ハードディスク・ドライブの問題
ハードディスク・ドライブに関連した問題を解決するには、この情報を使用します。
サーバーがハードディスク・ドライブを認識しない
関連する黄色のハードディスク・ドライブ状況 LED を確認します。LED が点灯している場合、ドライブに障害があることを示します。
状況 LED が点灯している場合、ベイからドライブを外し、45 秒間待ちます。その後ドライブ・アセンブリーがハードディスク・ドライブ・バックプレーンに接続していることを確認して、ドライブを再度取り付けます。
関連する緑色のハードディスク・ドライブ活動 LED および黄色の状況 LED を確認し、以下のような状況に応じて操作を実行します。
緑色の活動 LED が点滅していて、黄色の状況 LED が点灯していない場合、コントローラーがドライブを認識し、正常に作動していることを示します。ハードディスク・ドライブに対して診断テストを実行します。サーバーを起動し、画面の指示に従ってキーを押すと、デフォルトで LXPM が表示されます。(詳細については、Lenovo XClarity Provisioning Manager ポータル・ページ にある、ご使用のサーバーと互換性のある LXPM 資料の「起動」セクションを参照してください。) このインターフェースからハードディスク・ドライブ診断を実行できます。診断ページで、 の順にクリックします。
緑色の活動 LED が点滅していて、黄色の状況 LED がゆっくり点滅している場合、コントローラーがドライブを認識し、再作成していることを示します。
いずれの LED も点灯または点滅していない場合は、ハードディスク・ドライブ・バックプレーンが正しく取り付けられているかどうかを確認します。詳細については、ステップ 4 に進んでください。
緑色の活動 LED が点滅していて、黄色の状況 LED が点灯している場合、ドライブを交換します。LED の活動状況が変わらない場合、ステップ「ハードディスク・ドライブの問題」に進んでください。LED の活動に変化がある場合は、ステップ 1 に戻ります。
ハードディスク・ドライブ・バックプレーンが正しく取り付けられていることを確認します。正しく取り付けられている場合、バックプレーンを曲げたり、動かすことなく、ドライブ・アセンブリーをバックプレーンに正常に接続することができます。
バックプレーン電源ケーブルを取り付け直し、ステップ 1 から 3 までを繰り返します。
バックプレーン信号ケーブルを取り付け直し、ステップ 1 から 3 までを繰り返します。
バックプレーン信号ケーブルまたはバックプレーンに問題がある可能性があります。
影響を受けたバックプレーン信号ケーブルを交換します。
影響を受けたバックプレーンを交換します。
ハードディスク・ドライブに対して診断テストを実行します。サーバーを起動し、画面の指示に従ってキーを押すと、デフォルトで LXPM が表示されます。このインターフェースからハードディスク・ドライブ診断を実行できます。診断ページから、 の順にクリックします。
これらのテストに基づいて以下を実行します。バックプレーンがテストに合格したがドライブが認識されない場合は、バックプレーン信号ケーブルを交換してテストを再度実行します。
バックプレーンを交換します。
アダプターがテストに失敗する場合は、バックプレーン信号ケーブルをアダプターから切り離してから再度テストを実行します。
アダプターがこのテストに失敗する場合は、アダプターを交換します。
複数のハードディスク・ドライブに障害が発生した
Lenovo XClarity Controller イベント・ログを調べて、パワー・サプライまたは振動に関連する他のイベントを確認し、それらのイベントを解決します。
ハードディスク・ドライブとサーバーのデバイス・ドライバーおよびファームウェアが最新レベルになっていることを確認します。
複数のハードディスク・ドライブがオフラインである
Lenovo XClarity Controller イベント・ログを調べて、パワー・サプライまたは振動に関連する他のイベントを確認し、それらのイベントを解決します。
ストレージ・サブシステム・ログを調べて、ストレージ・サブシステムに関連するイベントを確認し、それらのイベントを解決します。
1 台または 2 台の 7mm ドライブで障害の発生が確認された
報告されたドライブを取り外し、同じドライブ・ベイまたは別のドライブ・ベイに再取り付けします。
問題が解決しない場合は、現在のドライブを新しいドライブと交換することを検討してください。
問題が解決しない場合は、下部バックプレーンを交換することを検討してください。
問題が解決しない場合は、上部バックプレーンを交換することを検討してください。
交換したハードディスク・ドライブが再ビルドされない
ハードディスク・ドライブがアダプターに認識されているか (緑色のハードディスク・ドライブ活動 LED が点滅しているか) 確認します。
SAS/SATA RAID アダプターの資料を検討して、正しい構成パラメーターおよび設定値か判別します。
緑色ドライブ活動 LED が、関連するドライブの実際の状態を表示しない
ドライブを使用しているときに緑色のハードディスク・ドライブ活動 LED が点滅しない場合は、ハードディスク・ドライブに対して診断テストを実行してください。サーバーを起動して F1 を押すと、デフォルトでは Lenovo XClarity Provisioning Manager インターフェースが表示されます。このインターフェースからハードディスク・ドライブ診断を実行できます。診断ページから、 の順にクリックします。
ドライブを使用しているときに緑色のハードディスク・ドライブ活動 LED が点滅しない場合は、ハードディスク・ドライブに対して診断テストを実行してください。サーバーを起動し、画面の指示に従ってキーを押すと、デフォルトで LXPM が表示されます。このインターフェースからハードディスク・ドライブ診断を実行できます。診断ページから、 の順にクリックします。
ドライブがテストをパスする場合、バックプレーンを交換します。
ドライブがテストを失敗する場合、ドライブを交換します。
黄色のドライブ活動 LED が、関連するドライブの実際の状態を表示しない
サーバーの電源をオフにします。
SATA/SAS アダプターを取り付け直します。
バックプレーン信号ケーブルおよびバックプレーン電源ケーブルを取り付け直します。
ドライブを取り付け直します。
サーバーの電源をオンにして、ドライブ LED の活動を確認します。
U.3 NVMe ドライブが NVMe 接続で検出できるが、トライモードで検出できない
トライモードでは、NVMe ドライブは、PCIe x1 リンクを介してコントローラーに接続されます。U.3 NVMe ドライブを使用したトライモードをサポートするには、XCC Web GUI を使用して、バックプレーン上の選択したドライブ・スロットで U.3 x1 モードを有効にする必要があります。デフォルトでは、バックプレーンの設定は U.2 x4 モードです。
XCC Web GUI にログインし、左側のナビゲーション・ツリーから
を選択します。表示されるウィンドウで、「バックプレーン」の横にあるアイコン をクリックします。
表示されるダイアログ・ボックスで、ターゲット・ドライブ・スロットを選択し、「適用」をクリックします。
DC 電源サイクルを行って、設定を有効にします。