Lenovo Processor Neptune Air Module の取り付け
このセクションの手順に従って、Processor Neptune Air Module (NeptAir) を取り付けます。
このタスクの実行は、Lenovo Service によって認定済みのトレーニングを受けた技術員が行う必要があります。適切なトレーニングおよび認定を受けずに取り外しまたは取り付けを行わないでください。
このタスクについて
安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインおよび 安全検査のチェックリストをお読みください。
サーバーと周辺機器の電源をオフにし、電源コードとすべての外部ケーブルを取り外します。サーバーの電源をオフにするを参照してください。
静電気の影響を受けやすい部品は、静電気にさらされないように、取り付け時まで帯電防止パッケージに入れて保管してください。静電気放電用リスト・ストラップなどの接地システムを使用して部品を取り扱ってください。部品は帯電防止板に置いてください。
| トルク・ドライバー・タイプ・リスト | ねじタイプ |
|---|---|
| Torx T30 プラス・ドライバー | Torx T30 ねじ |
手順
- ラジエーター・トレイをシャーシに取り付けます。図 1. ラジエーター・トレイの取り付け
トレイをシャーシ内に平らに置き、トレイのねじ穴がシャーシの穴と合うように右に移動します。
ねじを締めます。
- 配送用トレイから NeptAir モジュールを分離します。
- NeptAir モジュール配送用トレイの 6 本のねじを緩めます。
- モジュール・ハンドル (NeptAir ヒートシンク・ブラケット)を使ってNeptAir モジュールを持ち上げ、配送用トレイからモジュールを分離します。
- プロセッサーを NeptAir モジュール に取り付けます。
コールド・プレート・アセンブリー ラベルの三角形のマークを、プロセッサー・キャリアおよびプロセッサーの三角形のマークに合わせます。
NeptAir モジュール をプロセッサー・キャリアに取り付けます。
四隅のすべてのクリップがかみ合うまで、キャリアを所定の位置に押し込みます。
注ご使用のサーバーにプロセッサーが 1 個しか取り付けされていない場合 (一般にプロセッサー 1)、さらに取り付けを進める前に、プロセッサー 2 の空のプロセッサー・ソケットにカバーを取り付ける必要があります。図 2. プロセッサー・ソケット・カバーの取り付け
- NeptAir モジュール・ハンドルを開きます。図 3. ハンドルを開く
- プロセッサー NeptAir モジュール をシステム・ボード・アセンブリーに取り付けます。
- 反傾斜ワイヤー・ベイルを内側に回転させます。
- コールド・プレート・アセンブリー の三角マークと 4 本の Torx T30 ナットを、三角マークとプロセッサー・ソケットのねじ付きポストに合わせ、コールド・プレート・アセンブリー をプロセッサー・ソケットに挿入します。
ソケットのフックに収まるまで、反傾斜ワイヤー・ベイルを外側に回転させます。
コールド・プレート・アセンブリーおよびラジエーター に示されている取り付け順序で Torx T30 ナットを完全に締めます。ねじを止まるまで締めます。次に、コールド・プレート・アセンブリー およびプロセッサー・ソケットの間にすき間がないことを目視で確認します。(参考までに、ナットを完全に締めるために必要なトルクは 0.9 ～ 1.3 ニュートン・メートル (8 ～ 12 インチ ポンド) です。)
- NeptAir モジュール・ハンドルを下に回転させます。
注漏水検知センサー・モジュール の動作状況については、漏水検知センサー・モジュール上の LEDを参照してください。