメモリー・コントローラーが検出した後にサーバーを再起動し、メモリー・コントローラーが操作上の回復をできない場合、IMM は修正不能なエラーをログに記録して POST に通知します。POST は、修正不能なエラーがあるメモリーを論理的にマップから外し、サーバーは残りの取り付け済みメモリーを使用して再起動します。
  • メモリー・ミラーリングとメモリー・ランク・スペアリングのサポート
  • メモリー・サーマル・スロットル
  • メニュー方式によるシステム構成、および、RAID 構成プログラムのセットアップ
  • マイクロプロセッサーの組み込みセルフテスト (BIST)、内部エラー・シグナル監視、内部サーマル・トリップ・シグナル監視、構成検査、および light path 診断によるマイクロプロセッサーと電圧調節モジュールの障害識別
  • マスク不可能割り込み (NMI) ボタン
  • オペレーティング・システム・メモリー・オンライニング (容量変更)
  • PCIe バスのパリティー・チェック
  • PCIe ホット・アドおよび取り外しのサポート
  • PCIe ホット・プラグ (マイクロプロセッサー 2 および 3 のみ)
  • 電源管理: 拡張構成と電力インターフェース (ACPI) 準拠
  • 電源オン・セルフテスト (POST)
  • メモリー、SAS/SATA ハードディスク・ドライブまたはソリッド・ステート・ドライブ、およびファンの障害予知 (PFA) アラート
  • フェイルオーバー・サポート付きの冗長イーサネット機能
  • 冗長ホット・スワップ電源および冗長ホット・スワップ・ファン
  • 冗長ネットワーク・インターフェース・カード (NIC) サポート
  • 一時的にシステム・エラー LED をオフにするためのリマインド・ボタン
  • リモートのシステム問題判別のサポート
  • ROM ベース診断および Flash ROM ベース・コードと診断のアップグレード
  • ROM チェックサム
  • メモリー上の Serial Presence Detection (SPD)、システム・ボード上の VPD、電源、およびハードディスク・ドライブまたはソリッド・ステート・ドライブのバックプレーン、マイクロプロセッサーおよびメモリー拡張トレイ、ならびにイーサネット・アダプター
  • Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) による過度の訂正可能エラーまたは複数 bit エラーの単一 DIMM 分離
  • SMI クロック・フェイルオーバー
  • SMI レーン・フェイルオーバー
  • SMI パケット再試行
  • ソリッド・ステート・ドライブ
  • システム管理機能や監視用のスタンバイ電圧
  • リモート初期プログラム・ロード (RIPL) または動的ホスト構成プロトコル/ブート・プロトコル (DHCP/BOOTP) の使用による LAN からの始動 (ブート)
  • 構成メニューからのシステム自動構成
  • システム・エラー・ログ (UEFI/POST および IMM)
  • Inter-Integrated Circuit (I2C) プロトコル・バスを通じたシステム管理監視
  • 温度およびファンの監視
  • 修正不能なエラー (UE) の検出
  • ローカルでの、または LAN 経由による、アップグレード可能 POST、Unified Extensible Firmware Interface (UEFI)、診断、IMM ファームウェア、および読み取り専用メモリー (ROM) 常駐コード
  • マイクロプロセッサーおよびメモリー拡張モジュール、PCIe 拡張モジュール、基本 I/O モジュール、ストレージおよび I/O モジュール、電源、および SAS/SATA (ホット・スワップ・ハードディスク・ドライブまたはソリッド・ステート・ドライブ) バックプレーンに関する重要プロダクト・データ (VPD)
  • Wake on LAN 機能