マルチサーバー構成
マルチサーバー構成用のケーブルの配線方法については、このセクションを参照してください。
マルチサーバー構成
図のように、複数のサーバーをイーサネット・ケーブルで接続できます。
マルチサーバー構成の場合は、アダプターが取り付けられたサーバーに ThinkSystem OCP 4 to 1 Management Port Consolidation Adapter を取り付けて、 を「アップリンク MAC」に設定してください。
ThinkSystem OCP 4 to 1 Management Port Consolidation Adapter をサポートしているすべての ThinkSystem サーバーは、アダプターを介してマルチサーバー構成でチェーン接続できます。
ThinkSystem SR630 V4 の場合、ThinkSystem OCP 4 to 1 Management Port Consolidation Adapter は OCP スロット 1 でサポートされます。アダプターが取り付けられている場合、OCP スロット 2 はサポートされません。
効率を最適化するために、図のように必要な OCP モジュールを取り付けます。

1 ラック・スイッチ | |
2 サーバ 1 に取り付けられた ThinkSystem OCP 4 to 1 Management Port Consolidation Adapter | 3 サーバー 2 の XCC システム管理ポート |
4 サーバー 3 の XCC システム管理ポート | |
5 サーバー 4 の XCC システム管理ポート |
注
チェーン・サーバーは必ずしも同じラックに取り付ける必要はありません。ラック・スイッチ経由で複数のラック間で接続できます。以下の例の図を参照してください。
クロス・ラック・サーバー・チェーンの例1 ラック・スイッチ 2 ThinkSystem OCP 4 to 1 Management Port Consolidation Adapter 同じ OCP モジュール上の複数のポートをスイッチに接続して、スイッチのループを作成しないでください。
回避すべき接続の例1 ラック・スイッチ 2 ThinkSystem OCP 4 to 1 Management Port Consolidation Adapter 1 つの OCP モジュールを別の OCP モジュールに接続して、サーバー間でシリーズ接続を作成しないでください。複数サーバー構成の各 OCP モジュールは、ラック・スイッチに直接接続する必要があります。
回避すべき接続の例1 ラック・スイッチ 2 ThinkSystem OCP 4 to 1 Management Port Consolidation Adapter ネットワーク・インターフェース・ポートが UEFI で「アップリンク MAC」に設定されていない場合でも (注を参照)、下の図のようにサーバーを接続することで、マルチサーバー構成は機能します。効率を最適化するには、「アップリンク MAC」を選択することをお勧めします。
アップリンク MAC を選択しない接続例1 ラック・スイッチ 2 サーバ 1 に取り付けられた ThinkSystem OCP 4 to 1 Management Port Consolidation Adapter 3 サーバー 1 の XCC システム管理ポート 4 サーバー 2 の XCC システム管理ポート 5 サーバー 3 の XCC システム管理ポート