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サーバーの機能および仕様

この情報は、サーバーの機能および仕様の概要を知る上で役に立ちます。

特に指定がない限り、以下の情報は、4 ソケットおよび 8 ソケット・サーバーの機能および仕様の要約を示しています。ご使用のモデルによっては、使用できない機能があったり、一部の仕様が該当しない場合があります。

  • マイクロプロセッサー (モデルによって異なる):

    • このサーバーは、Intel Xeon™ EX バージョンの E7-48xx v2、E7-88xx v2、E7-48xx v3、E7-88xx v3、E7-48xx v4、および E7-88xx v4 シリーズのマイクロプロセッサーを、最大 4 個 (4 ソケット・サーバー) または 8 個 (8 ソケット・サーバー) サポートします。

    • 最大 37.5 MB キャッシュをコア間で共有する、最大 15 コアの Turbo 2.0

    • 最大 37.5 MB のレベル 3 キャッシュ

    • 以下を備えた 2 つの QuickPath Interconnect (QPI) リンク

      • 1 秒当たり最大 8 ギガ転送 (GT) の作動速度

        リンク速度は 6.4 GT/秒、7.2 GT/秒、または 8 GT/秒の範囲です。
      • マイクロプロセッサーごとに 3 つの QPI リンク (マイクロプロセッサーにより異なる)

      • QPI リンクごとに 2 つの 20 レーン Point-to-Point データ・リンク (各方向に 1 つずつ)

    • マイクロプロセッサーごとに、4 つの Scalable Memory Interconnect 2 (SMI2) リンク、最大 6.4 GT/秒

    • 各マイクロプロセッサーには 4 つのメモリー・チャネルがあり、各メモリー・チャネルには 2 つの DDR チャネルがあり、各 DDR チャネルは 3 つの DIMM をサポート

    • Intel EX マイクロプロセッサー + C600 シリーズ・チップ・セット (PCH)

    • ハイパースレッディング・テクノロジー

    • プロセッサーごとに最大 32 個の PCIe Gen3 レーン

    サーバーに使用されているマイクロプロセッサーのタイプと速度を判別するには、Setup Utility を使用します。
  • メモリー (モデルにより異なる):

    • DIMM コネクター: 4 ソケットの場合は 96 個、8 ソケットの場合は 192 個

    • コンピュート・ブックごとに 24 個の DIMM コネクター

    • DDR3 コンピュート・ブック:
      • タイプ: PC3-12800R 1600 MHz、PC3L-12800 1600 MHz または PC3L-10600 1333 MHz の Load Reduced (LR) single-rank、double-rank、または quad-rank、ECC、240 ピン、DDR3 Registered SDRAM DIMM のみ

      • 標準の 4 GB、8 GB、16 GB RDIMM、および 16 GB、32 GB、64 GB LR-DIMM をサポートします

      • 1.35 ボルトの registered DIMM をサポートします (詳細については、『メモリー・モジュールの取り付け』を参照)

    • DDR4 コンピュート・ブック:
      • タイプ: PC4-17000、registered、ECC、2400 MHz で 288 ピン、1333 MHz、1600 MHz、または 1866 MHz で実行可能

      • 標準の 4 GB、8 GB、16 GB RDIMM、および 16 GB、32 GB、64 GB LR-DIMM をサポートします

      • 1.2 ボルトの registered DIMM をサポートします (詳細については、『メモリー・モジュールの取り付け』を参照)

    • single rank x4、dual rank x4、quad rank x4、single rank x8、dual rank x8、quad rank x8 RDIMM 構成

    • サーバーは 200 GB および 400 GB の eXFlash™ DIMM もサポートします。これを未使用の DIMM スロットに取り付けて、ハイパフォーマンス・ストレージ機能を高めることができます。

  • ドライブ拡張ベイ (モデルによって異なります):

    サーバーは、4 ソケット・システムごとに最大 16 個のドライブをサポートします (ドライブのバックプレーン構成によって異なります)。以下のタイプのドライブがサポートされます。
    • l.8 型ホット・スワップ Serial Attached SCSI (SAS) ソリッド・ステート・ドライブ (SSD)

