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電力変換ステーション (PCS) LED

このトピックでは、各種電源変換ステーション (PCS) の LED ステータスと対応する推奨操作について説明します。

ソリューションを起動するために必要な最小構成は、以下のとおりです。

  • 1 個の N1380 エンクロージャー

  • 1 個の SC750 V4 トレイ

  • スロット 7 およびスロット 18 のノードごとに 2 個の 32GB 2Rx8 DDR5 RDIMM (プロセッサーごとに 1 個の DIMM)

  • 15000W 電力変換ステーション

  • 1 個のディスク (任意のタイプ) (デバッグ用に OS が必要な場合)

  • 1 個の N1380 エンクロージャー

  • 1 個の SC777 V4 トレイ

  • 1 個の GB200-NVL4 ボード

  • 2 個の SOCAMM メモリー

  • 15000W 電力変換ステーション

  • 1 個のディスク (任意のタイプ) (デバッグ用に OS が必要な場合)

電力変換ステーションは、380 ~ 480 V AC 給電部から電力供給を受け、AC 入力を 48 V 出力に変換します。電源変換ステーションは、入力電圧範囲内でオートレンジが可能です。エンクロージャーには共通の電源ドメインが 1 つ存在し、システム変換コネクター経由でそれぞれのトレイとモジュールに電源を配分します。

AC の冗長性は、独立した AC 回路間で AC 電源コードの接続を分配することによって実現します。

各電源変換ステーションには、内部ウォーター・ループとコントローラーがあります。電力変換ステーション・コントローラーの電源は、変換コネクター経由で電源を供給しているいずれかの取り付け済み電力変換ステーションによって供給できます。

エンクロージャーは、入力電圧が低い電源変換ステーションと入力電圧が高い電源変換ステーションの混用をサポートしません。例えば、入力電圧が100 ~ 127 V AC の電源変換ステーションを、200 ~ 240 V AC 電源変換ステーションから電力が供給されるエンクロージャーに取り付けた場合、100 ~ 127 V の電源変換ステーションは電源オンになりません。100 ~ 127 V AC 電力変換ステーションが給電しているエンクロージャーにも同じ制限が適用されます。100 ~ 127 V AC 電力変換ステーションが給電しているエンクロージャーに 200 ~ 240 V AC 電力変換ステーションを取り付けると、200 ~ 240 V AC 電力変換ステーションの電源はオンになりません。

次の図は、電力変換ステーションの LED を示しています。

図 1. 電力変換ステーション (PCS) LED

1 入力 (AC) 電源 LED (緑色)3 電源変換ステーション (PCS) の LED (黄色)
2 出力 (DC) 電源 LED (緑色) 

各 DWC PCS には 3 つの LED があります。

1 AC 電源 LED (緑色): この LED が点灯 (緑色) している場合、対応する PCS ベイ内の PCS に AC 電源が供給されていることを示しています。

2 DC 電源 LED (緑色): この LED が点灯 (緑色) している場合、対応する PCS ベイからエンクロージャーの変換コネクターに DC 電源が供給されていることを示しています。

3 電力変換ステーション (PCS) エラー LED (黄色): この LED (黄色) が点灯しているときは、対応する PCS ベイに障害が起こったことを示しています。システムから FFDC ログをダンプし、Lenovo バックエンド・サポート・チームに連絡して PCS データ・ログのレビューを行います。
DWC 電力変換ステーションから AC 電源コードを抜く場合、またはエンクロージャーから DWC 電力変換ステーションを取り外す場合は、事前に残りの電力変換ステーションの容量がエンクロージャー内のすべてのコンポーネントに必要な最小消費電力を満たしているかどうかを確認してください。