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パワー・サプライ・ユニットの取り付け

以下の情報を使用して、パワー・サプライを取り付けます。

このタスクについて

以下では、パワー・サプライの取り付け時に考慮すべき事項について説明します。
  • サーバーの出荷時には、デフォルトで 1 つのパワー・サプライしかありません。この場合、パワー・サプライはホット・スワップできません。冗長性モードまたはホット・スワップをサポートするには、追加のホット・スワップ・パワー・サプライを取り付けます。

  • Lenovo Capacity Plannerを使用してサーバーに構成されている必要な電力容量を計算します。Lenovo Capacity Planner の詳細については、以下を参照してください。

    Lenovo Capacity Planner Web サイト

  • 取り付けるデバイスがサポートされていることを確認します。サーバーでサポートされるオプション・デバイスのリストについては、以下を参照してください。

    Lenovo ServerProven Web サイト

  • このオプションにある電力情報ラベルを、パワー・サプライの近くにあるトップ・カバーに付けます。

    図 1. トップ・カバー上のパワー・サプライ・ラベルの例
    Example power supply label on the top cover

AC パワー・サプライの安全上の注意

以下のヒントでは、AC パワー・サプライの取り付け時に考慮すべき事項について説明します。

S035
shock hazard
注意

パワー・サプライまたはこのラベルが貼られている部分のカバーは決して取り外さないでください。このラベルが貼られているコンポーネントの内部には、危険な電圧、強い電流が流れています。これらのコンポーネントの内部には、保守が可能な部品はありません。これらの部品に問題があると思われる場合はサービス技術員に連絡してください。

S002
disconnect all power
注意
装置の電源制御ボタンおよびパワー・サプライの電源スイッチは、装置に供給されている電流をオフにするものではありません。デバイスには 2 本以上の電源コードが使われている場合があります。デバイスから完全に電気を取り除くには電源からすべての電源コードを切り離してください。
S001
shock hazard
危険
危険
電源ケーブルや電話線、通信ケーブルからの電流は危険です。

感電を防ぐために次の事項を守ってください。

  • すべての電源コードは、正しく配線され接地された電源コンセントまたは電源に接続してください。
  • ご使用の製品に接続するすべての装置は、正しく配線されたコンセントまたは電源に接続してください。
  • 信号ケーブルの接続または切り離しは可能なかぎり片手で行ってください。
  • 火災、水害、または建物に構造的損傷の形跡が見られる場合は、どの装置の電源もオンにしないでください。
  • デバイスに複数の電源コードが使用されている場合があるので、デバイスから完全に電気を取り除くため、すべての電源コードが電源から切り離されていることを確認してください。

DC パワー・サプライの安全上の注意

以下のヒントでは、DC パワー・サプライの取り付け時に考慮すべき事項について説明します。

注意

240 V DC warning statement

240 V DC 入力 (入力範囲: 180-300 V) は、中国本土でのみサポートされています。

1 個の 240 V DC パワー・サプライ・ユニットの電源コードを安全に取り外すには、以下の手順を実行します。手順に従わなかった場合、装置にデータの損失やその他の損害が生じる可能性があります。不適切な操作によって生じた損害や損失は、製造元の保証対象にはなりません。
  1. サーバーの電源をオフにします。

  2. 電源から電源コードを切り離します。

  3. パワー・サプライ・ユニットから電源コードを抜きます。

S035
shock hazard
注意

パワー・サプライまたはこのラベルが貼られている部分のカバーは決して取り外さないでください。このラベルが貼られているコンポーネントの内部には、危険な電圧、強い電流が流れています。これらのコンポーネントの内部には、保守が可能な部品はありません。これらの部品に問題があると思われる場合はサービス技術員に連絡してください。

S019
shock hazard
注意
デバイスの電源制御ボタンは、デバイスに供給されている電流をオフにするものではありません。デバイスには 2 本以上の電源コードが使われている場合があります。デバイスから完全に電気を取り除くには直流電源入力端子からすべての直流電源接続を切り離してください。
S029

危険
危険
–48V DC パワー・サプライの場合、電源ケーブルからの電流は危険です。

感電を防ぐために次の事項を守ってください。

  • 冗長性のあるパワー・サプライ・ユニットの取り外しや取り付けが必要な場合に、-48 V DC 電源ケーブルを接続または切り離します。
ケーブルの接続手順:ケーブルの切り離し手順:
  1. 本製品に接続されている対象の DC 電源および機器の電源をオフにします。
  2. パワー・サプライ・ユニットをシステム・ハウジングに取り付けます。
  3. DC 電源コードを製品に接続します。
    • -48 V DC 接続の正しい極性を確認します。RTN は + で、-Vin (標準 48 V DC) は - です。アースは接地場所にきちんとつなげてください。
  4. DC 電源コードを対象の電源に接続します。
  5. すべての電源をオンにします。
  1. パワー・サプライ・ユニットを取り外す前に、(ブレーカー・パネルで) 対象の DC 電源を切断するか、電源をオフにします。
  2. 対象の DC コードを取り外し、電源コードのワイヤー端子が絶縁していることを確認します。
  3. 対象のパワー・サプライ・ユニットをシステム・ハウジングから切り離します。

手順

  1. ホット・スワップ・パワー・サプライが入っている帯電防止パッケージを、サーバーの外側の塗装されていない面に接触させます。次に、ホット・スワップ・パワー・サプライをパッケージから取り出し、帯電防止面の上に置きます。
  2. パワー・サプライ・フィラーが取り付けられている場合は、取り外します。
    図 2. ホット・スワップ・パワー・サプライ・フィラーの取り外し
    Hot-swap power supply filler removal

  3. 新しいホット・スワップ・パワー・サプライをベイに挿入し、所定の位置にはまるまでスライドさせます。
    図 3. ホット・スワップ・パワー・サプライの取り付け
    Hot-swap power supply installation

  4. パワー・サプライ・ユニットを正しく接地された電源コンセントに接続します。
    • AC パワー・サプライ・ユニットについて:

      1. パワー・サプライ・ユニットの電源コネクターに電源コードの端を接続します。

      2. 電源コードのもう一方の端を、正しく接地されたコンセントに接続します。

    • –48V DC パワー・サプライ・ユニットについて:

      1. スロット・ドライバーを使用して、パワー・サプライの端末ブロックの 3 つの拘束ねじを緩めます。

      2. パワー・サプライ・ブロックと各電源コードのタイプ・ラベルを確認します。
        タイプPSU 端末ブロック電源コード
        入力-Vin
        アース

        GND
        入力

        RTN
      3. 各電源コードのピンの溝側を上に向けて、ピンを電源ブロックの対応する穴に差し込み、上記の表を参考にしてピンが正しいスロットに確実に入るようにします。

      4. 電源ブロックの拘束ねじを締め、ねじとコード・ピンが所定の位置に固定され、ベア・メタル・パーツが見えていないことを確認します。

      5. ケーブルのもう一方の端を適切に接地された電源コンセントに接続し、ケーブルの端が正しいコンセントに入っていることを確認します。

  5. ケーブルを配線し、ケーブルが他のシャーシ・コンポーネントへのアクセスの邪魔になっていないことを確認します。

デモ・ビデオ

YouTube で手順を参照