    • 2.5 型ホット・スワップ Serial Attached SCSI (SAS) ハードディスク・ドライブ (HDD) およびソリッド・ステート・ドライブ (SSD)

    • 2.5 型ホット・スワップ不揮発性メモリー Express (NVMe) PCIe ソリッド・ステート・ドライブ (SSD)

  • PCI 拡張スロット (モデルにより異なる):

    このサーバーは、以下にリストされている最大 12 個の PCIe アダプター・スロット (2 つの I/O ブックが取り付けられている) を提供します。
    • 基本システムは以下のスロットを備えています。
      • 2 つの x16 フルハイト・スロット、Gen3、16 レーン配線 (PCIe Gen3、x16)

      • 1 つの x16 フルハイト・スロット、Gen3、8 レーン配線 (PCIe Gen3、x16 (8、4、1))

      • 2 つの x16 ロー・プロファイル・ホスト・バス・アダプター・スロット (ストレージ・ブック内)、Gen3、各 8 レーン配線 (PCIe Gen3、x16 (8、4、1))

      • 1 つの x8 Gen3 専用 ML アダプター・スロット、8 レーン配線 (非標準 PCIe コネクター)

    • オプションのハーフサイズ I/O ブックは以下のスロットを備えています。
      • 1 つの x16 フルハイト・スロット、Gen3、16 レーン配線 (PCIe Gen3、x16)

      • 2 つの x8 フルハイト・スロット、Gen3、各 8 レーン配線 (PCIe Gen3、x8)

    • オプションのフルサイズ I/O ブックは以下のスロットを備えています。
      • 2 つの x16 フルハイト・スロット、Gen3、各 16 レーン配線 (PCI3 Gen3、x16)

      • 1 つの x8 フルハイト・スロット、Gen2、4 レーン配線 (PCIe Gen3、x8 (4、1))

    また、オプションは、フルサイズ、フルハイト、およびロー・プロファイル PCIe アダプターをサポートします。
  • 電源:

    サーバーは、最大 4 つの以下の電源をサポートします。
    • 1400 ワット AC 入力電源

    • 900 ワット AC 入力電源

    • 750 ワット、-48 ボルトから -60 ボルトの DC 入力電源

    さらに、以下の情報も検討してください。
    • 基本モデル (4 ソケット・ノード) には、1 個の 900 ワット電源または 1 個の 1400 ワット電源が標準装備されています (モデルによる)。

    • サポートされている電源構成に対して、4 ソケット・システムごとに最大 4 個の 900 ワット (110 または 220 V AC 自動感知) もしくは 4 個の 1400 ワット AC (110 または 220 V AC 自動感知) ホット・スワップ電源。

    • 220 V AC 入力ソースから給電される 4 つの 1400 ワットのホット・スワップ電源は、4 ソケット・ノードごとに完全構成用の N+N 冗長性サポートを提供します。

    • -48 ボルトから -60 ボルトの DC 入力ソースから給電される 4 つの 750 ワットのホット・スワップ電源は、4 ソケット・ノードごとに限定された構成用に N+N 冗長性サポートを提供します。

    • 110 V 入力ソースから給電される 4 つの 900 ワットまたは 4 つの 1400 ワットのホット・スワップ電源は、4 ソケット・ノードごとに限定された構成用に N+N 冗長性サポートを提供します。

  • ホット・スワップ・ファン:

    サーバーは、デュアル・モーター、反転、速度制御ホット・スワップ・ファンを備えた最大 10 個のファン・パックをサポートします (各ファン・パックに 2 つのファンで、合計 20 個のファン)。

  • RAID コントローラー:

    このサーバーには、以下の RAID アダプター・オプションが選択可能です。
    • ServeRAID M5120 SAS/SATA コントローラー (System x 用)

    • ServeRAID M5210 SAS/SATA コントローラー (System x 用)

  • 内蔵機能:

