BMC の出荷時のデフォルト値へのリセット
このトピックでは、BMC を出荷時のデフォルト設定にリセットする方法について説明します。
「BMC 構成」の下にある「バックアップと復元」を選択します。「構成ファイルからの BMC の復元」の下に「BMC を出荷時のデフォルト値にリセット」セクションがあります。
- 「BMC を出荷時のデフォルト値にリセット」をクリックします。注
この操作は、スーパーバイザーのユーザー権限レベルのユーザーのみが実行できます。
イーサネット接続が一時的に切断されます。リセット操作が完了した後、XClarity Controller Web インターフェースに再度ログインする必要があります。
- 「BMC を出荷時のデフォルト値にリセット」をクリックすると、確認ウィンドウがポップアップ表示され、チェック・ボックスを選択して以下の設定を保持できます。
ローカル・ユーザー設定の保持: 現在のユーザー/役割/グローバル設定がバックアップされます。コンテンツ CLI コマンド「users」/「roles」/「accesscfg」を復元します。例: ユーザー名/役割名/パスワードの有効期限の警告期間/パスワードの複雑さのルールが有効になっているなど。
ネットワーク設定の保持: 現在のネットワーク設定がバックアップされます。「ifconfig」 CLI コマンドのネットワーク出力を復元します。例: ホスト名/IPv4 アドレス/IPv6 アドレス/ゲートウェイなど。
「OK」をクリックすると、保持を選択した構成を除き、以前の構成の変更がすべて失われます。
BMC 構成を復元するときに LDAP を有効にする場合は、最初に信頼できるセキュリティ証明書をインポートしてから有効にする必要があります。
BMC ローカル・システムから操作している場合、結果として TCP/IP 接続が失われます。接続を復元するには、BMC ネットワーク・インターフェースを再構成する必要があります。
処理が完了した後、XClarity Controller は再起動されます。
BMC を出荷時のデフォルト値にリセットしても、リモート・コンソールの UEFI 設定およびアクセス・モード (シングル/マルチ・ユーザー) には影響しません (これはブラウザーの Cookie に保存されます)。