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メモリー・モジュールの取り付け

以下の情報を使用して、メモリー・モジュール・オプションを取り付けます。

このタスクについて

メモリーの構成およびセットアップについて詳しくは、メモリー・モジュールの取り付けの規則および順序を参照してください。
重要
  • 安全に作業を行うために、安全検査のチェックリストおよび取り付けのガイドラインをお読みください。

  • メモリー・モジュールの取り付けの規則および順序に記載されているサポートされている構成のいずれかを選択するようにしてください。

  • メモリー・モジュールは静電気放電の影響を受けやすく、特別な取り扱いが必要です。静電気の影響を受けやすいデバイスの取り扱いの標準のガイドラインを参照してください。
    • メモリー・モジュールの取り外しまたは取り付けの際には、必ず静電放電ストラップを着用してください。静電気放電グローブも使用できます。

    • 2 つ以上のメモリー・モジュールを互いに接触させないでください。保管中にメモリー・モジュールを直接重ねて積み重ねないでください。

    • 金色のメモリー・モジュール・コネクターの接点に触れたり、これらの接点をメモリー・モジュール・コネクターのエンクロージャーの外側に接触させたりしないでください。

    • メモリー・モジュールを慎重に扱ってください。メモリー・モジュールを曲げたり、ねじったり、落としたりしないでください。

    • メモリー・モジュールを取り扱う際に金属製の工具 (治具やクランプなど) を使用しないでください。固い金属によりメモリー・モジュールが傷つく恐れがあります。

    • パッケージまたは受動部品を持ってメモリー・モジュールを挿入しないでください。挿入時に力をかけることでパッケージに亀裂が入ったり受動部品が外れたりする恐れがあります。

重要
メモリー・モジュールの取り外しや取り付けは、一度に 1 つのプロセッサーに対して行います。
手順を参照してください
  • YouTubeで取り付けや取り外しの工程をビデオでご覧いただけます。

手順

  1. インストールするモジュールのいずれかに PMEM がある場合は、モジュールを物理的に取り付ける前に、以下の手順を実行してください。
    1. PMEM 名前空間に保管されているデータをバックアップします。
    2. 以下のいずれかのオプションを使用して、PMEM セキュリティーを無効にします。
      • LXPM

        「UEFI セットアップ」 > 「システム設定」 > 「Intel Optane PMEM」 > 「セキュリティー」 > 「押して、セキュリティーを無効にします」の順に移動し、パスフレーズを入力してセキュリティーを無効にします。

      • Setup Utility

        「システム構成およびブート管理」 > 「システム設定」 > 「Intel Optane PMEM」 > 「セキュリティー」 > 「押して、セキュリティーを無効にします」を押下し、パスフレーズを入力して、セキュリティーを無効にします。

    3. インストールされているオペレーティング・システムに対応するコマンドを使用して、名前空間を削除します。
      • Linux コマンド:

        ndctl destroy-namespace all -f

      • Windows Powershell コマンド

        Get-PmemDisk | Remove-PmemDisk

    4. 次の ipmctl コマンド (Linux および Windows の両方) を使用して、Clear Platform Configuration Data (PCD) および Namespace Label Storage Area (LSA) をクリアします。

      ipmctl delete -pcd

      別のオペレーティング・システムで impctl をダウンロードして使用する方法については、以下のリンクを参照してください。
    5. システムをリブートします。
  2. メモリー・モジュールが入っている帯電防止パッケージを、サーバーの外側の塗装されていない面に接触させます。次に、メモリー・モジュールをパッケージから取り出し、帯電防止面の上に置きます。
  3. システム・ボード上の必要なメモリー・モジュール・スロットを見つけます。
    図 1. メモリー・モジュール・スロットおよびプロセッサー・ソケットの位置
    Location of memory module slots and processor sockets
    表 1. メモリー・モジュールおよびプロセッサーの位置
    1 メモリー・モジュール・スロット 9–124 メモリー・モジュール・スロット 1–4
    2 プロセッサー・ソケット 25 メモリー・モジュール・スロット 5–8
    3 プロセッサー・ソケット 16 メモリー・モジュール・スロット 13–16
  4. メモリー・モジュールをスロットに取り付けます。
    1. 共通ツールを慎重に使用して保持クリップを押します。
    2. メモリー・モジュール・スロットの両端で、保持クリップを外側に押します。
    3. メモリー・モジュールをスロットに位置合わせし、両手でスロットにメモリー・モジュールを慎重に置きます。保持クリップがロック位置にはまるまでメモリー・モジュールの両端を強く真っすぐに押し下げて、スロットに取り付けます。
      重要
      • 保持クリップを破損したり、メモリー・モジュール・スロットを損傷しないように、クリップは丁寧に開閉してください。

      • メモリー・モジュールと保持クリップの間にすき間がある場合、メモリー・モジュールは挿入されていません。この場合、保持クリップを開いてメモリー・モジュールを取り外し、挿入し直してください。

      図 2. メモリー・モジュールの取り付け
      Memory module installation

終了後

Setup Utility を使用して新構成情報を変更し、保存します。計算ノードの電源を入れると、メモリー構成が変更されたことを示すメッセージが表示されます。Setup Utility を起動して「設定の保存」を選択し、変更を保存します。詳細については、「ThinkSystem SN550 V2 セットアップ・ガイド」を参照してください。