    • Integrated Management Module II (IMM2)。サービス・プロセッサーの制御および監視機能、ビデオ・コントローラー、およびリモート・キーボード、ビデオ、マウス、ならびにリモート・ハードディスク・ドライブ機能を提供します。

    • Light path 診断

    • 8 つの USB ポート:
      • サーバーの前面に 3 つ (3.0 ポート 2 つと 2.0 ポート 1 つ)

      • サーバーの背面に 4 つ (すべて 2.0 ポート)

      • ハイパーバイザー・ソフトウェア・キー用に 1 つの内部 2.0 ポート

    • サーバーの背面にシステム管理ネットワーク接続用の 1 Gb Base-T イーサネット・ポート・システム管理コネクター 1 個。このコネクターは IMM v2 機能専用であり、1 Gb の速度で稼働します。

    • 1 個の DB-15 シリアル・ポート

    • 2 個の DB-9 VGA ポート

    オプションのデュアル・ポートおよびクアッド・ポート・イーサネット・アダプター (iSCSI、vNIC、TCP/IP オフロード・エンジン (TOE)、Fiber Channel over Ethernet (FCoE)、および Wake on LAN サポート付き) は、最大 10 Gb の能力を提供できます。
  • ビデオ・コントローラー (IMM2 に内蔵):

    Matrox G200eR コア (2 つのアナログ・ポート、前面に 1 つ、背面に 1 つ、同時に接続可能)
    最大ビデオ解像度は 1600 x 1200 (75 Hz) (UXGA) です。1680 x 1050 (WSXGA+) ワイド画面解像度をサポートします。
    • DDR3 528 MHz SDRAM ビデオ・メモリー・コントローラー

    • Avocent デジタル・ビデオ圧縮

    • ビデオ・メモリーは拡張不可

  • サイズ:

    • 高さ (4 ソケット): 172.8 mm (6.8 インチ)

    • 高さ (8 ソケット): 350.6 mm (13.8 インチ)

    • 奥行き (4 ソケットおよび 8 ソケット): 811.2 mm

    • 幅 (4 ソケットおよび 8 ソケット): 447 mm

    • 最大重量 (4 ソケット): 54.7 kg (完全構成時)

    • 最大重量 (8 ソケット): 110 kg (完全構成時)

  • 音響放出ノイズ

    このサーバーでは、機能、出力、および必要とされる冷却能力がそれぞれ大きく異なる複数のオプションがサポートされます。それらのオプションで必要とされる冷却能力が高いほど、ファンの速度が上がり、音響出力レベルが高くなります。設置済み環境の実際の音圧レベルは、さまざまな要因によって異なります。これらの要因には、設置済み環境内のラックの台数、部屋のサイズ、材質、および構成、他の装置からのノイズ・レベル、部屋の周囲温度と圧力、および従業員と装置の位置関係が含まれます。
    • 4 ソケット・システム:
      • 公称音響出力、アイドル時: 6.3 ベル

      • 公称音響出力、動作時: 6.7 ベル

    • 8 ソケット・システム:
      • 公称音響出力、アイドル時: 6.6 ベル

      • 公称音響出力、動作時: 7.0 ベル

  • 環境:

    eXFlash DIMM がサーバーに取り付けられている場合、eXFlash DIMM がサポートする環境は次のとおりです:
    • 温度: 5°C から 30°C (41°F から 86°F)

    • 高度: 0 m から 1000 m

    • 室温:
      • サーバー電源オン時: 5°C から 40°C。高度: 0 m から 3050 m。950 m を超える高度では、175 m 上昇するごとに最高乾球温度を 1°C ずつ下げてください。最大変化率 20°C/時間。

      • サーバー電源オフ時: 5°C から 45°C

      • 配送時: -40°C から +60°C

      このサーバーは ASHRAE Class A3 ガイドラインに合わせて設計されています。
    • 湿度範囲 (結露なし):
      • サーバー電源オン時: 最小 = -12°C 露点と 8% から 85% 相対湿度のどちらか高い (湿気が多い) 方。最大露点: 24 °C

