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1.8 型ハードディスク・ドライブの取り付け

以下の情報を使用して、1.8 型ハードディスク・ドライブを取り付けます。

以下の注意書きでは、このサーバーがサポートしているハードディスク・ドライブのタイプ、およびハードディスク・ドライブを取り付けるときに考慮する必要があるその他の情報を記載しています。
  • 計算ノードはそのモデルに応じて、ベイ内で最大 4 個の 1.8 型 SAS/SATA ハードディスク・ドライブをサポートします。
  • サーバーでサポートされているオプションのデバイスのリストについては、Lenovo ServerProven Web サイト を参照してください。
  • ドライブとドライブ・ベイを調べて、損傷が発生した形跡がないか確認します。
  • ドライブがドライブ・ベイに正しく取り付けられていることを確認します。
  • ハードディスク・ドライブの取り付けについては、ServeRAID アダプターの資料を参照してください。
  • サーバー内のホット・スワップ・ドライブはすべて同一スループット定格速度でなければなりません。異なる定格速度のドライブを使用した場合、すべてのドライブが最低のスループット速度で作動することがあります。
  • ケーブルの取り付けまたは取り外しを含む手順を実行する場合、計算ノードの電源をオフにする必要があります。
重要
サーバーの電源がオンになっているときにサーバーの内部コンポーネントに静電気が放電されると、サーバーが停止するおそれがあり、それによってデータが失われる可能性があります。このような問題が起きないように、電源をオンにしたサーバー内部の作業を行うときは、常に静電気放電用のリスト・ストラップを着用するか、またはその他の静電気防止対策を採用してください。

1.8 型ハードディスク・ドライブを取り付けるには、次のステップを実行してください。

  1. 安全についておよび 取り付け作業上の注意事項をお読みください。
  2. NeXtScale n1200 Enclosureに計算ノードが取り付けられている場合は、取り外します (手順についてはシャーシからの計算ノードの取り外しを参照)。
  3. 計算ノードのベゼルを手前に向けて、帯電防止されている平らな面に計算ノードを注意して置きます。
  4. カバーを取り外します (計算ノード・カバーの取り外しを参照)。
  5. 1.8 型ハードディスク・ドライブ・ケージのプランジャーを外側に引き、ケージを上側に回転させます。
    図 1. 1.8 型ハードディスク・ドライブ・ケージを持ち上げる
    1.8 型ハードディスク・ドライブ・ケージを持ち上げる
  6. フィラー・パネルが取り付けられている場合は取り外します。
  7. ディスク・ドライブが入っている帯電防止パッケージをサーバーの塗装されていない金属面に接触させた後、パッケージからディスク・ドライブを取り出します。
  8. トレイ・ハンドルが開いていることを確認し、ドライブが所定の位置にカチッと音を立てて収まるまでドライブ・ベイに慎重にスライドして挿入します。
    図 2. 1.8 型ハードディスク・ドライブの取り付け
    1.8 型ハードディスク・ドライブの取り付け
  9. 1.8 型ハードディスク・ドライブ・ケージのプランジャーを外側に引き、ケージがカチッと音を立てて所定の位置になるまで、ケージを下側に回転させます。
    図 3. 1.8 型ハードディスク・ドライブを下げる
    1.8 型ハードディスク・ドライブを下げる
    1. ハードディスク・ドライブを取り付けたら、ディスク・ドライブの状況 LED をチェックして、ハードディスク・ドライブが正常に動作していることを確認します。黄色のハードディスク・ドライブ状況 LED が連続して点灯している場合は、そのドライブに障害があり、交換する必要があります。緑色のハードディスク・ドライブ活動 LED が点滅している場合、そのドライブはアクセス中です。
    2. オプションの ServeRAID アダプターを使用してサーバーが RAID オペレーション用に構成されている場合は、ハードディスク・ドライブの取り付け後にディスク・アレイの再構成が必要な場合があります。RAID 操作に関する追加情報および ServeRAID マネージャーの使用に関する詳しい説明については、Lenovo ServeRAID Support CD に収録されている ServeRAID の資料を参照してください。
ハードディスク・ドライブ・バックプレートを取り付けた後、以下のステップを実行してください。
  1. 計算ノードにカバーを取り付けます (手順については 計算ノード・カバーの取り付けを参照)。
  2. 計算ノードをシャーシの中に取り付けます (手順については、シャーシへの計算ノードの取り付けを参照)。