インストールに関する問題の解決
この情報を使用して、システムのセットアップ時に発生する可能性のある問題を解決します。
ソリューションの電源がオンにならない
アウト・オブ・バンド・ネットワーク・インターフェースを介して XCC Web ページにログインできることを確認します。
電源ボタン LED を確認します。電源ボタン LED の点滅が低速になった場合、電源ボタンを押してソリューションの電源をオンにします。
パワー・サプライが正しく取り付けられており、パワー・サプライの LED が正常に点灯していることを確認します。
エラーが再発する場合、FFDC ログで詳細を確認します。
注FFDC ログの収集の詳細については、イベント・ログの収集を参照してください。
ソリューションをオンにすると、サーバーですぐに POST イベント・ビューアーが表示される
Lightpath 診断 LED によって示されているエラーがあればすべて訂正します。
ソリューションがすべてのロプロセッサーをサポートし、プロセッサーの速度とキャッシュ・サイズが相互に一致していることを確認します。
システム・セットアップからプロセッサーの詳細を表示できます。
プロセッサーがソリューションでサポートされているかどうかを判別するには、Lenovo ServerProven Web サイトを参照してください。
(トレーニングを受けた技術員のみ) プロセッサー 1 が正しく取り付けられていることを確認します。
(トレーニングを受けた技術員のみ) プロセッサー 2 を取り外して、ソリューションを再起動します。
次のコンポーネントを、リストに示されている順序で一度に 1 つずつ交換し、そのたびにソリューションを再起動します。
(トレーニングを受けた技術員のみ) プロセッサー
(トレーニングを受けた技術員のみ) システム・ボード
組み込みハイパーバイザーがブート・リストにない
オプションの組み込みハイパーバイザー・フラッシュ・デバイスが、起動時にブート・マネージャーの「<F12> Select Boot Device」で選択されていることを確認します。
オプションの組み込みハイパーバイザー・フラッシュ・デバイスに付属の資料を参照して、デバイスが正しく構成されていることを確認します。
他のソフトウェアがソリューション上で動作することを確認します。
ソリューションがハードディスク・ドライブを認識しない
ドライブがソリューションでサポートされていることを確認します。サポートされるハードディスク・ドライブのリストについては、Lenovo ServerProven Web サイトを参照してください。
ドライブがドライブ・ベイに正しく装着されていること、およびドライブ・コネクターに物理的損傷がないことを確認します。
SAS/SATA アダプターおよびハードディスク・ドライブに対して診断テストを実行します。ソリューションを起動し、画面の指示に従ってキーを押すと、デフォルトでは、LXPM インターフェースが表示されます。(詳細については、Lenovo XClarity Provisioning Manager ポータル・ページ にあるご使用のソリューションと互換性のある LXPM 資料の「起動」セクションを参照してください)。このインターフェースからハードディスク・ドライブ診断を実行できます。診断ページから、 の順にクリックします。
これらのテストに基づいて以下を実行します。アダプターがテストに合格したがドライブが認識されない場合は、バックプレーン信号ケーブルを交換してテストを再度実行します。
バックプレーンを交換します。
アダプターがテストに失敗する場合は、バックプレーン信号ケーブルをアダプターから切り離してから再度テストを実行します。
アダプターがこのテストに失敗する場合は、アダプターを交換します。
表示されるシステム・メモリーが取り付けられている物理メモリーよりも小さい
- 次の点を確認します。
オペレーター情報パネル上のエラー LED がどれも点灯していない。
メモリー・ミラーリング・チャネルが不一致の原因ではない。
メモリー・モジュールが正しく取り付けられている。
正しいタイプのメモリー・モジュールを取り付けている (要件については仕様を参照してください)。
メモリーを変更した場合、Setup Utility でメモリー構成を更新した。
すべてのメモリー・バンクが有効になっている。ソリューションが問題を検出したときにメモリー・バンクを自動的に無効にしたか、メモリー・バンクが手動で無効にされた可能性があります。
ソリューションを最小メモリー構成にしたときに、メモリー・ミスマッチがない。
DCPMM が取り付けられている場合:
アプリ・ダイレクト・モードまたは混在メモリー・モードでメモリーが設定されている場合は、DCPMM を交換する前に、保存したデータをバックアップします。作成したネームスペースはすべて削除されます。
DC Persistent Memory Module (DCPMM) のセットアップを参照して、表示されているメモリーがモードの説明に適合するかどうかを参照してください。
DCPMM で最近になってメモリー・モードに設定した場合、アプリ・ダイレクト・モードに戻し、削除されたネームスペースがないことを確認します (DC Persistent Memory Module (DCPMM) のセットアップを参照してください)。
Setup Utility を起動し、
を選択して、すべての DCPMM ユニットのロックが解除されていることを確認します。
メモリー・モジュールを取り付け直し、ソリューションを再起動します。
以下のようにして、POST エラー・ログをチェックします。
メモリー・モジュールがシステム管理割り込み (SMI) によって無効にされていた場合は、そのメモリー・モジュールを交換します。
メモリー・モジュールがユーザーまたは POST によって無効にされた場合は、メモリー・モジュールを取り付け直します。その後、Setup Utility を実行して、メモリー・モジュールを有効にします。
メモリー診断を実行します。ソリューションを起動して画面の指示に従ってキーを押すと、デフォルトでは、LXPM インターフェースが表示されます。(詳細については、Lenovo XClarity Provisioning Manager ポータル・ページ にあるご使用のソリューションと互換性のある LXPM 資料の「起動」セクションを参照してください)。 このインターフェースでメモリー診断を実行できます。診断ページから、 または「DCPMM テスト」に移動します。
DCPMM が取り付けられている場合、現在の DCPMM モードに基づいて診断を実行します。アプリ・ダイレクト・モード
DCPMM の DCPMM テストを実行します。
DRAM DIMM のメモリー・テストを実行します。
メモリー・モードおよび混在メモリー・モード
DCPMM のアプリ・ダイレクト容量の DCPMM テストを実行します。
DCPMM のメモリー容量のメモリー・テストを実行します。
注これら 2 つのモードで DRAM DIMM は、キャッシュとして動作し、メモリー診断には適用されません。
- (同じプロセッサーの) チャネル間でモジュールの位置を逆にしてから、ソリューションを再始動します。問題がメモリー・モジュールに関連したものである場合は、障害のあるメモリー・モジュールを交換します。注DCPMM が取り付けられている場合、メモリー・モードではこの方法のみを選択してください。
Setup Utility を使用してすべてのメモリー・モジュールを再度有効にし、システムを再起動します。
(トレーニングを受けた技術員のみ) 障害のあるメモリー・モジュールを、プロセッサー 2 のメモリー・モジュール・コネクター (取り付けられている場合) に取り付け、問題がプロセッサーに関するものでないこと、あるいはメモリー・モジュール・コネクターに関するものでないことを確認します。
(トレーニングを受けた技術員のみ) ノードを交換します。
新たに取り付けられた Lenovo オプション・デバイスが作動しない。
- 次の点を確認します。
デバイスがソリューションでサポートされている (Lenovo ServerProven Web サイトを参照)。
デバイスに付属の取り付け手順に従い正しい取り付けがされている。
取り付けた他のデバイスやケーブルを外していない。
Setup Utility で構成情報を更新した。メモリーまたは他のデバイスを変更する場合は、必ず構成を更新する必要があります。
取り付けたデバイスを取り付け直します。
取り付けたデバイスを交換します。