      • サーバー電源オフ時: 8% から 85% 相対湿度。最大露点: 27°C

      • 出荷時: 5% から 100%

    • 粒子汚染

      重要
      浮遊微小粒子や反応性ガスは、単独で、あるいは湿気や気温など他の環境要因と組み合わされることで、サーバーにリスクをもたらす可能性があります。微粒子およびガスの制限に関する情報は、粒子汚染を参照してください。
  • 排気量:

    • 最適な排気量: 毎分 35 立方フィート (CFM)

    • 標準的な排気量: 50 CFM

    • 最大排気量: 160 CFM

  • 発熱量 (消費電力):

    概算発熱量 (消費電力):
    • アイドル時の最小構成 (4 ソケット): 145 ワット

    • アイドル時の最小構成 (8 ソケット): 290 ワット

    • 最大構成 (4 ソケット): 3470 ワット

    • 最大構成 (8 ソケット): 6940 ワット

  • 電源入力:

    • 正弦波入力 (50 または 60 Hz) 必須

    • 低電圧入力
      • 最低: 100 V AC

      • 最高: 127 V AC

    • 高電圧入力レンジ:
      • 最低: 200 V AC

      • 最高: 240 V AC

    • 入力電力 (kVA) (近似値):
      • 最小 (4 ソケット): 0.030 kVA (システム電源オフ時)

      • 最小 (8 ソケット): 0.060 kVA (システム電源オフ時)

      • 最小 (4 ソケット): 0.146 kVA (アイドル時)

      • 最小 (8 ソケット): 0.292 kVA (アイドル時)

      • 標準 (4 ソケット): 1,260 kVA

      • 標準 (8 ソケット): 2,520 kVA

      • 最大 (4 ソケット): 3,505 kVA 最大 (8 ソケット): 7,010 kVA

    1. 電力消費量および発熱量は、取り付けたオプション機構の数とタイプ、および使用する電源管理オプション機構によって異なります。
    2. 音響レベルは、管理された音響環境のもとで、米国規格協会 (ANSI) S12.10 および ISO 7779 によって指定された手順に従って測定されたもので、ISO 9296 に従って報告されています。特定の場所における実際の音圧レベルは、室内反響およびその他の近隣の騒音源によって、ここに示した平均値を超える場合があります。放出ノイズ・レベルは、無作為にサンプルとして抽出されたシステムの公称 (上限) 音響出力レベル (ベル単位) です。
  • セキュリティー:

    このサーバーは NIST 800-131A に完全に準拠しています。管理デバイス (Integrated Management Module II) で設定されたセキュリティー暗号化モードによって、サーバーが作動するセキュリティー・モードが決定されます。セキュリティー暗号化モードの設定または変更の方法の詳細については、『Integrated Management Module II ユーザーズ・ガイド』の「Integrated Management Module II ユーザーズ・ガイド」を参照してください。

  • 製品タイプ:

    ラック・サーバー

  • 初製造年:

    2014

  • 最大電力 (ワット):

    電源」を参照してください。

  • アイドル状態電力 (ワット):

    199

  • スリープ・モード電力 (ワット):

    サーバーには適用されません。

  • オフ・モード電力 (ワット):

    28

  • ノイズ・レベル (サーバーの公称測定音響パワー・レベル):

    音響放出ノイズ」を参照してください。

  • テスト電圧および周波数:

    230V / 50 Hz または 60 Hz

  • 電力供給システムの合計高調波ひずみ:

    入力電圧波形の最大高調波コンテンツは、2% 以下になります。制限は EN 61000-3-2 に準拠します。

  • 計測装置のセットアップおよび電気テストに使用する回路に関する情報および資料:

    サーバー用の ENERGY STAR テスト方式: 内部 AC-DC および DC-DC 電源のエネルギー効率を計算するための ECOVA 一般テスト・プロトコル。

  • 本書で情報の判別に使用する測定方法:

    ENERGY STAR サーバー・バージョン 2.0 プログラム要件: 内部 AC-DC および DC-DC 電源のエネルギー効率を計算するための ECOVA 一般テスト・プロトコル。